仮面ライダー鎧武外伝、続いてはバロン編。
父の命日でありながらも、戒斗がデェムシュ探索に赴いていた頃、南アジアのとある財団の御曹司・シャプールが沢芽市の視察に来ていた。彼は執事のアルフレッドに、凰蓮が営むシャルモンに行きたいとせがむが、予定は変えられないと突っぱねられてしまう。しかしシャプールは、偶然視聴したビートライダーズの動画に、自分とそっくりな人物が映っているのを発見し・・・
感想
鎧武外伝のバロン編には、戒斗のそっくりさんであるシャプールが登場。本編中の戒斗とは打って変わって非常に明るい表情を見せる御曹司というキャラクターですが、演じた小林さんにとっては、これまでずっと役作りをしてきたのではと言われるぐらい自然体で演じられたキャラクターとのこと。戒斗と同じ顔なので、シャプールが戒斗の服を着ている間は物凄い違和感がありましたが、服装が変わると、顔が同じでも別のキャラクターに見えるから、役者さんって凄いなぁと思います。
こういったそっくりさんで思い出すのは、カブトの天道と擬態天道ですね。あの時もクールな天道と子供っぽい擬態天道の2人が対峙していたので、今回の戒斗とシャプールともどことなく似ている気がします。
工場を買収したのはユグドラシルだが、憎むべき相手はユグドラシルではなく、かつての自分の弱さだと語る戒斗。そんな戒斗はシャプールに「戦うべき相手がいるなら戦え。そうでなければ一生後悔するはずだ」と語っていました。自分と同じ顔の人間が、戦いを諦めて逃げるのを見るのが嫌だったのかもしれません。父を「勝手に弱者になって死んでいった」と話してはいたものの、心のどこかでは救えなかったこと、戦えなかったことに後悔していたのでしょう。後悔しないためにも、戦うべき相手と戦う。そしてそのための力を手に入れる。久しぶりでしたが、いつもと変わらぬ戒斗が見られました。
シャプールと戒斗は性格が大きく異なるキャラクターではありましたが、戒斗との出会いを通して、父親とも戦う決意を固めるようになりました。性格は違うものの、似たような強さは持ち合わせているのだと感じました。
斬月編がユグドラシルメンバー中心だったのに対し、こちらはビートライダーズのメンバーが久々に集結。相変わらず頼もしいザックをはじめ、紘汰や舞なども人間の姿で登場してくれます。
個人的にお気に入りなのが、城乃内のシーン。シャプールから「グリドンの人!」と呼ばれ、なんでそんな名前なのかと問われた際に「自分では気に入ってるの」と回答。グリドンの命名者が初瀬だったことを思うと、非常にグッとくるシーンでした。多分、この外伝で一番好きなシーンです。
こちらの新ライダーはタイラント。アームズはドラゴンエナジーアームズで、昨年のMOVIE大戦でメカ凌馬が使用していたアームズでした。斬月編に引き続き、リンゴアームズも登場し、こちらはバロンが身に纏うことになりますが、いずれも凌馬にとっては披見体に過ぎなかったのでしょう。斬月編、バロン編のいずれでも暗躍する凌馬。やっぱり「全部私のせいだ!」という台詞が、この男には非常によく似合います(苦笑。
貴虎、戒斗共に自身の信念を改めて確認し、また一歩前へ進んでいくという物語になっていました。ヨモツヘグリロックシードや黄金の果実の存在を示唆、ドラゴンフルーツエナジーロックシードなど、本編や映画と関連させる要素もあって、なかなかに楽しめる作品となっていました。次回作はデュークとナックルとのこと。ナックルは最高にカッコいいザックが見られそうなので楽しみですが、デューク編って一体何をするのやら・・・
父の命日でありながらも、戒斗がデェムシュ探索に赴いていた頃、南アジアのとある財団の御曹司・シャプールが沢芽市の視察に来ていた。彼は執事のアルフレッドに、凰蓮が営むシャルモンに行きたいとせがむが、予定は変えられないと突っぱねられてしまう。しかしシャプールは、偶然視聴したビートライダーズの動画に、自分とそっくりな人物が映っているのを発見し・・・
感想
鎧武外伝のバロン編には、戒斗のそっくりさんであるシャプールが登場。本編中の戒斗とは打って変わって非常に明るい表情を見せる御曹司というキャラクターですが、演じた小林さんにとっては、これまでずっと役作りをしてきたのではと言われるぐらい自然体で演じられたキャラクターとのこと。戒斗と同じ顔なので、シャプールが戒斗の服を着ている間は物凄い違和感がありましたが、服装が変わると、顔が同じでも別のキャラクターに見えるから、役者さんって凄いなぁと思います。
こういったそっくりさんで思い出すのは、カブトの天道と擬態天道ですね。あの時もクールな天道と子供っぽい擬態天道の2人が対峙していたので、今回の戒斗とシャプールともどことなく似ている気がします。
工場を買収したのはユグドラシルだが、憎むべき相手はユグドラシルではなく、かつての自分の弱さだと語る戒斗。そんな戒斗はシャプールに「戦うべき相手がいるなら戦え。そうでなければ一生後悔するはずだ」と語っていました。自分と同じ顔の人間が、戦いを諦めて逃げるのを見るのが嫌だったのかもしれません。父を「勝手に弱者になって死んでいった」と話してはいたものの、心のどこかでは救えなかったこと、戦えなかったことに後悔していたのでしょう。後悔しないためにも、戦うべき相手と戦う。そしてそのための力を手に入れる。久しぶりでしたが、いつもと変わらぬ戒斗が見られました。
シャプールと戒斗は性格が大きく異なるキャラクターではありましたが、戒斗との出会いを通して、父親とも戦う決意を固めるようになりました。性格は違うものの、似たような強さは持ち合わせているのだと感じました。
斬月編がユグドラシルメンバー中心だったのに対し、こちらはビートライダーズのメンバーが久々に集結。相変わらず頼もしいザックをはじめ、紘汰や舞なども人間の姿で登場してくれます。
個人的にお気に入りなのが、城乃内のシーン。シャプールから「グリドンの人!」と呼ばれ、なんでそんな名前なのかと問われた際に「自分では気に入ってるの」と回答。グリドンの命名者が初瀬だったことを思うと、非常にグッとくるシーンでした。多分、この外伝で一番好きなシーンです。
こちらの新ライダーはタイラント。アームズはドラゴンエナジーアームズで、昨年のMOVIE大戦でメカ凌馬が使用していたアームズでした。斬月編に引き続き、リンゴアームズも登場し、こちらはバロンが身に纏うことになりますが、いずれも凌馬にとっては披見体に過ぎなかったのでしょう。斬月編、バロン編のいずれでも暗躍する凌馬。やっぱり「全部私のせいだ!」という台詞が、この男には非常によく似合います(苦笑。
貴虎、戒斗共に自身の信念を改めて確認し、また一歩前へ進んでいくという物語になっていました。ヨモツヘグリロックシードや黄金の果実の存在を示唆、ドラゴンフルーツエナジーロックシードなど、本編や映画と関連させる要素もあって、なかなかに楽しめる作品となっていました。次回作はデュークとナックルとのこと。ナックルは最高にカッコいいザックが見られそうなので楽しみですが、デューク編って一体何をするのやら・・・