子供の頃はそりゃゲームだとかそういう「物」主体に欲しがっていたけど・・・
大人になっちゃうとなんか「物」とかそういう事じゃないじゃないですか?まあ、人によっちゃ「物」かもしれませんけど。
でも結局、大人になると後々残るのって“気持ち”なんですよね。。何よりもそういう“気持ち”が大事っていうか。
それはきっと、ある意味自分も大人になりつつあるのかもしれませんけど、、、
しかしまあめぐみの年代でそういう風に達観出来るのは偉いよな。って思いました。
やっぱり「自分を気にしてくれる」っていうのが嬉しいのよね。
今になって思うとこういう若い頃はそういう感情に無頓着だったような気もするけれど、
今だからこそめぐみのこういう感情も正しく理解出来てかなり良い感じに読めました
っていうか、途中までマジで忘れてると思ってたんですよね俺
振り返れば予約した本なんて向こうから取りに来いよ、って思うのが普通なんですけど
変に想像力が働いて「友達だからかなあ・・・。」なんて思いながら読んでたら、
それ自体が伏線だったっていう。。
深読みのし過ぎも問題だなあ、って思いましたが(笑
ただ、なんていうか、こういう風に力を入れて頑張るのもある意味「気持ち」の裏返しじゃないですか?
なんかそこで気恥ずかしがる学の気持ちも分かるし、覚えてくれて嬉しいめぐみの気持ちも分かるし・・・
途中まで「リア充やめて!」って思いつつ笑
非常にニヤニヤしながら読んでしまいました。
でもなんか、結局・・・。
食べ物とか、
プレゼントとかよりも、
めぐみは学の「気持ち」が嬉しかったんだと思う。
自分の好きな人に自分を気にして貰ってたら誰だって嬉しいに決まっている。
ある意味、こういうのこそ自分の理想の世界の一つだよなあ・・・と思うと不意に泣きそうにもなりましたが、
うーん、やっぱり、一生懸命頑張った!っていうのが言葉にせずとも気持ちとして出てるんですよ。
そこが一番良かったし、感動出来た要因だったんじゃないかなー、って読んでて思いました。
「自分の為に頑張ってくれる人がいる」・・・
それがきっと、支えになっていくんでしょうね。
なんか、大事なことを思い出せたような気がしました。
しかしまあ、本当に素晴らしい漫画ですよ、ええ。
古見さんと共に今のサンデーを強く支えてるのがよく分かる話数でもありました。
今まででも随一に心を動かされたお話だったかもしれません。
自分も誰かに優しい人間でありたいものですね。
自分の好きな人には、ね。
八方美人でなくとも良いので。