サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

ヤマシタカホ 弾き語り公演「つみきあそび」@下北沢LIVE HAUS 24.1.13

2024-01-21 | LIVE











先週の土曜日、ヤマシタカホ(ひかりのなかに)の弾き語りワンマンに行きました。








去年5月のひかりのなかにの復活公演以来となるリブハウスでのワンマン
しかも、今回はソロの弾き語り・・・って事で非常にアットホームな雰囲気の公演でした。
この日は、
まず午前中に仕事をしてから
めっちゃ急いでこの場所に来て~って感じだったので、
中々スリリングな日程ではございました(笑 ただ、昼からのライブも良いですよね。
 ドリンクカウンターで梅酒を注文し、
少々リラックスした後にヤマシタさんが登場
去年9月の新宿LOFTでの弾き語りを生で観ていて「こういうスタイルも良いな。」
純粋に感じたので参加してみたこの公演でした。では、以下。













ライブが始まると、
ミラーボールが静かに回り出して煌びやかな空気を創り出しててそれがまた素敵でした。
一曲目は「すてきなひとりぼっち」からスタート。
既に代表曲感たっぷりのこの曲、
聴き手に寄り添った歌詞といつも以上にハリのある歌声で早速この日の調子の良さを確信。
そこから、「ニ〇〇一」ではシャウトも織り交ぜながら豪快な音像を響かせていく
続く「ついんくる」は、
去年の新宿LOFTでも聴いた曲だったので自分の中ではお馴染み感があった
「まだやれるっていう幻想」みたいなフレーズが聴いてて沁みた..というか突き刺さる感触がありました。
 「我らの母なる音楽よ~」みたいな歌詞が印象的だった「パンクロックに憧れて」
この日の選曲は全体的に歌詞から音楽愛が伝わって来る楽曲が多くて、
アットホームな雰囲気と合わせて
より心地良く音そのものを楽しめてた・・・
気がしますね
歌詞の「ハタチだし」の部分を実年齢に置き換えて歌っていた「border」
最後の「明日を待っている」という凛としたフレーズが聴いてて前向きになれる素敵な曲でした
少しでも日々に❝自分にとっての❞楽しみを見い出す事によって人生が豊かに変化していく。
そんな事を想いながら聴いていました。


MCでは、
「モグラの嫁入り」という教育番組みたいな曲を作った~みたいな話から、
ユニークな歌詞が面白く聴いてて楽しかった「カレーライス」という楽曲を披露。
グッドメロディが光る、そしてリズミカルな演奏含めてあの場所にも似合っていた一曲でした。
 「女の子になりたいの」というキャッチーなフレーズが心地良かった「おんなのこ」
勇ましく、ポジティブな印象も感じられた「タウン・オブ・メモリーズ」~と
弾き語りの場でしか披露出来ない類の貴重な楽曲を奏でていく
そして、
聴き手を包み込む様な歌唱も素晴らしかった「素晴らしいこの日常に」
日常をドラマティックに切り取っている感触もありつつ、
「トゥルトゥ~」とスキャットも交えたりしてそのフリーダムな感じも良かったです。
サビの「風を集めて~」という言葉の抜けが爽やかで気持ち良かった「潮風通り」
歌詞の中にはハッピーエンドという言葉もあり、某バンドへのリスペクトも感じさせる一曲
王道のJ-POPの様なポップネスがあってそれに浸っている時の気分が実に聴き心地良かったですね。
 「あなたが私を忘れても」というフレーズが切なくも感じた「Sweet Memories」
最初このタイトルを見た時、昭和歌謡のカバーかと思ったけど同名の新曲でした。
聴き手、
特にお手紙をくれるレベルのファンに向けて書いたというこの曲
ファンに対する素直な感謝の想いが伝わって来るしとやかなバラッドでした。
例え、いつかいなくなっても、その時の想いは消えない~みたいなニュアンスが凄く響きましたね。


ライブも後半に突入。
ロックバンドに対する憧憬を歌った素敵な歌「バンドのうた」を披露
アコースティック一本、そして小ハコという事もあり、こういう無垢な曲が美しく響く。
それはこの日特に強く感じた事の一つであった。
更に、
リズミカルに、
時にパンキッシュに歌った「舞台裏」~からの、
切なくも温かく、優しいメロディも絶品だったバラッド「音楽家」の流れはこの日のハイライトでした。
「誰かの何かに変われますように」「何かでありたい」~というニュアンスを受けたこの曲
名曲度たっぷりの感触に、その中に付随する切実な想いが滲んで来て
言葉では表現し難いレベルの感動...みたいなものがありました
やっぱり、
人として生まれて来たからには、
誰しもこういう感情はあるんじゃないかな・・・と感じながらその作中観に夢中になっていましたね。
沁みました。

本編最後は、
「大丈夫」で締め。
最後の部分、物凄いロングトーンで歌唱していて、その瞬間に伝わる気合もスゴかったです。
アンコールも敢行したんですが、その場で曲目を決め「冴えない僕らに灯火を」を選択。
最後の「ラララ~」の部分では、ささやかなシンガロングも発生したんですが、
そのナチュラルな雰囲気もステキでこの公演には相応しかった様に想う。
人間味溢れる空気を創り上げてこの日のワンマンは終了、
目論見通り、
弾き語りだとより楽曲のピュアな部分が垣間見える感覚があったりもしたんで、
この日の公演に行って正解だったと思いましたし、また是非こういう機会があれば行きたい。
素敵な時間をめいっぱい味わいました
ありがとうございました!














1.すてきなひとりぼっち
2.二〇〇一
3.ついんくる
4.パンクロックに憧れて
5.border
6.カレーライス
7.おんなのこ
8.タウン・オブ・メモリーズ
9.素晴らしいこの日常に
10.潮風通り
11.Sweet Memories
12.バンドのうた
13.舞台裏
14.音楽家
15.大丈夫

16.冴えない僕らに灯火を













いや~、実に良かったですね
いつも行くライブとはまた別の良さを感じた公演でした
こういうのも良いよね。っていうか、より気楽に音楽に浸れるカンジ...がとても心地良かったです。
勿論、
バンドでバシッと駆け抜ける感じも好みですし、ライブにも色々な種類がある~って事ですね。
 それと、
この日は音楽に対する純粋な好きって気持ちや愛情を感じるセットリストでもありました
自分自身楽曲を聴いて自分を奮い立たせたり哀しみに寄り添ってもらって生きられてる感覚が強いので、
そういう意味ではシンパシーも存分に感じられる内容にも仕上がっていました。
2024年のひかりのなかに及びヤマシタカホさんの活動にも期待大です!



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