先々週の水曜日、ずっと真夜中でいいのに。のライブを有明で観ました。
10月10日に開催した大宮公演に引き続いての参加でした。
その時の記事がこれ
↓
ずっと真夜中でいいのに。「やきやきヤンキーツアー2〜スナネコ建設の磨き仕上げ〜」@大宮ソニックシティ 24.10.10
この時から、
たった一週間でまたずとまよのライブを観れる〜というのはいちリスナーとしては、
マジで幸福でしかありませんでした。
贅沢を言えば、
ツアー後半の神奈川公演、そして千葉公演も観たい想いもあった
ただ、アリーナツアーはともかくホールツアーはこの日で正真正銘最後の参加でしたので
(まあ、東京ガーデンシアターはデカ過ぎてホールって規模でもないけど笑)
当分は観れなくなる分「この日で全て出し切ろう。」という気持ちを持って臨んだ公演ではありました
首振ったりジャンプとかしたり身体動かし過ぎて翌日とかキましたけどね笑
でも、
そのくらい楽しかった!って事なんですよね。
ずとまよのライブは総合芸術だと思ってるので、
ここでしか味わえない愉しさがあるので。
尚、
ステージセットはツアー終了後まで秘密。との事でしたのでまだ未掲載です
セトリに関してはどうしても感想なので触れる事になるので、
これからツアーに参加する予定の方で検索で来た〜という方は要注意でございます
では、
以下つらつらと。
スナネコトラック。
お花。ずとマロッシュからも!
ずとまよプレミアム。入会してるけど、それでもチケット戦線は大変。。
こういうのテンション上がる。
先程、
生まれ故郷の神奈川、
それと今住んでる千葉の名前を挙げましたが、
この東京ガーデンシアターで自分は初めてずとまよのライブを観たので、
またここで観れる事自体が感慨深かったりもするので
それはそれで全然嬉しい〜って気持ちもあったね。
セトリは、
ずとまよのツアーに複数参加するの自体が初めてなので変わるのかな?と思ってたけど
日替わりメニュー以外は同じ感じだった
ただ、
人間が行なっている事なので
勿論同じ曲でも日によって感じ方の違いはありましたね。
一曲目は「JK BOMBER」
曲の最中に「ずっと真夜中でいいのに。です」と告げる所はテンション上がる
そこから、
このツアーで生で聴いて最近ハマっている「こんなこと騒動」
大宮の時よりも演奏がタイトになってる気もして"終わらない研磨"を如実に感じました
また同じ事書いて申し訳ないけど、
この曲はやっぱり
「こんな自分に負けたくないのに」って歌詞のところでグッと来る
自己葛藤を曝け出す歌詞に感化されて「自分も・・・!」ってなるのは歌詞のある種の理想型にも感じる。
それと、
「もう自分が 見っともなくても」っていう
部分の歌唱も良い意味で泥臭くて良かったですね
冒頭の起爆材として最高の効果を生み出していました。
勇ましい印象の演奏も良かった「ヒューマノイド」からの「はゔぁ」
この曲は大宮よりも印象に残りました
単純にハコのサイズが違うのもあるけど、
あの規模の会場で思い切り放たれる「はゔぁ〜」って歌唱はかなりインパクトありました
まるで音波でも浴びせてる様なカンジ・・・ちょっと真似したくなるカンジ(笑
また、
一部「はゔぁ〜っん」と少しセクシーに歌っている箇所もあって
それもまた艶やかで心地良かった それと、「言い返せるかな」ってフレーズも頷きながら聴いてましたね。
ACAねさんが曲名を大声で叫んで始まった「馴れ合いサーブ」
個人的にこの曲は「沈香学」の中でも特にお気に入りの楽曲なので披露されるだけでも嬉しい。
性急なサウンドと冷徹なボーカルに気持ち良さとヘドバンが止まらない。
歌詞が、
聴いてて兎に角スカッとするというか、
やっぱり同じ空気を無理矢理共有する〜というのが嫌だから。
往年のロックンロールをオマージュした間奏のアレンジもこの日も良かったし、
ACAねさん「歌えーっ!」からの観客みんなでの「愛愛!」のシンガロングもまた激アツでした
ただ、
この日は不敵な部分だけではなく、
「たわいないやりとりに救われたよ」の部分の切実なボーカルもかなり印象に残りました
大宮でも丁寧に歌ってたとは思うんですけど、その日の自分の心境も加味されてたと思われる。
これがあるからライブっていうのは面白い。。
「残機」では
「意外と辛いのにーっ!」のシャウトみたいなボーカリゼイションにグッと来たのと、
「夜はきもちー!!」とかなり弾けて歌唱してたのがテンション上がりました
それと、
この曲は大ハコの方がより似合う感じがしました
大宮もホールとしては大きめなんですけど、ここは武道館に近いキャパのハコなので、
よりサビの拡がり、スケール感に心酔しながら聴けていた感覚が個人的にあった。
このままならない世界を生き抜く勇気を貰えた気がしました。
高音も聴いててスゴくきもちかったなぁ。
ここで一息MC。
「アリーナのチケット申し込んだ?」という問い掛けにしゃもじのクラップで応える観客
それに対して「足りないなぁ…」とACAねさん、そしたら更にデカくなるしゃもじのクラップ
ACAねさん「良いと思うよ。」とご満悦
そして、
「どんな踊りでも良いんでよろしくねー!」と呼び掛け代表曲「秒針を噛む」を演奏。
この曲は、
前のライブよりもアンサンブルが重厚になっていて
この曲でも終わらない研磨を続けている事が如実に感じられましたね
ただの口上じゃねぇ。っていう。
サビの歌唱は美しいし、
この日は「信じてしまうよ お〜おーっ!!」のトコが特にエモーショナルに感じました
捨てきれない希望と、捨てきれない事に関する切なさを同時に受けたりした。
大宮の時と同じくみんなでの大合唱もとってもグッと来たし、観客もまたずとまよの一員になったみたいだったな。
「ばかじゃないのに」は、
歌い出しの「これは二十歳じゃない」のところの歌がゾクッとするくらい流麗で素敵だった
この曲は歌モノと思いきや、ライブで聴くと意外とギターのカッティングが刺激的でロック感もあったりする
今回のツアーで、定番曲ではないこの曲を2回も聴けたのはいちリスナーとして一つの財産になりました。
サビの裏声を駆使した伸びやかなボーカリゼイションはやっぱり大好きでした。
俗に言う"エモい"気持ちにさせられた。
MCで「(人は)頑張って平気なフリをしなきゃいけない」
「孤独な時間が無い方が危険。」と語り、
「皆がいいと思う曲や歌が響かない」というフレーズが印象に残る「クズリ念」へ。
正直、
結構気持ち分かるし、
逆に自分がそう思われてるかもしれないし。
でも、そんな孤独もまた自分だけの大切な感情〜な気もするし。
ファンクの香りもする心地良いアレンジも印象的だった。
日替わりコーナーでは、
「Dear Mr「F」」を披露
この曲ライブで聴くの初めてでしたね
ただ・・・あのね、この日替わりメニューのコーナーではね、
曲中にバンドメンバーに小芝居させてアレンジもアドリブで決めるんで
感想が毎回書きにくいんですよね笑
取り敢えず、
ツアーにちなんで
ヤンキー絡みの小芝居で
オープンリールの方が「安達さんがすげぇんだ」独自の名前設定で喋ったとき
ACAねさんが「安達さん…(笑)」みたいになってたのが面白かったです
ヤンキーがロカビリーに感化されて親父と踊ってたら、
犯罪者の親父が素直に自首する〜とかそういう内容だった気がする。文字で説明するの難しい…笑
でも、
毎回この日替わりメニューのコーナーは良い。
最終的になんだかんだ良い感じになって妙な感動が生まれるし、
ACAねさんも踊ってたり、それと「きみの足跡は消えないよ」という
最後のフレーズがまた力強く感情を込めて歌われていて胸に深く来ました
踊ると言えば、
ステップ踏みながら踊る様にラップを披露し、
ロックのエネルギーで場をダンスホールに変える「海馬成長痛」もまた素晴らしい出来だった
この日は、
最後の「夜明けのbrain ガイアだけhigh」の感覚的なフレーズに特にブチ上がったかな
意味ありげな部分だけが全てではなく、支離滅裂なエネルギーに強く感化されてイカされた〜って言う。
ここからライブは後半に突入。
お祭り風のアレンジで「彷徨い酔い温度」
和を感じさせるビートで、サビでポップに弾ける音像が兎角楽しい。
本当にお祭りに来てるかのようなピースフルな雰囲気が聴いてて心地良かった
「完璧がつまらぬようにさ」というフレーズもまた印象に残った。
更にじゃんじゃん加速していくライブ模様
まずは、
人気曲「お勉強しといてよ」をゴージャス感溢れるアレンジで叩き付ける
ピンク色のレーザーやヤンキーヤンキーだ!のイキり大合唱も最高に気持ち良かった
それと、
歌い方…「解いといてよ」の部分
「解いといてよーぅ」と「よーぅ」って聴こえるのが個人的に快感だったりしました
歌声で色を付けるのがやっぱり上手いし、この曲は改めて名曲だとも思った。
そして、
今放送中の人気アニメのEDでもある新曲「TAIDADA」
曲の前に「やってもいい?!」と問い掛け、
「鼓舞ソングです。」と前置きし、
アグレッシブに披露していました
この曲がまた楽しい楽しい。
サビの、
ちゃんとせい!のパートでのジャンプ三連発、
葛藤等感情の渦が巻くような音像… かなりの音楽的オルガスムを感じながら聴いていました
ヘドバンもかましつつ、歌の終わり際の「何もやってない癖に言い訳ばっか口にするなよ」の部分がまた
胸に来ると言うか・・・確かに鼓舞ソングだな、としみじみ感じながら聴いてたし
ずとまよの曲でここまで怒気を孕んだフレーズもあんまり無いので、
それもまた新鮮でした
自分の中で心情がぐるぐる回ってる様なこの曲が改めて大好きだな、と思った。
そして、
鉄板曲である「あいつら全員同窓会」
「勘冴えて悔しいわ」
「ミラーチューン」と畳み掛けてこの日のライブは終わりを告げました。
「勘冴えて悔しいわ」の時、
「やれんのー!?」とACAねさんが精一杯の声で煽ってたのもキュートで良かった
結論から言うと、
今までで一番良かった
冒頭の「トッルトゥルトゥー」からブチ上がるテンション
何が違うかと言えば、演奏も歌も前のめり感がスゴかった
ハイパーなグルーヴに塗れながら、
3階のバルコニーみたいな席で我を忘れて踊り狂った。
ゴリッゴリのバンド演奏に合わせてヘドバンもしたし、
純粋に腕掲げたりしてノリノリで踊りまくったし、
兎角、
すべてを出し切る様に踊りまくりました
それはもうこの世のものとは思えないくらい楽しかった!!
それは、勘が冴えて悔しい〜という歌詞にも呼応したのかもしれない
ここでだけは、イェイイェイイェイイェイイェイイェイイェイしたい
そんな感情に捕われのかもしれないけど、
それにしてもあんなに音楽で狂えたのは最高の体験でございました
暗くても誰よりも熱くなれる、それがずとまよの音楽なのかもしれない。
それと、
「君がくれた毒苺」の部分、
「君がくれたドクい〜ちごぉ〜」と情念マシの歌唱がまたグッと来ましたね
この曲が終わった時には真夏並みに汗だくだったのがその楽しさを物語っていました。。
MCで
「こうして生活してくだけでもすごい」
「小さく「がんばろ〜」って気持ちでいたい」
「出来ないところもっとバラしたい」
と、
ACAねさん個人の想いを切々と語り、
「細かいとこまで見てくれて本当にいつもありがとう。」
「完成しないこの研磨を続けていきます」
「・・・まだ、楽しくなるよ。」
みたいな、
そういうニュアンスの言葉を投げかけ、
「ミラミラミラーチューンッ!」とパワフルに「ミラーチューン」をステージに叩き付ける
この曲は、
「君がいなきゃ はじまんない」というサビのフレーズの力もあるけど、
生で聴いてるとホントTHEコンサート感があって最高に気持ち良いんですよね
これ毎回書いてるけど、
逆に言えば毎回強く感じるくらいその熱量をキープしている証拠でもある
また、東京ガーデンシアターは先述の通りかなりのデカバコなのでそこで聴くのがまたきもちーんだな。
自分の中のコンサート像をそのまんま綺麗に顕現させたような世界観が堪らない一曲です
それと、
ギターのカッティングも超クセになるし
ピンク色の高速ミラーボールも綺麗だし
「帰ってすぐ眠たいし」って歌詞もめっちゃ分かる!!し、
「ye ye ye yeh」の後に「あー!」ってシャウトしてたのも良かったし。
ある種ファンへのラブソングにも感じられる毎回欠かさず演るのも理解出来る名曲っぷりでございました。
綺麗事ではなく、聴きたいと思うリスナーが居なければライブは本当に始まらないからね。
さて、
アンコールも敢行。
「虚仮にしてくれ」は、
敢えて固有名詞出すと昔のスピッツみたいな、
加えてオーガニックポップの要素もある素敵な新曲でした
流れる様なメロディーラインがまた気持ち良くて改めてCDで聴くのも楽しみ。
MCで
「アンコールありがとよ。」とヤンキー設定が復活し笑
「まだやれんのー!?」
「起きてんのー!?」と煽ってからの「嘘じゃない」
アコギ始まりからのスピーディなアンサンブルに酔い痴れる
「おまじない死体」の部分の滑らかなメロディの気持ち良さと、
「一瞬の煌めきじゃなくて」ってフレーズがこの日は心に残った
このライブの事を歌っている様にもこの日も感じていた。
瞬間は永遠に変わるものなので。
ど迫力の重厚なビートにも魅せられた「正義」
サビのシンガロングもまたアツかった
スナネコ建設のテーマ曲〜という「勘ぐれい」でこの日もフィニッシュ。
ライブアレンジだったけど、前回一度聴いてたのはデカくてようやく馴染んで前回よりも気持ち良く踊れた
クールなメロディをゾクゾクする様な声で歌唱してたのが良かったし、
「ぼんぼんぼらんぼんぼん」の一体感のある呪文の様なユニゾンがまた痛感かつ快感でした
歌詞も、
よく考えたら結構やきやきヤンキーって概念にも合ってる気がして
この曲を改めてテーマ曲に持ってきたのも理解出来た気がした。
初めましての鮮度では大宮のが上だけど、
そこからの理解という点ではこの日のが上であり、
結論から言うと「どっちサイコー!」って感想ですね
最後は、
「ありがとう!ずっと真夜中でいいのに。でした」
「本日もご安全にっ!」と観客に捧げて終幕
加えて、
例の如くバイクで去る前に
「来週ミニアルバム出るよ。」と発言
その後「聴けよな。」と最後までヤンキーキャラで言葉を投げかけてました
毎回凄いんだけど、またその凄いを更新してくれた、最新の凄いが観れた熱演でした。
ありがとうございました!
1.JK BOMBER
2.こんなこと騒動
3.ヒューマノイド
4.はゔぁ
5.馴れ合いサーブ
6.残機
7.秒針を噛む
8.ばかじゃないのに
9.クズリ念
10.Dear Mr.「F」
11.海馬成長痛
12.彷徨い酔い温度
13.お勉強しといてよ
14.TAIDADA
15.あいつら全員同窓会
16.勘冴えて悔しいわ
17.ミラーチューン
18.虚仮にしてくれ
19.嘘じゃない
20.正義
21.勘ぐれい
購入したグッズ。プレミアム会員限定のツアーTの別カラーを購入したのとニューしゃもじ。
それと会員全員にプレゼントされたステッカーとボールペン。
今回も、
やたら長いのを読んで頂きありがとうございました
でも折角ブログというメディア使ってるんだから読み物として
成立するくらいカッチリ書きたい〜って気持ちもあるので毎回こうなります
まあ、
Xもやってますんで、
サッとしたのはそっちで是非!というトコロ。
先述の通り、
今回の参加をもって管理人個人は今ツアーは最後でした
プレミアム先行、関東の分は前半しか取れなかったんでね、
そこは我慢して。
ただ、
ライブレポ書き上げたので
これでようやくミニアルバムCDで聴けますし
(レポ書き終わるまでは印象が混ざらない様に音源聴くの我慢してる)、
アリーナツアーのプレミアム先行も既に申し込み済みですのでね、
その当落もドキワクですし、
まだまだずとまよ熱は冷めそうにもありませんね
取り敢えず、
チケット当たれっ!(切望)