ひびレビ

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仮面ライダー555 第30話

2019-11-11 07:44:28 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー555 第30話

 北崎が変身したデルタの猛攻から、辛くも逃げ切った巧と木場。互いに正体を知った2人は言葉を交わすことなく別れるが、後日巧は結花から、木場は真理から相手が「人間を守るために戦っている」ことを知る。
 再会した2人は信用するための一歩を踏み出し始めるも、2人が仲良くなることを快く思わない草加が策をめぐらして・・・

感想
 敵である琢磨に窮地を救われ、一応味方である草加に木場との仲を引き裂かれる。何だこの展開・・・(汗。

 さて今回は北崎デルタに襲われたところからスタート。この窮地はオートバジン、そしてまさかの琢磨=センチピードオルフェノクによって救われることに。まぁ琢磨にしてみれば、今ここで北崎の邪魔をしておかないと、死のしっぺが待っているわけですから、しょうがないといえばしょうがないのですが、アレ絶対後でバレるヤツでは・・・


 変身者がコロコロ変わっていたが故に、「ファイズ」を敵として認識している木場。巧も木場が倒すべきオルフェノクだと知って動揺していたものの、ここで相手を信用するために、互いに近しい存在から話を聞くことが出来るあたり、大人ですね。
 とはいえそれも、人づてに聞いた話。本心は別にあるかもしれない。だから現時点では互いに「信用したい」止まりなのも印象に残りました。会話の最中、スティングバグオルフェノクが現れた時には共に「人間を守るため」に戦うことが出来ていましたから、時間はかかるとしても「信用できる」間柄になっていくんだろうなぁ・・・


 と思っていた矢先の草加ですよ。先週の次回予告では何だかんだの末に共闘して30話は終わり!かと思っていただけに、ここまで草加が余計なことをするとは思ってもみませんでした。「仮面ライダー555」をよく知らなかった頃によく見た草加の悪い顔は、この話で見せていたんですねぇ・・・本当にこいつは味方枠で良いんでしょうか(汗。
 
 まずは木場を騙すために彼に近づいた草加。ここで厄介なのが「悪いのはオルフェノクを強制的に操っているスマートブレイン」という、木場が納得できる材料を持ち出していることですね。
 最初から「巧は信用ならない」と言うだけでは、木場にしてみれば既に何度か戦っている草加も信用できず、彼の言葉も信用できないでしょう。だから「木場と戦ったのはスマートブレインの信用を得て、内部から潰すため」「悪いのはスマートブレイン」と、自分をある程度信用させてから、巧への信用を崩しにかかる。
 木場も草加の言葉を100%信じてはいないでしょうけども、巧に対して疑念を深めるぐらいの効果は発揮された模様。

 そこから更に巧を襲ってベルトを奪い、自らがファイズとなって木場と戦うことで「ファイズ=巧」と認識している木場の巧への信用を失わせたばかりか、現場に駆けつけた巧に対しては「木場が巧を襲い、ベルトを奪った。だから取り返してやった」と発言。どこまでも口が上手すぎて怖いくらいです(汗。
 更にはこれでオルフェノクや北崎デルタと戦うときは頼もしい味方だというのが本当に面倒くさいですね・・・

 更に更にその現場に北崎デルタは出てくるわ、巧は北崎がジェットスライガーを呼び出した番号を聞いて自分も呼び出すわ、でもあっという間に壊れるわと次から次へと色んなことが起こったところで、今回は終了。てっきりファイズのマシンはオートバジンだけだと思ってましたが、ジェットスライガーもあったんですね・・・単に番号を知らなかっただけで。
 大体草加のせいで引っ掻き回されましたが、巧と木場の関係は修復できるんでしょうか・・・


 澤田が流星塾の同窓会で何があったかを思い出したり、海堂と啓太郎がイメチェンを図ったりもしたところで、また次回。2週連続爆発オチでしたが、次回は・・・?
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