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ひびレビ

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時効警察はじめました 第4話

2019-11-09 08:16:07 | テレビ・映画・ドラマ
時効警察はじめました 第4話「ゾンビもゾンビ映画も蘇るなら、時効事件の捜査も蘇るのだ!」

 25年前の伝説のゾンビ映画「ロマンティックを止めるな!」。全編長回し1カットでの撮影中、監督の唐沢浩一郎が何者かに殺害されたことで現在はお蔵入りになっているが、主演女優であり容疑者でもあった折原千香子はスターダムへと駆け上がることとなった。
 事件前日に唐沢と折原が激しく揉めていたことから、折原に動機はある。だが長回し1カットの間、出ていない時間は数分だけというアリバイが崩せず時効入り。

 映画のリメイクの撮影現場に参加させてもらえることになった霧山は、三日月、彩雲らと共に事件の再調査に乗り出し・・・


感想
 今回折原千香子を演じられたのは中島美嘉さんですが、「へー、歌手だけじゃなく女優もやられているんだー」と思ってしまってすいません!ネットで調べるまで「NANA」のことが頭から抜けていてすいません!(汗。

 さて今回は「長回し1カットでのゾンビ映画」という、地上波放送時に冒頭30分程度で酔って視聴を中断した映画を思い出すかのようなシチュエーションで起きた殺人事件の話。

 新人女優である折原に対し、容赦ない罵倒を浴びせていた唐沢監督。あれも彼女の才能を信じてこそ、才能を引き出すべく行ったことなんでしょうけども、分かり辛いというか不器用というか・・・
 創作物では「一見恨まれそうな人物だけれども、実は相手を認めているからこその叱咤激励だった」「厳しさは愛情の裏返し」的な人物をたまに見かけますが、もうちょっと素直に認めてあげれば殺されずに済んだのではと思わずにはいられません。まぁそんなこと言ったら事件も起こらず、平和に撮影終了して終わりですが(苦笑。

 ノーカットのアリバイ崩しと、その更に裏にある真実をも突き止めた霧山くん。嘘や編集で真実をごまかし続けてきた犯人たちですが、監督への信頼と尊敬の念だけは嘘偽り無いものだったと。
 考えてみれば25年も前の作品のリメイクにあたり、当時のスタッフが再集結ってのは凄い話ですよね。今回役者とスタッフが誰一人欠けることなく集まったのだとすれば、25年もの間、業界の中で生き残り続けてきたということ。それだけ唐沢監督の人を見る目は確かだったということなのでしょう。
 それだけに、仕事が減ってきたことや、世間の「ゾンビ映画の人」ではなく「メロンのCMの人」という認識は・・・監督に信頼された彼女にとっては我慢できないことだったのかなーとも。


 「ゾンビ」と「最後」の意味を含んだ「誰にも言いませんよカードZ」をもらっても犯人は「こんなゆるい結末ありえない!」「これじゃまるで深夜ドラマじゃないの!」と御立腹。
 それに対して「深夜ドラマってすごく面白いですよ。テレ東とか」と三日月くん。へー、テレ東の深夜ドラマって面白いんだー、へー・・・まぁ最近はネット配信とかやってるかもしれないし・・・


 そして今回は、事件と全く関係のないところで加藤茶さんも出演されていました。CM入りの前の画面で「このあと、カトちゃん登場!」というテロップを見た時には「カトちゃんって言えば加藤茶さんだけど、まぁ別の『加藤』さんなんだろうな」と侮っていたので、まさか本人が御出演とは・・・

 そんなわけで「生・カトちゃんのクシャミはやっぱりイックションですが・・・このドラマはフィクションです」といったところで、また次回。
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