ひびレビ

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王様戦隊キングオージャー 第42話「ラクレス王の秘密」

2024-01-07 07:59:12 | 王様戦隊キングオージャー
王様戦隊キングオージャー 第42話「ラクレス王の秘密」

 え、ギラってマジでダグデド由来なの?ギラを動揺させるための方便ではなく?

 さてYouTubeで公開された全3話の物語や、本編の動向からして味方だろうとは思い続けていましたが、なかなかその本心を見せなかったラクレス。そんな彼の想いが第42話にして遂に明かされることになりました。
 始まりは17年前。本編開始時点からだと15年前に当たりますが、この描写からするに「神の怒り」は「ラクレスの父がつまらん王様だったからダグデドが怒った」ことにより発生したんですかね?初めての王様仕事が「何もするな」とは屈辱以外の何ものでもないでしょう。
 
 戦いの最中、ラクレスのみならずカグラギ視点からも真相が語られる中で驚きだったのはキングオージャーZEROについてです。名前からしてキングオージャーの前身的な存在なのだろうと思ったいたのですが、まさかダグデドが創造したシュゴッドたちとは違うから「影響がゼロ」的な意味合いでZEROと名付けられたのでしょうか。あるいはダグデドの支配をゼロに帰すという意思を込めてのZEROか……
 全てはダグデドを倒すため、ギラに力をつけさせ、玉座を明け渡すため。そのためならば醜態を晒すことも厭わない。苦難の日々が続く中で、本心を伝えられるスズメとの出会いがどれだけ幸運だったことか……ギラに敗れた後、麻酔薬を飲む直前のラクレスとスズメの会話の微笑ましさといったらもうね……ダグデドに見張られてさえいなければ、もっと幸せに暮らせたろうに……

 そして全てが今に繋がる。ギラには何も伝えていないにも関わらず、全てを察したギラが「ラクレスの弟」として「ギラ・ハスティー」を名乗り、ダグデドに致命の一撃を浴びせる様の感慨深さといったら……やっとここまで来れたんだなって……
 だというのに、ここまで来てなお以前と変わらぬ態度でギラの覚悟を問うラクレス。民を救うと誓えなければ玉座は自分のもの。最後の最後まで先代・邪悪の王としてギラに立ちはだかる壁であり続けようとしていたにも関わらず、最後の一言がアレとかずるいんだわ。あんな優しい口調で言われたら涙腺緩むんだわ。最後の最後でやっと兄弟に戻れたのに、これで終わりか……


 しかし!ここからが「救命」部隊である王様戦隊の出番!まるでブラックジャック先生みたいなことを言い出したヒメノやヤンマたちの頼もしさといったら!

 次回はさらに様々な謎が明かされる様子。レインボージュルリラやゴッドクワガタのシュゴッドソウルについても触れられるのかな?
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仮面ライダーガッチャ―ド 第16話「クライシスXmas!オロチ事変」

2024-01-07 07:17:30 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第16話「クライシスXmas!オロチ事変」

 エクシードファイター等をガッチャしている、りんねが変身済みであることから映画後の話であることが分かりますが、映画を見ていない人は釘宮さんがいつの間にか消えたことになってませんかね……?

 さて宝太郎たちが順調にガッチャしている一方、冥黒の三姉妹の上位に立つグリオンが動き始めました。ラケシスに力を与えてオロチマルガムにした……というよりは、ラケシスを乗っ取ってオロチマルガムに変身させたという印象を受けます。自分自身をケミーのような生命体に変換し、都合の良い宿主を見つけては次々乗り移っているのでしょうか。案外今の宿主が宝太郎の父親だったり?
 人々を石化させ、仮面ライダー=宝太郎との戦いを望むグリオン。戦いの中で宝太郎を指して「もの」と言っていたあたり、自分以外の存在全ては実験材料でしかないと考えていそうな人物ですね。

 圧倒的な力を持つオロチマルガムに圧倒される宝太郎。絶体絶命の危機に駆け付けたのはもう一人のガッチャードこと、ガッチャードデイブレイク!……マントが微妙に安っぽく見えるのはさておいて、いやーカッコいいですね!カードを1枚1枚取り出すのではなく、空中に展開して任意の一枚を手元に呼び出す様や、その圧倒的な戦闘力、必殺技後のポーズがとにかくカッコいい!
 「デイブレイク」とは「夜明け」を指すとのこと。全てのケミーと絆を結び、人間とケミーの新たな関係性の夜明けを迎えたガッチャード……的な意味合いでしょうか。
 本放送時にもDAIGOさんっぽい声だなーとは思っていましたが、後に本当にDAIGOさんが演じられることが判明。彼が宝太郎の父なのか、もしくは未来の宝太郎、あるいはエクスガッチャリバーを入手できないまま仲間を失い、孤高の強さを手にしたifの宝太郎とか……色々妄想が膨らみます。ガッチャードライバーが反応したのも気になります。

 そんなガッチャードデイブレイクに負けじと、クロスエックスレックスに変身してオロチマルガムと戦う宝太郎はカッコよかったです。ああいう特殊な変身の仕方、良いよね……

 また、スパナが師事する枝見鏡花なる人物も登場。「プロフェッサー鏡花」と呼ぶよう告げていましたが、ライダーで「プロフェッサー」というと……大体全部あいつのせいだった鎧武のプロフェッサーが先に出てくるので、その呼び方は控えてもらいたいですね(笑。
 彼女曰く「道具は鏡だよ。どんな道具も使い方が悪けりゃ錆びつく」。スパナにとってケミーは道具。しかし道具だからといって雑に扱えば錆びつき、本来の力は発揮できない。今後もケミーを道具扱いするのは変わらないとしても、もっと道具の力を上手く引き出せるよう、宝太郎のようにケミーと向き合う必要があるのかもしれません。そのことを示すかのように、宝太郎はスパナの目の前で己の力のみならず、ケミーたちからも力を借りてオロチジャマトの首を一本撃破していました。


 そんなこんなで今日から新章スタート。今までは割と明るめな感じでしたが、これからどういう路線に進んでいくのか。そして果たしてケミーカードは全部で一体何枚出るのか。毎週の放送が楽しみな反面、増えていくカードの種類に怯えてもいます(苦笑。
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