サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

eastern youthの吉野寿の価値観に影響されて生きてきた、という話

2020-01-15 | お気に入りの楽曲
                      






嫌われたっていいじゃないか
裏切られたっていいじゃないか
あの世にゃ独りで行くもんだぜ (有象無象クソクラエ)







最近、
気付いたのですがどうも自分は吉野寿の歌詞にかなり影響を受けているらしい
取り分け、精神的に苦悩している最中によく浮かぶのが上記の歌詞で、
この曲はbedside yoshinoの曲なんですが、
一見「あの世にゃ独りで行くもんだぜ」って歌詞は寂しく聴こえるかもしれない
だけど、「まあどうせ死ぬときゃ結局一人だしなー。」って考えると、
逆にポジティブな気持ちになれるというか、
逆説的に応援歌にすら感じるほどなんですよ
そこがいいな。というか、
逆に「個人」を満喫しようぜ!誰かに頼るのを止めようぜ。という気分になれる
そういう効能がある・・・と同時に、純粋にあの世に行く時は結局一人。という価値観にも影響を受けています。



共感なんていらねえよ!
共感なんていらねえよ!
共感なんていらねえよ!
共感なんていらねえよ! (それに殺される前にあの空を撃て)




これもbedside yoshinoですが、素晴らしい歌詞ですよね
なんせ4回も繰り返してますからね(笑
それほど強固な意志、という事なんでしょうけど、
これは裏を返せば「自分がこう、と思ったのなら、それは、それのまんまでいい。」って事なんですよ
そこに安易なシンパシーは一切必要ない、あくまで自分ファースト・・・という、
そういうある種人として真っ当な想いを吐き出してるように思えて、
そこが好きですし、
逆に共感を求めない方がナチュラルさが醸し出されて共感される気もするんですよ
だから、始めから「そこ」ありきで動かないというか、 自分を貫くことを優先せよ!っていう。





こういう風に振り返ってみると、
eastern youth及びbedside yoshinoの歌詞によって、
「俺は俺、誰かは誰か」
「意志を曲げない」
「俺がこうしたいから、こうする。後の(見られ方は)任せる。」
そういう強固であり揺るぎない価値観を自分に与えてくれたなあ。としみじみ感じるんです
というか、色々な行動をするにあたって、eastern youth的な価値観を凄く選び取っている気がしたんですよ
それはもう中学生の頃からずっと聴いて来たからこそだろうな~、と思うし、
純粋に手前の血肉と化している、という事なんでしょうね
そんな自分を好きかはまあ置いといて(笑
自分らしいな、、、とは思う。

極めつけは、割と近年のこの曲。




価値観の共有の枠を超え
押し付けられる伝統と文化
そんなもの俺には要らない
同調圧力は正当化され
異論は否定され排除される
ガキの頃からずっと
生まれた時からずっと

(中略)

俺は同調しない (同調回路)




こうして歌詞を並べてるとこれまた物凄いな。って思うけど、
実際の歌声はもっと凄くて金切り声あげて怒号のように怒鳴ってますからね
しかも説教とかではなく、「個人的な」怒りの感情、激情をただただ垂れ流してるだけ
ヘッドフォンで聴いてると耳が痛くなるぐらいの大声ですが、それがイイんだよ。っていう(笑

例えば、
〇〇は〇〇。という価値観を集団で共有して、
それを晒したり見せつけるのはある種の暴力に当たると思うんですよ
そこで「個性」が失われていく、というか、
結局「いや、自分はこう思う。」っていうのが“個の味”になっていく訳ですから、
安易にそこに混ざらないというか、ちゃんとした取捨選択をしていく必要の方が大切だと思うんですよね
この曲は、頑固おやじの怒号ではなく、必死に自分を守ろうとする独立したメッセージなんですよ

そうやって「流されない」事が、
他の「流されたくない。」と感じてる誰かの「何か」に繋がる可能性だってありますし、
めちゃくちゃハードコアなサウンドですけど、歌ってる事自体は物凄く真っ当なフレーズだと思います
自分のいいたいこと、思ってる事は、誰が何と言おうと、はっきりと口に出す。押し黙らない。
正にパンクスピリットを貫き続けてるなあ、と感じる一曲だったので、
敢えて近年の曲からチョイスしてみました。






吉野さんの歌詞は、
何かに絶望/失望しつつも、
諦めない・・・のではなく、
ダメでも行くんだよ!
劣勢でも貫くんだよ!という、
悲壮な決意のような何か(こういう言い方が好き)が宿っていて、
その儚くも心に響く何くそ魂に何度も精神的な好影響を与えてもらったよなあ・・・と思います
なんて事を深々と感じるようになって来たので、そういう気持ちを形にしてみました。





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