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天野めぐみはスキだらけ! 第56話「変わんねーな」 感想ほか(週刊少年サンデー2017年5・6号)

2017-01-03 | 天野めぐみ&古見さん
                                    
                                   天野めぐみも風邪をひく。








って、その言い方だとまるで脳筋みたいじゃん笑
と思いつつ、その後きっちりと寝返り打たれてる昔ながらの作劇がまた良かったです。

ちょっと前から感じてはいたのですが、段々と学の意識がめぐみに向いている・・・
いや、もっとはっきり言っちゃうと学がちょっとずつガリ勉キャラから可愛くていじらしい男子に変わりつつある、、、と思いました
幼馴染の部屋に、自分と一緒の写真が飾られている・・・という、限りなくグッと来るシチュエーション
以前の学だったら、あそこまではっきりとしたリアクションは取らなかっただろうなあ。。と思うと、
連載1年を経てちょっとずつ、ちょっとずつ、めぐみに感化されつつある学がいるのかもしれません。

でも、子供の頃の思い出の写真が大事に飾られてるのを観て、
頬を赤らめる学は可愛かったなあ・・・!
そんな風に思える(感じられる)のは、きっと初期のツンケンした学が印象に残ってるからで、
それを考えるとこの漫画のじっくりと堅実に、誠実に、着実に仲を縮めていく作劇、、、もまた
やっぱり正解であった、、、のかもしれません。ちょっとこしょばゆいような、
ちょっと嬉しいような・・・
そういう学の感覚を一切説明せず、表情と言葉だけで仕上げたこのコマの完成度は凄かったです。↓



学萌え。


本当に良いラブコメの定義って人それぞれにあるんでしょうけど、
出来れば主人公を見てもニヤニヤ出来ちゃうのが最高ですよね
男のいじらしさ・・・というか、
素直に成り切れない良さ、、、というか。
そういうものがさりげなく表現されていたこの話数もまた良かったです
年末及び年明け(今)に読むには正にピッタリのお話だったんじゃないでしょうか

学が心を込めて用意した風邪に効く食べ物等の数々、、、
これって一見シンプルに思えるけど、
風邪の時に一人だと、
実はめちゃくちゃに心細いんですよね・・・(遠い目)
だから、これがどれだけ尊い事なのかは分かっているつもりです
学の真心が籠った品々を食べて飲んで、めぐみが癒されない訳がない。
その後、きちんとめぐみが喜んで食べて、快方に向かって行く描写含めて堅実で良かった
それはきっと、学の(その時の)気持ちが通じた・・・って事でもあるので。
また無邪気に食べてはしゃぐめぐみの姿も実に可愛かったですね
まーくんに照れてるめぐみだけが可愛いんじゃなく、
子供みたいな表情のめぐみもまた可愛い、、、と
このお話は色々と通常とは違う角度で魅せていたお話のようにも思います
逆に言えば、まーくんのだって事が分かってないからこそ、「好きな人に作ってもらった」というバイアスがなかった
つまりそれは本当に純粋に美味しかった・・・って事実の証明でもあったんですよね
学のちょっとしたドキドキと、真心が光っていたほっこり出来る秀逸な56話でした。

という訳で、今年も「天野めぐみ」の感想をよろしくお願いいたします。



↑カワイイ。


この号は全体的に面白かったので、一言感想を最後に添えます。

メジャー2>ミチルちゃんが過去最高に可愛い。眉村の子とは(略
古見さん>考えてみれば、「ひとひと」って名前ダメじゃん(笑)。ひとくんとか、ひーくんならアリかもなあ。
だめてらす>こち亀みたいなお話だ・・・。
魔王城>もっちり姫も、可愛いよ♪むしろ(略)
初恋ゾンビ>個人的には江火野派なんだが、この流れだとやっぱりルート厳しいかなあ・・・。
サンデー非科学研究所>ねこぐち先生あたり、、、いや、その前の師弟ネタから面白くなって来た。もっと色々な漫画家に突撃希望。




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