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死の告白。/アクタージュ 第34話「演技指導」 感想(週刊少年ジャンプ2018年43号)

2018-09-25 | アクタージュ
                           
                           カワイイ。









人間って知らず知らずの内に順序を付けたり優劣を競っているけれど、
でも結局「あいつより上」ってなったところでそれが何なの?って思うのもまた事実
その幸福論からすると究極的には一番上の人間しか満足感を得られない、って事になるじゃないですか
売れ線の人は自身を売れ線だと自覚していて、逆にコアな人は自身をコアだと自覚している
売れ線の人はもっと実力的に評価されたいと願い、コアな人はポピュラリティを羨ましがっている
一見、チヤホヤされたり深く評価されて満足してる~と一方的に思ってても、
腹の内では満たされない「何か」に溺れて苦しんでたりもする・・・それが人間というものなんだと思いました。





「恵まれている」・・・何を持って「恵まれてる」とするんでしょうね?
例えば、他人が誰かを見て「羨ましい~」って思っても結局それはその人の物差しの上での羨望に過ぎないじゃないですか?
人が何に満たされて、何を本懐とするのかも人それぞれに基準がある訳で極論を言えば嫉妬なんかは勝手な想像に過ぎないのかも
アキラは、本当は、“彼ら”のような本格派の俳優に憧れて地位名声よりも確かな評価が欲しかったのかもなあ。
なんて思いつつ、
そんなアキラ自身も「いっぱい評価されて~」とないものねだりの状態になっている
両者が食い違っている状態な訳ですけど・・・ある意味現実もそんなものなのかもしれません

ただ、アキラはチャンスを貰ったのもまた事実
ここで貰ったチャンスを生かすも殺すも全部アキラ次第
最終的には、どんなことも自信次第になっちゃうのが残酷であり希望でもあるんですよね
空っぽだと、ハリボテだと思える自分を変えるチャンス、、、その有難さに気付けるかどうかもまた、
人が変わる為には重要なことなのかもしれません。

ただ、既にポピュラリティの高いアキラが出演する、って事は
他の共演者にとってもある種のチャンスなのかもしれませんね・・・。





一方、巌さんは自らの死期を告白し、
最後まで舞台演出家として果てる覚悟を夜凪に伝えていた
中途半端に命を長引かせるよりも、最後まで後進に技術を伝えて終わりたかったんでしょう
人間はいずれ死に、消え失せる・・・その段階を文字通り命を懸けて伝える事に腐心する、と。
最後にみるもの、最後に考える事、そして、最後に伝えること。。
そのリアルは身近に体験しないときっと本当の意味での表現は出来ない。
最後まで自分の「すべきこと」を全うして、死に果てる-
そういう意味合いでは、
巌さんはある意味満たされてるのかもしれないですね。

夜凪ちゃんが思う事、体験する事、そして、表現していく事・・・
その全てが、これから先更に高いレベルで押し上げられていく事でしょう。
最後、自分の感情を押し殺してまで笑顔を表現する景ちゃんに「成長」も感じたりしましたが、
ある意味ここから先はもっと壮絶な出来事が待ち受けてるかもしれません。。
取り敢えず、次週から2週連続Cカラー!なんで、色々と期待です♪










ただ、
この表情もある意味嘘じゃないと思う。
自分の体験から引き出してるはずなんで、きっとある意味「本当」でもある
そう考えると、景ちゃんも益々素敵な女性になって来たな・・・って感じましたね
あくまで、個人的な解釈ではありますけれど。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
関係無いが (妄想屋)
2018-09-30 19:11:01
最近、ジャンプ作品がアニメ化ちょいちょいして来ててワイ歓喜

アクタージュの場合は、アニメか実写かドラマCDか
どれが先かなぁ、とふと


しかし巌さん・・・orz
ウルトラ仮面君も間に合うやろか(←
返信する
確かに笑 (西京BOY)
2018-10-01 02:12:23
妄想屋さん、コメントありがとうございます。


>最近、ジャンプ作品がアニメ化ちょいちょいして来ててワイ歓喜
ですね。
自分は中々観れてないですが、
約束のネバーランドくらいは観たいなあ。
エマちゃん可愛いし・・・笑

>アクタージュの場合は、アニメか実写かドラマCDか
本作程「実写化そのもの」が叩かれにくい作品もないですよね
評判に関しては勿論その時の完成品によるでしょうけど。
個人的には、実写の方が観たいかも?アニメでもOKですが。


>ウルトラ仮面君も間に合うやろか(←
確かに・・・笑
ある意味二重苦ですね
でも、巌さんはそんな“育ての苦労”すら楽しみそうです。
返信する

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