サブカルチャーマシンガン

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堂島孝平×眉村ちあき「星に願いを」@Spotify O-nest 24.10.21

2024-11-04 | LIVE












先月の21日に堂島孝平と眉村ちあきの対バンを観ました。










この公演は、
元々七夕に開催が予定されていて、
だから公演タイトルが「星に願いを」なんですけど、
堂島孝平さんの体調不良で延期されていたんですね
それが、
ようやく観れる…という事でより歓喜の輪の中で体験させて貰ったライブでした
人間体調が一番大事というか、体調が良くなければライブどころでは無いと思うので。
勿論チケットはそのままで馳せ参じた次第でございました。

もう一つ、
この組み合わせは2年前にも実現していて、
新旧ポップマエストロ対決・・・ですよね
当時の記事がこれね

ライブナタリー「堂島孝平×眉村ちあき」@東京キネマ倶楽部 22.8.19

自分で見て思い出したけど、
当時はあの326氏がイラスト寄稿してたんだなぁ。
まだこれ含めて2回しか開催してないけど、
既に伝統というか、
恒例行事になっていきそうな予感のするイベントなので
今回もその伝説を目撃出来て至極幸福でございました。月曜から燃えました。

尚、
眉村ちあきさんだけ撮影がOKでした
なので、眉村ちあきさんだけ載せています
という訳で、以下。













●眉村ちあき

1.てんてん(ドウジマユムラ)
2.夢だけど夢じゃなかった
3.季節風
4.東京留守番電話ップ
5.秘密の恋
6.I was born in Australia
7.顔ドン
8.あたかもガガ
9.Lovely days


去年の恵比寿ガーデンホールっぷりに観た。
ちょっと間が空いてしまった感覚はあったけど、
その分久々に生で聴く眉村ちあきの歌を楽しみにしていた自分もいました
 一曲目は、
まさかの二人のコラボ曲「てんてん」から!
二人揃って出て来て格好良く歌いこなす姿に早速興奮
正に頂点はここ!と言わんばかりの自信に満ちたパフォーマンスに感激。
そして、歌い終わってからのお互いのポージング合戦がまた楽しかった(笑)。
 堂島さんが「戻って来れて本当に良かった。」と話すと自然と会場から拍手が沸く。
そういう多幸感の中で先攻は前回と同じ眉村ちあきさんでした。

ミュージカル風の「夢だけど夢じゃなかった」
改めて生で、
それも近距離で聴くと歌唱力がまずスゴい
眉村ちあきの声量の半端なさとか知ってるつもりだけど、
それにしてもインパクトあった・・・そういう印象を受けるのは堂島さんの言う通り本物の証かな、と。
歌詞の一部をO-nestに変えていたり臨機応変なのも良かった
ちなみに、
個人的にO-nestに来るのは約11年ぶりくらいだったので、
その意味でも感慨深い気持ちで観ていました。
ポップセンス溢れる「季節風」この曲は初めてライブで聴いた
メロディーラインが心地良い素敵なラブソング〜という印象でこれも良かった
途中、ヒップホップの要素もあったりその自由度高い感じも眉村さんの曲っぽくてサイコーでした。


個人的なハイライトは、
次の「東京留守番電話ップ」だった。
この曲は初めて眉村さんのライブに行った時から一つの定番というか、
人気曲の一つだったと思うんだけど、
懸命に
「うんこも見せてやれ」
「うんこの生き様を」

と歌う姿を見ていたら
精神的に泣けて仕方なかった。
正直、
この日あんまり日常で良いことなかったというか、
嫌なことしか無かったわけ笑
そうなると、
何の為に生きてるのかも分からなくなるというか・・・
自分の存在自体がゴミの様なものに思えて仕方なかったのね。
まあ、
ライブ前に原宿に行ってクレープ食べたりとかして
自分で自分の機嫌は取ってた訳だけど、
そこで
何回も繰り返し歌われるうんこという言葉、
うんこの生き様というフレーズ…
別に頑張れと言われてる訳でも無いのに
なんか応援して貰った気分になって心が燃えた瞬間ではありました
そもそもこういう歌詞自体がパンク的というか、
日本の昔からのパンクからの影響を感じたりもするんですけど
そう…だな
結局、
自分なんてうんこの様なもの。
そう開き直れればもっと無茶苦茶に気楽に生きれるんじゃないか〜と感じました
要は、逆境に負けるな、というか、意地でも存在してやれ、というかね。
こびりついてでも自分なりに存在してやるぜ!みたいな這いつくばり魂を感じた一曲でした
なんか本当にこの日ライブに行ってこの曲聴けて良かったな・・・と純粋に思った一幕でしたね。

エレキギターを弾き倒し、
歌謡曲感満載で歌いこなした「秘密の恋」
この曲も、
益々歌唱力がUPしてるからか、
説得力がまた一段階上がってる気がして息を呑む歌唱でした
歌にドスが効いてるっちゅうか。そしてロックな雰囲気も楽しかった。
 この曲もまた良かった、
「I was born in Australia」。
軽快なギターフレーズも楽しいこの曲、
「今だけはこの瞬間だけはひょっとして笑いませんか」というフレーズが
落ち込んでた自分には刺さったし、
それに
この歌詞自体限りなくライブ向けだな〜と改めて感じたりした
この瞬間に生きる〜というか。
その言葉通りこの曲の時間はただただ楽しいだけでした!


堂島さんが曲中に乱入して来た(!)「顔ドン」
カップラーメンのCMソングとしても歌詞を変えて使用されてるので
眉村さんの楽曲の中ではかなり知名度の高い曲だと思う
久々に、
この曲の振りしてるとやっぱり楽しいし、
それにスカッとする感覚もあって笑
気持ちの良い一曲でした
それと、
サビメロに関しては純粋に美メロでもある楽曲。
 堂島さんがよくする中々歌に入らないやつを取り入れた「あたかもガガ」
「これ楽しいですか〜?笑」と多少迷いながらやってるカンジも良かった(笑)。
この曲、
アコギの音色が堂島さんばりにバリンバリン響いててスゴかった
多分、聴き劣らない様に研鑽を積んで来たのがよく伝わりました
それと、
最後の「Lovely days」
途中までアカペラで歌唱する〜というアイデアが秀逸でしたね
正直、歌唱力が高い人はアカペラという表現技法も全然アリじゃないか?と感じる今日この頃
アカペラだとこの曲が持つ清涼感みたいなものがストレートに伝わって来てそれもまた素晴らしかったです
勿論、オケを加えてからの歌唱もまたみんなの努力を讃える様な包容力があって沁みる出来栄えでした
久々に眉村ちあきのライブを観てその才気に改めて感動出来たのはとても良い経験でした。





●堂島孝平



堂島孝平さんのライブと言えば、
ピースフルな雰囲気が特徴。
この日も、
アコギ一本で様々なタイプの曲をこなしていました
素敵なラブソングから沁みるバラッド、性急なポップソングまで。
「月光地帯」のシリアスな歌に情熱的なアコギソロ、
良い意味で必死な姿はとても印象に残りました
迫力がスゴいというか・・・
ハーモニカを多用する曲があったり、
途中で眉村さんの「Lovely days」のフレーズを取り入れたり、
明日に向かう楽しげなポップ・ミュージックの連発で締めたり…と
平成のポップスターの称号に偽りの無い盤石のステージでございました
 歌が良いのは勿論、
そのみずみずしいアコギの音色にも刺激を貰いました

これがアンコールだと思うんですけど、
最後に眉村さんが再登場してwacciの「恋だろ」
そして、
これも二人のコラボ曲である「フリースタイルハンドメイド」を披露してフィニッシュでした
MCで堂島さんが観客を指して「自分の好きを好きと言える人達」と評してたのは嬉しかったし、
「眉村さんが紅白出るまで音楽辞められない!」という名言も飛び出しておりました
で、
「恋だろ」のカバーは非常に素晴らしかったです
二人のハーモニーがまず素晴らしかったし、
歌唱力の高さで説得力もスゴかった。
聴いた事はある曲だったけど、
こうして冷静に歌詞に身を任せてるとホント良いこと歌ってるな〜なんて思ったりもしました。
 そんで、
「フリースタイルハンドメイド」に関しては、
恒例の歌詞パートに入っても歌わないスタイルで笑いを取ってました笑
これで、
前回のドウジマユムラでは結局歌わなかったんですけど、
今回は最後の最後に歌ってくれました
謎の緊張感…..ただ、
それもまたドウジマユムラらしく
ドウジマユムラというのはただのイベント名ではなく、
最早ユニットの域にまで達してるな〜と深々と感じた
のでした
「だってこの世はフリースタイルハンドメイド」というフレーズが、
このライブを図らずも総括していた気がするし、
聴いてて元気を貰えた部分もあったりしました
自分の好きな様に生きて、
自分を楽しくしていく。

そんなメッセージを最後に授けられた気がしました。
圧倒的な一夜を、
ありがとうございました!!












眉村ちあきさんは、
全曲披露ライブの真っ最中で
今月も精力的に公演をこなしているので、
気になる方は是非…それとニューアルバムも出ますね
個人的には、
今月もライブには参加するつもりでございます
その時もまた熱を込めてレポUPするつもりなのでよろしくお願いします。
 そして、
ドウジマユムラは・・・
絶対第三弾もお願いしますね!!



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