先週の土曜日、ゴーイングとロストの対バンを観に横浜に行って来ました。
先々週も参加したこの2バンドでのツーマンツアー・・・の続き、ですね
正直この組み合わせだけで既に「良い」のは分かってたので行ける場所は行きたいなと最初から思ってました
こういう関東近郊を細かく回ってくれるツアーっていいですよね、、、とか感じつつ
この日もこの日でお互いのセンスが絡み合う素敵な夜を堪能して来ました。
やっぱこの組み合わせ相当“気持ち良い”と思います。以下。
◆GOING UNDER GROUND
1.同じ月を見てた
2.STAND BY ME
3.ランブル
4.もう夢は見ないことにした(新曲)
5.モンスター
6.センチメント・エキスプレス
7.ショートバケイション
8.LONG WAY TO GO
9.ハミングライフ
千葉で観た時とは大幅にセットリストが変わってました
どうやらロストインタイムのライブを観て「もっと変えよう。」と思ったらしいです
正直ここまでセットリストが変わっていると「複数参加して良かった~」って単純に思えますよね
粋な計らいに感謝・・・しつつ、初っ端からロック色の強いドラマティックな「同じ月を見てた」でテンションが上がる
そして個人的に大好きな「STAND BY ME」をまたもや演奏、グッと胸が熱くなりながらここで名曲「ランブル」だったんですけど・・・
これが物凄く良かった。
音源でも大好きですが、生で聴くとよりダイレクトに感情が伝わって来て堪らなかったです
コーラスの決まり具合や“摩天楼の光”というフレーズのハマり具合にハッとするような感動がありました
正にゴーイングのセンチメンタルな部分が凝縮されたような一曲だなあ・・・と聴いててしみじみ、
「でも忘れなくちゃいけない」って後半のサビもまた琴線を揺さぶってくれて個人的にツボ過ぎた一曲でしたね
すごかった。
この間の千葉で聴いて既に大好きだった「もう夢は見ないことにした」は前の曲が魚をモチーフにした曲だったので
竜宮城やら深海の風景を彷彿とさせるこの曲を次に持って来るアイディア含めて凄く良かったと思います
この曲メロディもいいし歌詞も感情移入出来るし現時点でも相当好きですね
またライブに参加した際には是非聴きたい楽曲です
小気味良いアンサンブルもまた絶品。
そこから、そんなナイーブな感情を包み込むように更にディープに「モンスター」
個人的に大好きな曲だけどまさかこのタイミングで聴けるとは思わずちょっとテンション上がりましたね(笑
嫌いな奴らもきっと誰かの愛しい人 ってフレーズを生で聴けて嬉しかったし、そして切ない気持ちにもなりました。
そしてこれまた初期の名曲「センチメント・エキスプレス」!
勢いたっぷりの演奏に掻き鳴らされるギターの音色、寂しさを思いっ切りぶちまけたような作中観に陶酔しつつ
寂しいのは 君のせいだ の部分で超個人的に感情移入もしてしまいました
この曲も凄まじくツボでしたね。
中澤さんの素敵、かつ熱い声が響き渡る「ショートバケイション」、
やっぱ中澤さんボーカルの曲が入るとよりライブが楽しくなるなあ・・・と実感
ゴーイングは、ライブに関してはこの間お初だったばっかりですから余計にそう感じます
青春の匂いがする「LONG WAY TO GO」に爽やかな気分にさせられつつ最後は「ハミングライフ」!
どっしりとしたビートと歌がめっちゃ気持ち良くて心地いい感覚でライブを観終える事が出来ました
初期の名曲から最近のナンバーまで上手くいいとこ取り出来てた会心のセトリだったと思います
いっぱい琴線を揺さぶってくれてありがとうございました。
MCでは中澤さんの「やっぱライブは地元トークしてなんぼじゃん?」っていう発言と(確かにあると嬉しい)
その地元トークの結果食事した場所が“日高屋”っていう 笑(チェーン店じゃねーか!)オチが面白かったです。
帰りに駅近くの日高屋を観てそのMCを思い出したりしてましたねえ。
◆LOST IN TIME
1.366
2.30
3.はじまり
4.26
5.五月の桜
6.田舎の生活
7.線路の上
8.証し
9.希望
10.明け星
アンコール
11.約束(with 松本素生)
ダブルアンコール
12.列車
ロストも結構セットリスト変わってました
っていうか「田舎の生活」やるとは本当予想外で
今後聴けるタイミングあるのかな・・・ってくらいのレア曲だったのでビックリですよ
しかも、めちゃくちゃ感情こもってて良かった・・・! ゴーイングとのツーマンではピッタリな選曲だったんじゃないでしょうか
一曲目から勢いよく始まり、ゴーイングが新生活の季節に相応しい曲を~って事で「ハミングライフ」演ったのに対抗して「はじまり」を奏でたり
そういう相手を意識したセットリストの組み方も秀逸で観たかった化学反応が確かにあったなあ。としみじみ思えるような内容でしたね お世辞じゃなくね。
ライブ用にアレンジされた三井さんの激しいタッピングから始まっていくイントロがめっちゃ気持ち良かった「26」はシンガロングしたくなる盛り上がりっぷり
久々の「五月の桜」もまた海北さんらしい誠実さが滲んでて素敵な一曲でした。
疾走感溢れる「線路の上」、
感情ほとばしる「証し」などアッパーな曲が続き
その後の「希望」に至ってはこの日随一の盛り上がりを(自分の中で)見せ
いつも以上にロックンロール・モード全開で改めてこの曲は名曲だな~と感じる事が出来ました
終始がむしゃらな海北さんのボーカルもとっても良かったと思う
そして本編最後は大好きな「明け星」、
この日もやっぱりペーソス漂う歌詞に感情移入必至
そんな中で歌われる それでも今を笑おう というフレーズにグッと来ながらこの日もまた素敵だったツーマン本編は幕を下ろしました
ムーディな雰囲気もまた夜の雰囲気に似合っていてとても心地良い一曲でした。ありがとうございました。
MCではまたもゴーイングとのMCの方向性の違いに言及(笑
そんなに気にしなくても、個人的にはロストはロストで“ほぼ一人語り”っていうのはオリジナリティあって良いと思います
源ちゃんや三井さんから(そういう絡みみたいなのは)「なくて大丈夫。」とはっきり断言されてたのが面白かったですね。
そういうリアクションも含めて新鮮なMCだったのもこのツアーならではの化学反応、でしたね。
アンコールでは再びのコラボでゴーイング松本さんを含めて4人で「約束」、
「旅立ち前夜」もすごく良かったんですがこの曲の方がより松本さんの声には似合ってる感じで最高でしたし
この曲もまたユニゾンで歌われると破壊力増すなあ、と(笑 こういうコラボはこれからもじゃんじゃん期待したいです!
ダブルアンコでは迫力満点の「列車」、ペーソスも悔しさも滲む出来栄えで逆にパワーをもらえた感じ。
アンコール含めて素敵なツーマンでした。生まれ故郷の横浜でこんなライブが観れて幸せでした。
やっぱり、こうやって書いていても感じますが
ゴーイングとロストって相性良いですし作中観的にも通じてる部分があるので
それもあって余計に感動出来る夜に仕上がっていたなあ・・・とつくづく思いましたね
コラボの時の松本さんの格好がBボーイみたいなカジュアルさだったのもまた印象的でした。
グッと来るような瞬間の連続に、拍手&感謝。