サブカルチャーマシンガン

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SHIROBAKOスペシャルイベント~どんどんドーナツ、ど~んといこう!~@神奈川芸術劇場 15.9.20

2015-09-27 | SHIROBAKO
                                    
去る先週の日曜日、「SHIROBAKO」のスペシャルイベントに行って来ました。ちなみに夜公演。










場所は神奈川芸術劇場、
駅からも近く会場も広くて本当に素敵なハコでした
何より凄い内装がきれいで環境的に言えば正に最高でしたね
久々に生まれ故郷の横浜に戻った訳ですけど、当時は凄くやる事が多くて切羽詰まってて
ギリギリを余儀なくされる(っていうか自分でそうしたんだけど 笑)状態だったので
また今度横浜にライブなりイベントなりを観に行く時にはもっと調整してゆっくり過ごしたいものです。

それはそうと、ずっと行きたかった「SHIROBAKO」のイベントです
生でどんどんドーナツしたい、ねるねるな聴きたいって気持ちがあったので 笑
その願望を叶える事が出来て本当に良かったです
あとこの作品は、
出来ればいつか続編を観てみたいって気持ちが(個人的に)強いんですよ
だから、いちファンとしてちょっとでも貢献/応援する事が出来れば・・・って気持ちで参加しました
このイベントでは周知の通り新企画の発表などは無かったんですけど、
その分作り手とファンの絆を深める事が出来た素晴らしいイベント、ライブだったと思います。











会場に着くと早速武蔵野アニメーションのスタッフさん達が 笑(っていうか物販Tシャツを着た同志)大量に居ました
既に来月幕張で開催される秋祭りの広告なんかも所々に飾ってあって、みゃーもり可愛すぎ!とかそういうテンションになってました
あんな可愛い、それも20歳過ぎの良い具合の年齢の女の子と浴衣で祭り行けたら相当楽しいだろうに。ろうに。
なんていう妄想をしつつ、開演前にはまず「諸注意」でファンを楽しませてくれました
絵麻が「私じゃダメだったかな・・・」と不安気に呟くとこなんかキュート過ぎて「分かってるなあ。」って感じでしたね(笑
そんな小芝居気味の面白諸注意を挟んで、開演時間程なくしてイベントは始まりました。


あまりにも簡潔過ぎるダイジェストを挟んで(笑
いやいや、これは端折り過ぎでしょ!とか(心の中で)ツッコミつつ、
それぞれが「SHIROBAKO」で“好きなシーン”を語るパートから始まりました
高野さん(美沙役)は美沙が「無駄な事はない」って語ってるシーン、
千菅さん(ずかちゃん役)は瀬川さんが「でも分からない。分からないから出来ない。」と絵麻について語ってるシーン、
大和田さん(りーちゃん役)はりーちゃんが「怖いのは脚本家になれない事です」と語ってるシーン、
木村さん(みゃーもり役)はみゃーもりが最終回で新幹線の中で自問自答してるシーン(昼公演では語りながら泣いたらしい 笑)、
佳村さん(絵麻役)は木下監督が檻に自ら入って行くシーン、舞茸さんと言葉のキャッチボールをして脚本を完成させるシーン、
そして一番は野亀先生と和解するシーン・・・と全部木下監督関連で強烈なフェチっぷり(笑)を爆発させていました

自分はと言えば、「SHIROBAKO」で好きなシーンと言えば絵麻の仕事が瀬川さんに評価されて少し報われるシーンだったり
頑張ってる美沙にアニメ同好会の面々が心良く強力してくれてその有難味に美沙がジーンとしてる場面だったり、
みゃーもりがずかちゃんがちょっと報われた23話で思わず泣いてしまうシーン、
あと最終回でみんなの前で「アニメを作り続けます!」と高らかに宣言したシーンなどが浮かびます
共通しているのは、“報われる”シーンが特に好きだし、俺の中ではそこが色濃く心に残っている、という事ですね
あと井口さんがピンチを脱して、成長出来て素敵な笑顔を見せるシーンも大好きですね。
今パッと出て来るのはこういうシーンばかりですが、また観返して行けば違うシーンも出て来るかと思います
BD全巻コンプリートしているのでいつでも観返してこれからも楽しみたいなあ。って思いました
ちなみに5人の方々が挙げた中で最も共感したのは大和田さんが挙げたりーちゃんのシーン。
あそこは「脚本家になれないのが最も怖い」という彼女の覚悟となんとかしがみついて行きたい。っていう這いつくばるような心情がよく出てて自分も大好きでした。
また、改めて触れたくなるようなパートだったと思います。


他にも山田さんは「ツーピース」の監督をする、って話だとか
「高梨太郎という生き方」って本出して欲しい、って話だとか(笑
太郎は誰に対しても同じ態度なのが良い。っていう意見だとか(笑
色々とキャラ談話に花が咲いていてそこもまた良かったですね。高野さんは太郎推しらしいです。

前後しますが、この後の生アフレコの次にはプロデューサー陣が裏話を語るコーナーとかもありました
「仁義なき声優オーディション」は、水島監督の個人的な私怨から膨らまして出来た話数、というエピソードだったり
(でも、そんな私怨を未だ引き摺っていてアニメにまでしてしまう執着というか根性もまたスゴイ 笑)
万策尽きましたか?という質問に対して「実際に万策尽きたのは三女」という適確な答えを出してたのにも笑いました
まあリアルに万策尽きちゃった訳ですが、最終回延期とか初回延期とかはなかったんで良かったと思います(オイ)
正直もっともっと聴きたかったので、また次のこういう機会も楽しみにしております・・・笑


先述の生アフレコは、
率直に言って素晴らしかった、かなりの迫力が感じられました
皆さんまだ新人のキャリアな筈なのに、ホールで聴いててもかなりの臨場感がヒシヒシ伝わって来て
改めて「声優さんって凄いなあ・・・」とかただただひたすらに感じてしまっていたパートでした
やっぱり生アフレコやってくれると嬉しいですよね!その後木村さんの出身地である福岡の博多弁に変える、というオチ付きで(笑
 ところで、一度木村さんが噛んでしまった時に一斉に他の声優さんが「おいちゃん先輩?」と突っ込む柔軟なアドリブに感心しました
実際、かなり笑いが生まれてましたし 笑 そういう部分もスムーズで観てて心地良かったなあ。と感じますね
ちなみに生アフレコはアニメではなくミズタマ先生のコミカライズ作品で行われました。この漫画の内容も良かった。


最後は、ライブパートの感想です。セットリストは
1.Animetic Love Letter
2.プラチナジェット
3.COLORFUL BOX
4.TREASURE BOX

の、4曲
一曲目のアニメティックラブレターは拡がりのある歌声とサウンドが思ったよりも気持ち良く、
二曲目は本当アイドルちっくに、そしてやっぱりりーちゃん(大和田さん)の歌声が可愛くて(笑 
音響も凄く良いホールだったので単純に打ち込みのサウンドの格好良さも素直に感じられてそこも快感でしたね
盛り上がりつつ、
三曲目の石田燿子さんの歌声は正に「SHIROBAKO」のメインの5人をストレートに応援しているようで、
とても素晴らしくホントに作品に寄り添った正しいアニソンなんだなあ・・・としみじみと感じる事が出来ました
声も真っ直ぐに伝わって来るぐらいに良く出ていてプロフェッショナルさをまざまざと堪能しましたね。
頑張ろう。とか素直に思いつつ、
奥井雅美さんの四曲目ではコールとかもあって最高潮の盛り上がりを演出してライブパートは終了、
ちなみにOPED共に一番では実際のアニメーションも流れていて生の歌声と重ねて観れる。って演出も非常に贅沢で良かったですね。
また、楽曲に対する理解が深まって、作中のキャラに対する応援歌っぷりも感じる事が出来て確かな収穫でした。


そういう訳でライブパートの終了と共に本編も終了、
最後は観客と演者の全員で「どんどんドーナツ、どーんと行こう!」と声を張り上げコールして終了、
最後みゃーもり役の木村珠莉さんは感極まってガチ泣きしちゃってたんですが 笑
その分作品に対する愛情も伝わって来て良かった
一応来月にイベントは決まってるとは思いますが、
その先はファン目線ですと白紙にも見えますので、是非これから、ここから、いつか「新しい何か」が拝めたらいちファンとして幸せですし
正直めちゃくちゃ期待、懇願しちゃっているのが本音ですね(笑 まずは当イベントでファンとの熱い絆を確認
勿論会場に来られなかった人達や来てないけど大好きって方々も沢山いると思いますので、
そういう人達の想い等も絡めて実現してくれたら・・・と願ってます。
まあTVシリーズはあれはあれで一つの作品として成り立っている、とも思いますけど。でも個人的に新・七福神観たいなあ。って事で(笑











しかしイベント開催が俺の生まれ育った横浜と今住んでる千葉の幕張、って
凄く俺向きっていうか、最高だなあ。って思いました(笑
まだ幕張のは都合付くか分からないんですけど、
都合の付く方で「SHIROBAKO」ファンの方は無料ですので是非幕張に行きましょう。

「SHIROBAKO」愛に満ちたイベントに仕上がっていて、とても素敵な感情を得る事が出来ました。
製作スタッフ、キャスト陣、歌い手さん達、ハコのスタッフ、そして観客の皆さんに感謝。
ちなみに神奈川芸術劇場は一発で大好きなハコになったのでまたいつか大好きな誰かがここでライブしないかなあ。って今思ってます(笑)。







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