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【野菜を食べよう】今村朝希「つくろぐ。」 第12話 感想(コミックキューン2017年3月号)

2017-02-14 | つくろぐ。/今日D(鹿子木灯)
                                               
                                               よくやったよくやった。












自分も野菜嫌いだったんで、
よく母親の皿に移してましたね
でも流石に今は「みっともないわ」って思うからやりませんけど、
まだ学生のうちなら可愛いもんですよね・・・笑

ただ、そういう小賢しい行為をしなくなったときに、
何気に「あっ、少しは(大人としての)プライドを持てたのかな。」って思うので(というか今書いてて思った)、
そういう意味合いでは未熟な時代を過ごしたからこそ感じ取れる成長、、、みたいな喜びはありますけどね
創李もまた、そういう過渡期に入っているのかもしれませんね。


創李はある意味華よりも器用で物知りなキャラ・・・って印象が強かったんですが
まさかこういう弱点があったとはね、、、と微笑ましい気持ちになれました
確かに、野菜を移してる子供は傍目から見るとちょっと可愛いですけどね(笑

自分の場合は、特に克服しようと思ってたわけじゃ無く、自然に(ある程度は)食べられるようになってたんですけど、
言われてみれば自産自消するような状況になれば、ちょっとは愛着が沸くのかもしれないですね
何よりも、そんな風に言われて創李もまた感化されて頑張ろうとしている姿が良かったです
弱点を克服しようとしている女の子は可愛い・・・そんな事を感じたりもしたお話でした。


そして、これもまた大袈裟ではなく、着実な努力、、、という本作らしいテーマでもあります
実は本作で(部屋の片づけのネタで)「毎日少しづつやればいい。」というメッセージ性の高いネタがあって
俺自身そういうネタに感化されている節もあるので、
読み手に正しい影響を与える漫画・・・として「つくろぐ。」は成り立っている気がします
日常系漫画でありながら、コツコツと努力するキャラの姿が読んでて胸を打つんですよね
この記事を読んだ方に少しでもそういう良さが伝わるように願っています。

今すぐ、じゃなくても良い。って事なんですよ。
今すぐに結果が出なくてもいい、
出来る事から堅実に積み重ねていって、
その結果素敵な現実に変わればいい・・・という、
地に足の着いた感覚がこの漫画には確かにあります
それは俺が今村さんのファンだからそう思うのではなく、
読んでいて自然に感じている事なんです
野菜が大嫌いで、他人に擦り付けてた少女が、自分で考えて克服を頑張ってみる決意をした・・・
そういうある種の「成長」を切り取った素敵なお話に仕上がってると思うんですよね
最近は、新キャラのお披露目回が続いてただけに、久々にメインの3人組の掘り下げが読めたのも嬉しかったです
珍しく華が主人公っぽくリードしている相様のレアリティも含めて(笑)今後の「つくろぐ。」にも注目なのです。






サッポロポテトを「野菜」と言い切るのは無理があり過ぎる・・・笑
じゃがりこのサラダ味を野菜扱いで食べてるなんて現代っ子すぎますねえ。
初期のたまごっちのネタとか、あまりに懐かしすぎて「ああ~」ってなっちゃいました
今村さんってもしかして自分と世代が近いのかも・・・?ってちょっと思ってしまったネタでしたね(笑

それにしても、絵が洗練されて来たのに比例して華がどんどん可愛くなって来てますね・・・
最近の華には母性すら感じてヤバいです。堪らないですね。今後も楽しみですよ。
もしキューン買ってる人で少しでもこの漫画が好きならば、
是非単行本やアンケート投函もよろしくお願いします。
今月も応援だ。


本誌の全体感想は、また次の機会に書きます!




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