
犬は生きていた。
恐らく、
カナコの考えとしては、
どっちに転がっても死ぬのなら、
キッドの言いなりにはならない、
最後まで抵抗して死にたい・・・という考えの元、
菊千代にディーヴァの在処を教えて出し抜けるようにしたんでしょう
それはエンビに教えられた事柄のケジメにもあたるとは思いますけど・・・。
結局、菊千代を生き残らせ、ボンベロの進退を守り、自分だけが苦しんで死ぬ。。
カナコが選んだのはそういう自己犠牲的かつどこまでも「お人好し」な道だった
まるで、
祈りのような儚い人生・・・。
だけど、それはどこか美しく、逞しい。
カナコは(ある意味)最後まで自分を貫き通して生きた最期まで献身的な人だった、という訳だ。

今頃、カナコはどんな目に遭っているのだろう・・・
原作未読なんで正直この先を読むのが怖くもあるのですが、
まあ碌な目に遭ってないのは想像が付きます
上記のカット、
「ごめんなさい」とも「ありがとうございました」とも取れる絶妙な作画に仕上がっていて、
それをセリフやモノローグで一切説明しない粋な演出にも凄みを感じた今週のダイナー、
ボンベロの熱く煮え滾る想いにこれほどまでに感情移入出来た話数もあるまい
ボンベロが、今までで一番、殺意を持って、明確に「仕事」をしに行く・・・
それだけでもすっごくワクワクしますし、
どうか、
カナコを助けてくれ・・・!と願わざるを得ない素晴らしい展開になっているな。。と感じた
次週はCカラーで登場。。という事で益々盛り上がりそうでとっても楽しみです
しかし菊千代、
今やすっかり「可愛い」とか「愛おしい」って評価に(自分の中で)変わっちゃいましたね(笑
ここまで健気な犬だとそりゃ最高に愛着沸くだろうなあ。。と思いつつ、
菊千代の無事も含めて事態の好転を祈っております。
カナコ、しっかり生きてろよ・・・!