サブカルチャーマシンガン

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マルバス、キレる。/ノケモノたちの夜 第53夜「心火」

2020-09-23 | ノケモノたちの夜








ダンタリオンのしてる事は、
正しいとか正しくないとか越えてるんですよね
ただ純粋に殺し合いを愉しむ・・・そこに理屈とかある訳がないんです
言ってみれば人間とは考え方自体が違うので、はっきり言って相容れる訳がない
だって、彼は、正真正銘の“悪魔”だから・・・
ルーサーに関して言えば、
奥底にはまた悪魔とは違う「何か」があるんじゃないか、とは睨んでいます
でも状況としてはシンプルに「対・ダンタリオン達」になって来ていて読んでいて面白いです。







かと言って、
マルバスの行動が正義の味方かと言えばまた違う
ダンタリオン達の行動でウィステリアにも被害が及んだ
ウィステリアは自分の契約者であり、その契約者を傷付けられた怒り・・・
つまりはそれもまたある意味ではエゴイスティックな行動ではあるんです
要するに、
俺の女の心を傷付けたお前らは許さん!って事でしょ(爆
契約者としての激高と、それに加えてマルバスの個人的な憤りも加味された一撃は読んでてスカッとしたし、
でもダンタリオンも悪人ってよりかはただ単に悪魔なだけなのでなんかシンプルな面白味があるんですよね
何より、
自分の(色々な意味での)危険を省みず、
ダンタリオンを真正面からぶん殴りに行くマルバスは格好良かった
今週のノケモノたちの夜は某サラ金作者の漫画並みに男臭い豪快な内容で結構今までとは・・・
ちょっとテイストの違うカタルシスがあったかなあ、と(笑
ま、
一応ウィステリアの身を守る為にもやってる事なので、
契約内容的には(現状)問題無いんでしょうか
にしても、
ダンタリオンいきなり殴られて怒るどころか喜ぶなんて真性の戦闘狂なんだな、って思いました・・・笑

 
しかし、
今週のマルバスの漢っぷりをウィステリアにも見せて上げたかったですねぇ。