サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

TRICERATOPS「tour 2022 "Unite/Devide"」@Zepp DiverCity TOKYO 22.7.29

2022-09-13 | LIVE









7月29日にTRICERATOPSのライブを観てました。






トライセラのライブを観るのは11年ぶり(!)でした。
何故そこまで空いたのか・・・3月のバインもそうだったけど、
ぶっちゃけ特に理由なんてない
好きなものはずっと好き
ただ、
なんだろう、、、
好きでもずっと行ってない飲食店とかあるでしょ?
そういう感じですよねぇ
トライセラなんて、
行けば間違いなく楽しい!なんて分かり切ってるのにね。
 あ、
そういえば、
去年コーストのライブに行こうとしたんだった
ただそのライブは新木場コーストが閉館する~という事もあり、
チケットが取れなかったんですよね
そう考えると、
ある意味リベンジでもあったのかもしれないです。

しかし、
当日はトライセラのライブは過去に何度も観てる~という事もあり、
11年ぶりとは思えないくらいにすんなり入る事が出来ました
逆に、
会場のゼップダイバーシティの方が懐かしくて(笑
このハコに入ったのは6年ぶりだったんですけど、
やたら懐かしかったですね
あの、
なんていうんだろ、
アウトレット?の中に普通にライブハウスが存在してる感じ・・・は相変わらず斬新で素敵でした
意識して無かったけど、何気にこのハコに思い入れあったんだな、、、って。
6年ぶりに参れた事も嬉しかったしやっぱり綺麗で観やすいハコでした。
また自分の好きな歌手がここでやってくれる事に期待します♬







序盤はニューアルバムの曲。
カッチリと「マトリクスガール」から始まり、
最近の曲なのにやたら定番感もあったのが非常に良かった
新鮮だった「CLUB ZOO」、そして「仮面の国」と勿論そうでない曲もあった
でも、逆にその感覚もまた新しいトライセラに触れてる感覚があって良かったと思いますね
 ただ、
「いっそ分裂」はかなり浸透してました
あの90代前半ちっくなアレンジも入りやすい理由の一つだと思うけど、
個人的には、
個人的には・・・
この時って結構私生活で別離の経験が重なってて、
恐らくは他の方の数倍くらい感情移入しながら聴いてたので受けるカタルシスが凄かった
です
あのサウンドを生で聴けたのも嬉しかったし、今振り返ると、握り拳作りながら、
静かに高揚して涙腺にも少し来て・・・と自分の中ではこの日のハイライトの一つでしたね
 でも、
案外他の方も自分に負けないくらい感情移入してたかも?
やっぱり「さよならだけが人生だ」って云うけど、
それは年齢重ねれば重ねる程増えて来るから。
この曲は、
トライセラの新しいアンセムの一つになって欲しいな~なんて想いながら聴いてたのを思い出します
・・・・・ああ、自分、やっぱり意外と記憶力高いのかもしれない(笑


「いっそ分裂」だけで随分長くなってしまった。
「LOST」も、ライオンの様な猛々しいロックンロールっぷりを魅せていて素晴らしかった
自分の男性性が呼応する感じ・・・和田さんは「独自の世界に行ってしまった」みたいなMCしてたけど、
あの振り切れたロックンロールっぷりは異質かつ新鮮だったので機会があればまた聴きたい。。
「噴水」は、
演奏が気に入らなくてまさかの2回も聴けた(笑
一曲丸々ではなかったかな?
でも、
妙なお得感がありました・・・笑
生で聴くとよりメロディの瑞々しさが光ってて素敵でしたね。

前半は主にニューアルバムの楽曲オンリーで構成されてたんですが、
その構成もまたしっかりと新譜の世界に浸れて良かったように感じました
「THE GREAT ESCAPE」の軽快で格好良いロックソングっぷりも聴いてて小気味良かったし、
あの曲が終わった後の万雷の拍手がまた今でも印象的ですよね、振り返ってみると。


1stの「プレゼント」を和田さんがキーボードに持ち替えて可愛くプレイ、
そこからはじっくり楽曲を聴くモードに入ってましたが、
カーペンターズのカバー、
「Close to you」がまた抜群に良かった・・・!
っていうか、検索してこの曲がカーペンターズの曲なのを認識したレベルなんですが(恥)
改めて聴くと本当に良い曲、ちょっと雨の日にも似合うようなカバーになっててそこも粋でありました。
「リメインズ」の深淵なバラッドっぷりも心地良く、その後は再びロック・モードへ。


で、
「Believe The Light」だったんですが、
これがめちゃくちゃ格好良かった・・・・・!!!
CDよりもテンポ遅めでどっしりしてるアレンジが新鮮だったし、
トライセラ単体でプレイするとこんなにも王道のロックナンバーに変化するんだな。と
何より、
この時期は精神的にキてる時期でもあったので、
素直にこういう光を欲する楽曲がジーンと響いたのも大きかったですね
長めのアウトロでギターをガンガン弾きまくる和田さんの立ち振る舞いもまたカッコ良すぎた
 そこから、
和田さんが退場してリズム隊だけでセッションするパートもまたエグいくらいに痺れましたね!
改めてこの曲を聴くと素直に心に入って来る希望のメロディーっぷりが琴線に触れて、
ちょっとだけ未来を信じたくなるような、そんなエッセンスが堪らなかった
です
リリース音源ではコラボ楽曲になってるので、
ホントにライブならではというか、
この日この時でしか味わえなかった感覚・・・と想うと非常に尊いものでした。
こうやって振り返ってるだけで笑顔になるのが本当イイですね。


そこから、
「I GO WILD」の吉田さんのあの猛々しくテクニカルなドラミング、
攻撃的なアンサンブルが刺激的だった「FUTURE FOLDER」、
更に小学生の時から聴いている「ロケットに乗って」
と・・・
ライブの必殺ナンバーを惜しみなく矢継ぎ早に繰り出して行く!
特に「ロケットに乗って」はCDTVのオープニングでガキんちょの頃から触れてただけに、
懐かしくてイントロの時点で泣きそうになったりもしちゃいましたね(笑
 ただ、
アンコールで「キミにひとつ地球」を和田さんがソロで弾き語ったんですが、
それがまた素朴ですごく良くて・・・最後まで新譜の曲をアピールする構成がまたニクかったです
物販のファッションショーを挟んで(これも面白かった。トライセラはMCでも笑いを取る)、
「Shout!」「Raspberry」と鉄板の流れを作ってライブは終了、
デビュー25周年だっただけに、
デビュー曲でゆらゆらと踊れたのは小学生からのリスナーとしては感慨深くもありました・・・!

しかし、
個人的ハイライトは、
ダブルアンコールの「FEVER」かな。。
あんまり語って来なかったかもしれませんが、
自分が人生で初めて自分のお金で買ったアルバムがトライセラの2ndなんです
あのガイコツのジャケットのやつね。
そこに入ってた曲でもあるので、
なんか・・・
ある種のメッセージの様にも感じて。
音楽の神様からのね。
あのグルーヴィなアレンジと和田唱の「イェイイェイイェイ」を聴いてたら、
子供の頃の風景だとか当時好きだった食べ物とかも思い出して(笑
その頃の❝純粋な気持ち❞を忘れんなよ!っていう、
音楽の神からのメッセージだったのかも。

なんかね、心洗われたし、
ちょっと泣きそうにもなってたし、
やっぱりあの曲の言い回しは和田さん独特のもんだな~とも思ったし、
あの曲のリズムは相当時代先取りしてたんだな~とか思ったし。
結構、シンプルに乗るってよりは、頭の中で様々な感情が渦巻いてたりもしてました
アウトロの時はこれが永遠に続けば・・・って少し考えたりもしてたくらいの陶酔感でした。

そんな、新旧の曲でイカせてくれた理想的なワンマンライブで大満足!!
デビュー25周年の年に記念碑となるライブに参加出来たのも、
小学生の自分に自慢出来るかもしれないですね笑
おめでとうございました、そして、
ありがとうございました!!!








マトリクスガール
CLUB ZOO
仮面の国
いっそ分裂
LOST
噴水
噴水(やり直し)
ROSIE
THE GREAT ESCAPE
プレゼント
Close to you(カバー、カーペンターズ)
リメインズ
Believe The Light
DRUMS&BASS SESSION
I GO WILD
FUTURE FOLDER
ロケットに乗って

キミにひとつ地球
Shout!
Raspberry

FEVER










しかし、
平成から令和になって、
自分も30代後半になっても、
未だにトライセラの新曲にハマったりしてるのは、
なんか感慨深いもんですねぇ
まだまだトライセラの3人には駆け抜けてもらって、
ロック・シーンを面白くして欲しいですね。
今度は、
11年も空けずに参ります(~つもり、~たい、では無く、必ず有言実行します)!