サブカルチャーマシンガン

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NUMBER GIRL「MANGA SICK」の歌詞に関して

2020-08-07 | お気に入りの楽曲






彼女が一番スキなのは 漫画の雰囲気だけだった

彼女は思っている 現実的SUGILL 風景はいらない 風景は見えない
彼女は思ってる 漫画の恋をしていたい 気分の中で生きていたい
愛してるって誰に言いたい?







この曲の歌詞、
初めて聴いた高校生の頃から(色々な意味で)秀逸な歌詞だなあ~って感じてたんですが、
あれから倍以上の年齢になって益々この曲の歌詞が沁みるようになって来ました
いや、
ぶっちゃけこの曲の歌詞が沁みる~っていうのは正直良くない傾向なんですよ(笑
だってこれ言っちゃえば創造の恋愛に憧れすぎて現実とのギャップに戸惑ってる人の歌でしょう
でもまあ自分もそれなりに色々経験して来て現実の色恋沙汰に関しては、
本当現実そのものだな、って痛感してるんで・・・
ま、当たり前なんですけど笑

普通に考えれば、
それなりに痛々しくもある歌詞なんですが
アレンジ・・・というかギターの音がえげつないお陰で
聴いていてもそこまで痛々しい感じはしない
むしろ、
これも(ある意味)人間の本音だろうなあ・・・って感じるのが良いですね
良いんですけど、この曲の歌詞にのめり込む=報われてないも同義なんで(笑
切実っちゃあ切実ですけど、
めっちゃ格好良い事を歌ってる訳でもない
でも、何度聴いてもめちゃくちゃ格好良いんだよな、この曲。
そういう個人的願望を一種のクレイジーさとして表現してるのがいいのかもしれない。
それと、やっぱりどこか垢抜けない青春の匂いがあってそこもまた大好きですね。

この世は思い通りにならないもの、
思い通りにならないから面白い!的な意見は「なるほどね。」と感じつつ、
でもたまにはストレートに思い通りになって欲しい気持ちもあるよね、っていう。
それと、
漫画みたいな素敵な恋がしたい、っていうのもある種抱いて当然の願望だから。
そうやって自己肯定して今日もまた(自分にとって都合の良い)恋愛的漫画を読むのでしょう
だからこそ、この曲のタイトル「MANGA SICK」っていうのがまた絶妙ですよね
この曲が出たのは2002年の事でしたけど
時代を先取りし過ぎというか、
ある意味今の方がフィットするんじゃないかなあ・・・と思えるのがまた素敵な一曲
多分、当時よりも益々独身率とか上がってると思うので、、、調べてはないけど、
時代的な雰囲気的に、ね。
あと、繰り返しになりますがこの曲のギターサウンドはマジえげつないです(最高)。
 もう20年近くも聴き続けている、自分にとって大切かつ大好きな曲ですね。






個人的にはこういう歌詞もまた“等身大”だと思いますね。凄くピュアな曲でもある。




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