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手前の力量で。/DINER 第27話「Sandra's Berry&Geisha MURCIELAGO」感想(ヤングジャンプ2018年13号)

2018-03-01 | DINER
                            
                          ボンベロさん・・・!?









正直な話、
「いつもとボンベロの雰囲気が違うな・・・?」って感じてましたけど、
それはカナコに心を許しつつあるからなのかなー、って思ってスルーしてました
よくよく考えれば酒瓶を調べてるカットとか怪しさ満点なんですが・・・笑

だから、電話線切って急に変な事し始めた上記のカットを観て「??」って思ってしまいましたね
ついに気が狂ったのかと
危うく爆笑しそうになりましたが笑
次のコマのシリアスなボンベロの姿を見て「あっ、これ偽物だわ。」って気付きました
正直一応色々な漫画読んでる割には気づきが遅すぎる。。と自分の見る目の無さに呆れつつ(笑
衝撃の「不細工ボンベロ」の威力は凄まじかったです
っていうか、なんつー絵を描くんだ河合さんは・・・!






しかし、
カナコは気付いてた模様
でも、恐らく初期のカナコなら気付いてないと思うんです
初期のカナコは疑いもせずにナチュラルに「大馬鹿な子」でしたけど、
色々と経験した上で取り合えず“疑う”という行為を覚えたんでしょう
普通であれば、「冴えてるねー」って思うんでしょうが、
今まで散々簡単に騙されて来た絵面を観て来ただけに、
「カナコ、成長したなあ・・・!」って何故だか感慨深く思ってしまう(笑
それもまた過程ありきというか、
逆に言えば連載半年分の成長を魅せてくれた、、、という意味合いで
ある種堅実であり、これもまたカナコの確かな一歩なんだろうなあ。。って個人的には感じました
こうやって、カナコも裏社会のやり手になっていくんでしょうか・・・笑

そして、
最後は、
ボンベロを「待つ」のではなく、
カナコ自身が「動く」事でこの危機を乗り越えよう・・・という
ここに来て初めて?能動的かつポジティブな思考に至って引きを向かえました
一応、要所要所でカナコならではの“勇気”は垣間見せて来ましたけど、
こんなにも逞しく頼もしいカナコは初めてじゃないでしょうか
力無き物はただただ死ぬだけ、
だとしたら、
自分自身が強くなってこの荒波を乗り越えるしかない・・・っていう、
そういう覚悟を深く感じましたので、ここから先カナコがどうやって立ち回るかに注目です

思えば、
確かに肝心なとこはいつも誰かの助けと共にあった
だからこそ、時には「自分の力で」何かを変えなければいけない
そして今がその時なんでしょうね・・・
さり気にオネショタっぽい雰囲気が漂ってるのにも期待(笑











しっかし、
まさかカナコのキメッキメのコマが見られるとは・・・
今まで散々ポカしてただけに、自発的に用心深くなって、
誰に言われずとも危機を乗り切って見せた手腕にグッと来てしまった今週でした
かつてポロンの娘を(間接的に)救ったように、今回の子供も救って欲しいなあ。と思います。




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2 コメント

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ダイナーが面白くてしかたない (雅信者)
2018-03-02 22:31:45
連載始めの頃は、直に打ち切りになりそうな気がして・・・原作小説読んでしまいました。正直、随分印象が違うのですが…漫画版は原作より若い設定だから、まぁいいやと楽しんでいます。カナコに対するボンベロさまの"甘甘"っぷりが青年漫画らしく、今回の話でもカナコに護身装備を与えてるなんて!と…ウフフってなりました。次回が凄く楽しみです
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そうですか!? (西京BOY)
2018-03-05 23:37:59
雅信者さん、コメントありがとうございます!


>直に打ち切りになりそうな気がして・・・
そうだったんですか。。
自分は「いかにも青年誌向けだからウケるだろうなあ。」って相当楽観的に考えちゃってました
なんかこういうハードな漫画がよく人気を博している気がして・・・個人的な印象ですけど。

>正直、随分印象が違うのですが…
それはよく目にしますね
原作未読なんで自分は分からないんですが、
いつか自分も原作読んでみたいなあ、と。終わった後にでも。

>カナコに対するボンベロさまの"甘甘"っぷりが青年漫画らしく
確かに、微妙にツンデレっぽいとこありますね・・・笑
あとスキンも相当好きなキャラです。


自分もこの先のダイナー、楽しみです!
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