昨年末に千葉でネクライトーキーとスリマの対バンを観ました。
単刀直入に書くと、
これが2024年のライブ納めでした。
ちなみに2024年のライブ始めは同じくここルックでピーズのライブでしたので、
正にルックで始まりルックで終わる・・・そんな一年でございました。
本音で書くと、
ここ地元の駅から数駅かつ駅近なんで
9時半に終わっても9時台に帰ってこれる〜ってのは個人的にかなり有難いですよ
まあ、
都民からしたら逆にむっちゃ遠いとは思いますが…..笑
正真正銘最寄りのライブハウスです。市原市民からするとね。
しかも、トーキーのルック公演って先行でも中々取れなかったんです
今回は対バンって事でようやっと取れて正直かなり嬉しかったですね
更に言えば番号がかなり早かったので、
まさかの2024年参加のライブで5度目の最前列GET!!
昔、
渋谷クアトロのライブでボーカルのもっさが
「好きなバンドのライブ最前で観るのスゴいよ!」みたいに語ってて
その数年後トーキーのライブを最前で観れるの自分の中では一つのドラマでしたね。。
うん、
その発言は正しかった
やっぱり最前でのトーキーは素晴らしかったです!!
では、以下。
●3markets[]
初めて観た。
が、存在自体は結構前から知ってました
なんかちょっと赤裸々な事を歌詞にして歌うバンドだなぁ、みたいな。
探せばあると思うけど、確か無料配布のCD-Rをどこかで貰った気がするんですよ
いつ貰ったのかどのタイミングなのかとか分からないくらい前なので、
そう考えると何気にベテラン?のバンドのイメージもあります
それと、
この日も演ったけど、
「下北沢のギターロック」という曲を聴いてて、
2000年前後の下北系あるあるみたいな歌詞で面白いんですよね
あの頃はバンプとかバーガーナッズとか流行ってたんでそのパロディ?みたいな。
この日のライブも良かった
千葉には暴走族が〜とか言ってたけど、
千葉県民からすると新宿とかの方がよっぽど怖いよ!笑
まあ、
最近は0か100かって考え方は卒業して
良いし悪いしって事で良い部分にフォーカスして楽しむ様にしてるけど。
そっちのが建設的だと思うし。
ノリノリの曲から、
聴かせるタイプの曲まで幅広くプレイ
歌詞は、
耳コピですが「売れてる奴らは認めない」とか
「ずっと寝ていたい」とかかなり共感度指数の高いカンジでした
そのオブラートに包まない感じが個性だと思ったので、
今後も貫いてって欲しいなと
まあ、
貫いて欲しいも何も言われなくとも貫くでしょう。たぶん。
ハイライトはやっぱり「下北沢のギターロック」、終わり際含めて格好良かったぁ!
●ネクライトーキー
+、
アンコールで「石ころの気持ち」
初めての最前ネクライトーキー、
ゼップお台場とか渋谷クアトロとは距離感がまったく違うので
最初はなんか新鮮っていうか、何度も観てるのに初めて観たかの様な感覚でした。
始まりからして盛り上がった「めっちゃかわいいうた」
始まったばかりなのに会場との一体感がスゴい。
前々から思ってたけど、
トーキーのファンのノリの良さは見習うトコがいっぱいある
更に、
パンキッシュに決めた「bloom」
ライブで育ったであろうこの曲は今やアンセムと化した感がある
それと、この曲の時のもっさがめっさ楽しそうに歌ってたのも印象的だった。
そして、
その盛り上がりを益々加速させる様に「誰が為にCHAKAPOCOは鳴る」
管理人はこの曲特に大好きで演奏されると無条件にブチ上がるんですよね。。
中でも、
ちょっと不機嫌そうに歌う「斜に構えてんな どうもわかってねーよな」の部分と
最後の方の「全然根に持って笑う」ってフレーズが大好きなんですよね
自分も、
性格的に合わない人に苛々しながらも、
自分にとって大切なものに触れてそれとは別に笑顔になったりするから。
ネクライトーキーの中でも特に詞が好きな曲という事もあって毎回強烈に感情移入してしまいます
それに加えて、
ファンク色強い小気味の良い演奏に
「チャカポコ!」のコール&レスポンスも超楽しかった
初めての最前で大好きなこの曲を真正面から浴びれたのはいちリスナーとして幸福でした。
マジでありがとうございます…
MCでもっさが
「初めてだけど、スリマとは(対バン)やってておかしくない」
と、
改めて親和性を明言
ちなみにスリマのボーカルの方は「オシャレ大作戦」好きっぽいですね
ライブならではの膨らませたバージョンではなく、珍しくノーマルの?「許せ!服部」
そして、
準定番くらいのポジションにいる「ふざけてないぜ」
この曲もやっぱり良い・・・!特にボーカルが最高
最初の「たらたら」のキュートさに
伸びやかな声での「痛い痛い痛い本当に痛い」の切実な歌唱、
あと、
最後の「何も恨まんで済めばいいな まだ見えない理想です」って歌詞も大好きで、
この日は最後の「です」を「ですっ!!」と音源よりもシャウト気味に歌っていて
そんなライブ感がまた痛快で素敵でございました
どこか、
達観しつつも足掻かんとしてるカンジがよく出てた。
自分も、
スリマのカザマさんと同じく
「お金もない、努力もしない 二十五を過ぎたら死ぬしかない」って
そんな歌詞が好きすぎる「オシャレ大作戦」
今だから語ると、
自分も20代は働いてない時期が半分以上を占めてたんで、
この先どうにもならなかったら30までには死んでるだろうな。って内心思ってました
だから毎回ライブで聴くと必ず感情移入する。
それと、
「反吐が出るなあ」のシンガロングもアツかった。
ここで、
一旦テンポを落として「悪態なんかついちまうぜ」で緩急を付ける
ゆったりと聴けるロックチューンでこういう魅せ方もイイ。
そして、
イントロからして轟音をぶっ放し、
シューゲイザー並みにブイブイいわせてた「大事なことは大事にできたら」
この曲、豊洲PITとかデカい会場でしか聴いた事無かったから分からなかったけど、
最前で観てるとみんな無我夢中に前も見ずに弾いてるし、
音はバーストしてるしでこんなにも全力疾走なのは初めて感じ取れたかも
その冒頭部分が終わり、
滑らかなベースサウンドがまた心地良い中、
誠実な歌詞も光るミディアムチューンにじっくりと浸ってました
もっさの丁寧な歌唱がまた沁みる出来栄えでしたね。
中村さんのキュートなキーボードのソロも楽しかった「朝焼けの中で」を経て、
ライブはいよいよクライマックスへと突入していく。
かなり久々に「こんがらがった!」を聴けた
この曲はトーキーのライブに通い始めた時は毎回必ず演ってて、
近頃はそうでもなくなってたので
「こんがらがった!」さんお久しぶりです!みたいな感じでした
もうね、
イントロのキーボードのフレーズの時点で盛り上がる盛り上がる!!
ネクライトーキーはキーボードのアレンジもかなり聴いてて楽しいバンドですよね
みんなで飛び跳ねて頭揺らして本当楽しかった
ポップなメロディに乗せて、
「皆殺しのメロディだけだ!」と叫ぶそのねじれ感が最高。
それと、
間奏ではもっさのギターソロ、
ラストでは朝日さんのチャチャっとしたギターサウンドがまた痛快で良かった
サビ最後の韻を踏んだボーカリゼイションも気持ち良い「夕暮れ先生」、
この日随一にPUNKに駆け抜けた「遠吠えのサンセット」・・・と、
小バコに相応しいエネルギッシュな展開でこの日のライブはフィニッシュでした
MCでは、
「今年音楽が楽しかったのは、みんなのお陰」
「ライブやってなかったら引きこもってた」みたいな事を切々と語り、
歌ってる最中少し目が潤んでる様にも見えました
そんな光景にも感銘を受けつつ、
最高過ぎたライブは終わりを告げたのでした
尚、アンコールでは「石ころの気持ち」を演奏してくれて、
みんなで大合唱した「うるせえタコが!」のフレーズはものっそい熱量でスゴかったです
色々と葛藤や苦悩を放出しつつ、それでも、その上でも、なんとか前に進もうとする
そんなエンディングがまた素敵だった最高のライブ納めでございました
スリマもトーキーも実に格好良かったです
ありがとうございました!!
そうそう、
ネクライトーキーの「TORCH」ってアルバムは
2024年を代表する力作の一つだと思ってるので、
機会があれば是非聴いてみて欲しいです
出来ればCDで。
あのアルバム大好きなのに、
リリースツアーへの参加がお台場一本だったの少し悔やんでるので、
今年もトーキーのライブにはちょくちょく足を運ぼうかな、と。
「ねぇ、今どんな気分?」とか「だから、」とか、
年末のセトリで聴けなかった曲も名曲なんよね
また、
現場で回収したいっす。
そんで、
これにて昨年のライブレポも終わり!
次からは今年のライブ参加日記が始まります
今月中に昨年のライブまとめみたいなものもUPします
その際は是非よろしくお願いします…..勿論またトーキーのレポも書きますよ♫