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【わたしのすてきなひと】真沼靖佳「はじめての諏訪さん」2巻

2022-09-20 | 単行本感想











1巻の感想でも話した通り、
元々は快楽天で知った漫画家で、
まあ要するに事前情報等ではなく完全な作者買いだった訳ですけど・・・
実にイイですね
あ、ちなみに、本作はピュアピュアな物語なのでサービスショットとかは皆無です
諏訪さんの水着チラ見せはありますが、、、それくらいですかね
というよりも、
表情を楽しむ漫画な気はしますね
表情と、キャラ個々のリアクションですね
主人公・・・なのかな
諏訪さん視点のエピソードも多いからどっちが主人公なのかは曖昧ですが、
一応相手役?の卓くんのリアクション芸の数々を見てるだけで面白い(笑
し、
そんな卓のどストレートな愛情表現にドキドキする諏訪さんを眺めてるのも楽しいですね
思春期ならではのこしょばゆいエピソードの数々にもニンマリしますけど、
それを彩る賑やかな作画や演出も良く雰囲気も実に抜群です
冒頭の、
ケータイショップの話はラブコメの旨味たっぷりで非常に素晴らしく感じられましたね。


1巻では、
諏訪さん・・・
どうでもいいけど、
「諏訪」って聞くと長野の野球強豪校である東海大諏訪を思い出します
ちょっと前に東海大三の名前で春の甲子園に出てたと思うけど、、、
って、
これマジでどうでもいい事書いてますね(笑
諏訪さんが東海大諏訪に進学すれば諏訪さんの高校みたいになるよなあ、とかね!

・・・・・マジでごめんなさい、脱線しまくりました(滝汗
諏訪さんが卓に惚れた理由も明らかになります
これ、
はっきりと心理描写だとかモノローグで❝説明❞されてる訳じゃないんですけど、
多分諏訪さんは「何でも出来る」みたいな扱いをされ過ぎて、
ああいう、、、まともな心配もされなかったし、
ましてや、
純粋に応援されるっていう事も無かったと思うんですよね
なので、卓の「ああいう反応」はきっと彼女にとっては新鮮だったんでしょうし、
嬉しかったんだろうなあ・・・なんて読んでて感じられたりしました
いつでも全力でぶつかってきてくれる素敵なひと
ただ単に良い人なんかじゃない、
それ以上の❝衝動❞をくれるのが山中卓という人物、、、だったりするんでしょうね
そんな二人の恋模様が加速して行く様・・・を眺めるのがまた楽しみです♬
きっと、諏訪さんにとって卓はある種のヒーローなんだろうなぁ
(そう考えるとこのタイトルもダブルミーニングみたいに思えますね)。










ところで、
本作の作画は本当に魅力的で、
良い意味で人間味があるというか、
きれい過ぎない良い意味でのゴチャゴチャ感があって本当にステキです
短い間隔で「良い意味で」って二回使いましたけど、でもそんな感じなんですよ
上手くて温かい感じの絵・・・海のカットとかマジで良かったですね。。
 それと、
なんだかんだ諏訪さんの水着チラ見せは良かったです・・・!(笑顔)
汚(けが)れちまった大人にとっては非常に眩しい光景であり、
また正しく眩しい漫画でもあったのでした。
3巻のレビューも書きます!