ウィステリアの事を強く思うが故に激昂するマルバス、
ウィステリアとの関係性が強固になって来た・・・のと同時に、
マルバス自身が自覚しているようにこれは「いいこと」だと思う
人間味溢れる、、、という言葉では色々な意味で語弊がありますけど(笑
でも、
純粋に、
「大切な人」の為に、
ここまで出来る、その事自体が生き物として“進化”だと言える
もっと言えばよりいち契約者として相手の事を考えるようにもなった、とも言える
更に踏み込んだ発言をすれば、
自分の契約者を守る為に、
邪魔者をぶちのめしたい・・・という思考は、
見てて感じたけど別にヒーロー的思想、、、ではなく、
むしろ凶暴性溢れる悪魔的思想なんじゃないかな、と思ったし、
そういうトコもきっちりしてて秀逸な作品だなあ。って改めて感じられた話数でした
マルバスも、段々サブタイ通り“感情”が芽生えて来て良くも悪くも変化しているのかもしれない
先週はその悪くも、の部分が出てしまいましたが、今週のは素直に良かった・・・と思いますね。
結構、
このシリーズ、
良い意味で先が読めない感じがしてたんですけど、
ここに来て方向性が定まった気がします
今までは、
マルバスらだけが正真正銘のノケモノと化してたんですが、
今週ので剣十字とマルバス達の共通の敵がダンタリオン達になった気がする
で、
もしかして協力プレイあるのかな?とか
一時的に和解して一緒に戦うのかな?とか
そういう事も視野に入って来ましたが・・・マルバス達にとっては、
最早自分らの平穏を脅かすダンタリオン達はイレギュラー的存在になってる気もするんですよね
特にマルバスに関しては契約者を傷付けない、という最高の大義名分があります
同族同士で屠り合う、っていうのもある意味悪魔的な気もするし・・・
ただ、
そういう事とは別に、
マルバスのストレートな「想い」が伝わって来たのが最も素晴らしかったです
それは決して格好良い姿ではない、でも、ある意味とても泥臭くて素敵だ、、、とも思う
そして、自分の中に目覚めた新しい感情を否定しないマルバスの心境の変化も良かったですね
より、契約者として、誠実に、忠実に。悪魔という生き物は紳士なのかもしれない。
・・・って、少しだけ感じられたお話でした。熱かった。