
まあでも実際・・・
そんなメリットなんか求めるかって言ったら求めないですよね
ただ傍にいるだけで安心したり、自分の淋しさを埋めてくれたり・・・
うん、
そういうのが一番ですよ
そんで、
今回は正直恋太郎のやり方が上手かったと思う
男でも惚れるわあんなこと言われたら!
っていう(笑

これはこれでスゴイ(笑
ぶっちゃけた話、
自分が異性にああいう事言われたら、
その場で泣き崩れる自信あるね!って思ったくらい格好良かったですね
多分、
恋太郎の中では主従関係みたいになるのが嫌だったのと、
メイドさんにも“自分の存在にも価値を置いて欲しかった”んでしょう
というか、
もっと言えば、
彼女が自分の事を卑下するのが嫌だったんでしょうね
人間不思議なもんで、
自分の事はいくらでも・・・尽きないほどに批判出来る
それこそウキウキで自分のダメなとこ言いまくれるんですけど(爆
その実、
他人が自分自身を卑下する発言してたら「そんな事ないのになー。」って必ず思うでしょ?
どころか「自分には無いもん沢山持ってるのになんでそういう思考になるんだろ?」とすら感じる
ただ、
それって自分が自分を卑下する時に他の誰かもそう思ってるかもしれないですよね
要するに自分自身では気付けてない自分自身の良さが誰しもあるっていう事なんです
恋太郎は、「それ」に気付いて欲しくてああいう行動や発言をしたんでしょうね
そもそも、
性欲が無いって時点で(完全に無欲ではないだろうけど笑)凄すぎるんですが、
流石にあんな事真顔で言われたらそりゃ惚れこむに決まってますよね
素の自分を好きになってくれる・・・とんでもない奇跡ですよ
なんかこう、
彼女の気持ちになると、
相当満たされるお話だな、、、と感じた、これまた秀逸なエピソードでした・・・!

でも犬可愛いのも素敵(笑
ただまあ、
尽くすのが好きな人も当然居ますからね(笑
ま、この場合は自分を卑下しなくなっただけでも良い事なのかな
間違いなく恋太郎の想いは確実に伝わったと思います。
そんな気持ちの繋がりが読んでて感銘を受けた31話でしたね
というか、
あまりにも完璧に近いお話だったんで、
実はツッコミどころもなく且つ説明するのも野暮なんでそこまで感想で言う事もないですね
ただただ、読んでていて爽やかな気持ちになれる、そういう恋愛の美しさが描かれていた、と思います
でも、
犬っぽい銘戸さんは、
それはそれで堪らないくらい可愛かったですね・・・!
お弁当の件とか、恋太郎があそこまで言うのもよく分かるわな
ここまで他人の事を真剣に考えて動ける、それだけで価値のある人、愛おしい人なんですよ。
そんな恋太郎の気持ちがストレートに伝わったからこそ益々尽くす気になったんでしょうね、多分(笑)。
それはそれで良い事のような気も・・・します、ね。