ひびレビ

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仮面ライダー555 第31話

2019-11-18 07:34:29 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー555 第31話

 ファイズ・アクセルフォームのスピードにより、巧は北崎が変身したデルタの攻撃から逃れた。だが草加の策略により木場との仲は壊されたまま。木場は海堂を介して巧の真意を尋ねようとし、巧も本当に木場がベルトを奪ったのかを草加に確認するが・・・

 一方で真理は澤田が再び凶行に及んでいるとも知らずに、未だ澤田には人間の心が残っていると信じていた。そんな彼女の想いを聞いてしまった巧は、澤田との戦いで拳に迷いが生まれ・・・


感想
 攻撃だけではなく緊急回避にも使えるアクセルフォーム。その後北崎デルタに向かっていくことはせず、逃走に専念するあたり、フォームの有利・不利をしっかりと把握している感じですね。
 仮に北崎デルタに向かっていれば、一撃を喰らわせることは出来たかもしれませんが、その後制限時間が訪れて通常のファイズに逆戻り。再度ジェットスライガーで追い詰められる・・・なんてことになっていたでしょうし。

 さて今回はまだまだ続く、草加の策略。負傷した巧を手当てしたかと思えば「デルタより木場の方が性質が悪い」と言い出し、巧にベルト強奪の真相を問われると「友達ではないが、一緒に戦ってきた仲間より木場を信じるのか。だとすれば寂しい」と返す・・・本当に面倒くさいですね、この男!?
 巧は以前草加の「真理は俺の母親になってくれるかもしれない、救ってくれるかもしれない女」発言を聞いていますから、少なからず草加を気にかけているのは確か。そんな彼に対し、後者のような言葉は有無を言わさず自分を信じろと言っているようなものでしょう。人の性格を熟知したうえでの対応、面倒くさいですけど、上手いですねぇ・・・

 で、木場は木場で襲われはしたものの、巧を信じたいという気持ちは残っている。なので海堂に「本当に俺を騙したのか。このままじゃ本気で戦うことになる。何か理由があるなら教えて欲しい」と巧宛の伝言を頼んだわけですが、結果として「そんなんじゃ生きていけない」という風に伝わってしまいました
 何がどうして、どうなったらそうなるんだかさっぱりですが、これにより巧の木場への信用が更に揺らいでしまうことに・・・前回からイメチェンを図ろうとしている海堂と啓太郎という、今一番伝言ゲームを頼んじゃいけないであろう人物に頼んだ結果がこれだよ!ここにも草加の手が介入しているとは思えませんから、草加にとっては想定外のラッキーだったんでしょうね・・・

 
 真理は真理で、未だに澤田に人の心が残っていると信じていました。既に澤田の手で何人も犠牲になっていることを考えるとその可能性は限りなく低いにも関わらず、それでも信じようとするあたり、優しいというか優しすぎるというか・・・そしてとうとう、草加カイザから澤田を守ろうとしていましたが、果たして。

 ラッキークローバーはといえば、琢磨くんがゲームから降りたがっていましたが、北崎と握手(死)が出来ないために、ゲームは続行。「ラッキークローバーが揃ったのだから、一致団結して襲えば良い」という至極真っ当な意見も通ることは無く、またも北崎に怯える日々が続きそうです。正直澤田より、琢磨くんの方が余程人間の心を残しているような気がしないでもない。


 そんなこんなでまた次回。
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