
先月の27日、LINDBERGのライブを新横浜で観ました。
LINDBERGの多少マニアックな曲やコンセプトを設けてセトリが組まれるライブ、
この日はボーカルのマキさんとギターの平川達也さんのバースデーライブでもありました
なんと、
誕生日がほぼ一緒なんですね
マキさんが2月の22日で達也さんが27日…っていう。
尚且つ、
この二人は夫婦でもある
結婚したばかりのタイミングでミュージックステーションに出演とかしてましたね
確か97年くらい。
1月に同じここで観たライブが凄く楽しかったのと、
それと
自分は後期のシングル曲もよく聴くので、
それを生回収したくてこの日も参加したのでした
後、
このライブハウスかなり好きですね
まず自分の生まれ育った横浜ってトコがイイ笑
新横浜の駅からも近いですし相鉄線とかで行くと出口からすぐだしね。
床の赤黒の模様も格好良いしステージも見やすし椅子も用意されてるし(重要)
まだ2回目だけど毎回心地良く観させて頂いてます
音響もリズム隊のサウンドがバッチリ聴こえて最高です。
幕が開くと、
いきなりマキさんのソロ歌唱から
しかも、演歌!
「津軽海峡冬景色」を超ノリノリで歌唱
ちなみにかなり上手く感じた
今のマキさんの声質に合ってるのかもしれぬ。
ポージングとかも演歌歌手風になり切っててクオリティ高かった
ちなみにこの曲ライブで聴くの約10年以上ぶり2回目でした
まあ、カバーでしか聴いた事無いけど。
更に、
平川達也さんボーカルで「SOMEDAY」
永井真理子さんも大ファンだと言う佐野元春のナンバーですね
「三重県鳥羽市からやって来た渡瀬マキです!」と挨拶したのち、
3曲目もカバーで「赤いスイートピー」をバンドをバックに歌唱
歌に寄り添った心地良いベースも良かった。
それと、
マキさんに凄く似合ってましたね
聴きながら、
何年か前の紅白で
松田聖子がしっとりと歌い上げてたのを思い出した(確か紅組のトリで)
この曲でも聖子ちゃんみたいなポージングをして観客から拍手を浴びていました。。
ちなみに、
これまでが第一部で
ここからが第二部らしい笑
一部短っ!
二部長っ!
逆マサルさんだ。。とか思いつつ、
マキさん「始まって20分経つのに一向にリンドの曲が来ない笑」
と、セルフツッコミしながら、ここからLINDBERGの曲をガンガン繰り出す
まず、
初っ端から大好きな「Sugar free」が来て
「ヨッシャー!」という気分になり、
心の中でガッツポーズをする笑
そうそう、元々これを期待してこのシリーズに来たんだよ
後期のシングル曲は通常のツアーでは中々聴けないのでマジで嬉しかった
この曲は、
LINDBERGがオルタナティブ・ロックに挑戦した〜って印象の曲で
変わり種だけど、その分新鮮でもあってかなり好きな曲
何よりこの曲はギンギンのベースが聴きどころで
あのベースサウンドを生で体感出来ただけで幸福でした
歌詞途中に挟まる「Oh Yeah」がまた気持ち良いし、
歌詞の「自分に酔ってるの」の部分で感情がシンクロしたり
そういう精神的なカタルシス含めてすごく良かったです
アンニュイでけだるげな雰囲気がカッコよく、だけどサビはポップで
最後の「FIGHT!」はCDで初めて聴いた時も感動したんだけど
生で聴くとより川添さんが力強く発してて尚グッと来たりしました
いや〜、
この段階で今日ここに来た甲斐があったわぁ。と深々と思いつつ、
優しいギターサウンドにサビの美メロが絡む「SILVER MOON」
ノスタルジックで温かいバラッド「忘れないで」と
冒頭に宣言してた通り
ほっこりする様なセトリで展開されてゆきました。
中盤のMCタイム。
マキさん「ミディアムが続いてますね〜大人な感じですな」
達也さん「(今日で)63歳・・・じじい笑」と自虐ネタをかます
子供の頃から若くてエネルギッシュなリンドバーグを観てただけに、
結構隔世の感はあります
まあでも、
95年から30年って考えるとそうかぁ…って感じ
考えたくないけど。ってか初めて再結成した辺りのライブも行けば良かった
今更後悔しても遅いけど、
自分がガキの頃はリンドバーグがロックバンドの一つのモデルケースだったので。
ってか、自分が「ロックってこういうものなんだ。」ってリンド聴いて認識してた。
それと、
質問コーナーでマキさん達也さんの馴れ初め聞かれてたけど、
マキさん話すの嫌がってましたね笑
こっ恥ずかしそうだった
ちなみに最初は達也さんの片想いだったそう。へぇぇ。
アコースティックでバンドバージョンよりも更に爽やかになっていた「MINE」
マキさんの美声も堪能出来てとっても素敵な一曲でした
良い意味で淡々としたリズム隊に渾身のギターソロも気持ち良かった「GLORY DAYS」
サビのグッドメロディに魅せられた「〜種〜」と新旧織り交ぜた構成もヨイ。
ご機嫌に歌うかの様なベースも快感だった「八月の鯨」もノリノリで楽しかった
「OH!ANGEL」では先日岸谷香さんのライブに森高千里さんと一緒にゲストで参加した時、
Bメロで凄く盛り上がってたから、この曲も〜って事で
Bメロで不自然なまでに盛り上がりまくる流れがまた面白かった笑
勿論オールディーズの要素も含むロックサウンドも聴き応えたっぷり。
さて、
楽しかったライブもクライマックス
パキパキと小気味良く鳴るドラムにも気持ち良さを覚えた「胸騒ぎのAfter School」
イントロのダーリンのキーボードからして青春っぽさ満点で素晴らしかった
一転して、
前のめりな勇ましいボーカルが格好良かった再結成後の新曲「Re-FLIGHT」
この曲は副題で「あの日描いていた大人になってるかい?」と付いているけど、
正直全然なっていないですね笑
40手前で未婚で独身だし、
ポンコツ街道一直線だし、
人見知りは永遠に直らなさそうだし。
でも、
THE王道って印象のロックナンバーで
疾走感もスゴくシンガロングもアツくてその真っ直ぐさに聴き惚れてしまいました
やっぱり"リンドバーグのロック感"も良いな。としみじみ想いつつ、
本編最後はゴリゴリのロック「POWER」を智久さんがフロントまで出て来て弾き倒す演出から
各々のソロパートまで挟んで豪華絢爛なステージ回しでフィナーレを告げました
バンド全体の一体感を表現しつつ、
力強いロックを届けてました。
アンコールも敢行。
まずは、
近頃よく演っている新曲「ブラックスパイダー」
この曲はベテラン感は無ければ王道のリンドバーグって感じでもない、
尖り気味の疾走感溢れるロックナンバーに仕上がってて、
無茶苦茶格好良い。
良い意味で若手っぽい…というか、
ここからまた転がってゆくぞ!みたいなテンションを感じて
それがまた嬉しいっていうか、
この年になっても、
小学生の頃の様にリンドバーグの新曲にワクワク出来てる事に感謝っていうか。
また、メロディが突き抜けてて素晴らしい
ライブでのみ披露の新曲って大体何となくでしか覚えてなくて口ずさめる事は少ない
けど、
「ブラックスパイダー」はこれを書いてる今でも普通に歌えるくらい印象に残ってて、
それもまた良いなぁ!って思うし、早くシングルCD欲しい!って思う。
「ぐるぐる巻き」のトコの振りも楽しいし、
これだけのキャリアになっても
まだ新曲で引っ張っていかんとしてる精神性もカッコいい。
LINDBERGは、むしろここからのバンドだよ。
そう告げる様な会心のキラーチューンに感動。。
しかも、
最後の最後が「赤い自転車」!
勇ましいギターフレーズと、ウキウキしつつも前に進む様なフレーズに感化され、
盛り上がりつつもほっこり気分で終わるラストがまた新鮮で良かった
こういう王道を敢えて回避する試みもここ新横浜NSBシリーズだからやれるんだろうな。と
そう考えると今やかゆい所にも手が届くこのライブシリーズは、
LINDBERGには欠かせないものになりつつあるのかもしれない。
フィニッシュには小柳さんのドラムソロも挿入されて磐石のアガりっぷりでした!
ありがとうございました!!!!
第一部
1.津軽海峡冬景色(渡瀬マキソロ)
2.SOMEDAY(平川達也ボーカル)
3.赤いスイートピー
第二部
4.Sugar free
5.SILVER MOON
6.忘れないで
7.MINE
8.GLORY DAYS
9.〜種〜
10.八月の鯨
11.OH!ANGEL
12.胸騒ぎのAfter School
13.Re-FLIGHT〜あの日描いていた大人になってるかい?〜
14.POWER
15.ブラックスパイダー
16.赤い自転車

さて、
LINDBERGは、
春から36周年記念全国ツアーを敢行します
東京は大手町三井ホールって事で
またあの綺麗なホールで観れると思うと楽しみだ〜!!
昨年のライブのMCによると今年は久々にシングル作ってファンに届けるらしいし、
まだまだ現役でロールし続けているLINDBERGの今後から目が離せないですね。
それと、
新横浜シリーズは
2回参加してみて想像以上に収穫多かったので、
また次回企画された時もタイミングとか合えば是非参加したいな!と。
リンドバーグは代表曲たち以外にも大好きな楽曲多いので、ね。