ウルトラマンブレーザー 第24話「第3波接近襲来」
トリガーのメガロゾーア、デッカーのマザースフィアザウルス。過去2作のラスボスは地球・宇宙規模の災害をもたらす存在だったために、正直隕石に引っ付いて地球に向かって来ているヴァラロンがどれほどの存在なのか、イマイチ分かり辛かったのですが……
・頭部からのビームのほか、尻尾の先端付近に爆弾を次々に生成できる
・起爆タイミングは任意、起爆させる爆弾も恐らく任意
・下手に攻撃すると周囲の爆弾に誘爆する
・爆破による衝撃で月の軌道を変えて地球にぶつけようとしている(=前回の隕石はどこかの星の欠片?)
・接近戦では腹部のカッターを使用し、相手が尻尾を受け止めたら爆弾を外して即起爆(ヴァラロン側のダメージは不明)
・ブレーザーのエネルギーを吸収してパワーアップ
……前言撤回!ヤベェなコイツ!(汗。純粋な戦闘力がとにかく高いという印象を受けました。遠近共に隙が無いうえに「宇宙爆弾怪獣」の名は伊達ではないと言わんばかりの爆弾の有効活用。アースガロンが尻尾を受け止めたと見た直後のあの判断。距離を取ろうとするブレーザーが加速する直前のタイミングでの爆破。遠距離ではビームへの対処が難しく、近距離では爆破に巻き込まれかねない。「強い」ただただその一言に尽きる、ラスボスに相応しい怪獣だなと感じました。
スカードに下された司令は「突貫工事のアースガロンMod.4に乗って月に行き」「方法も分からないのに起爆を阻止して」「倒す」。司令部からのかつてない、ありえない無茶振りにいつもの「ウィルコー」は無く。ですが、ゲントの「やってくれるか」には「はい」と応える!さらにゲントが追加した命令を受けて「ウィルコー!」この流れ、カッコいいよなぁ……前者はヒルマ・ゲント個人の頼みに対する承諾、後者は隊員たちの命を預かるスカード隊長からの命令に対する承服といった印象を受けました。
その後、思い思いの時を過ごす中、アーくんから何やらヒントをもらったエミ。アーくんも単なるAIではなく仲間の一人。言えないこともあるけれど、精いっぱい助けようとしてくれる。本当に良い声してますよね、アーくん……とてもニチアサでラスボス?張ってる人と同一人物とは思えません。
エミの解析が果たしてヴァラロン打倒の鍵、そしてV99の真意を理解するきっかけになり得るのでしょうか……
一方、ドバシは好き勝手に振舞っていました(汗。エミから奪った彼の父の手記を何のためらいもなく燃やす、「元」長官であるにも関わらず司令室に勝手に入ってきて横から好き勝手に口を出す……あまりにも勝手が過ぎると言いますか。自分で「元」と言っておきながら偉そうにする態度には、周囲もどこかやり辛そうにしているように見えました。ただ、エミの父の手記はレツの手に渡ったようですから、誰しもがドバシの言いなりってわけではなさそうですね。
そしてゲントのみならず、ブレーザーの体も限界に来ていた様子。ゲントがブレーザーと一心同体で戦う過程で体に異変が生じたのであれば、慣れない地球の重力下での戦いを繰り広げてきたブレーザーにも何らかの異変があってもおかしくはありません。本来ならばずっと「ウルトラマンブレーザー」の姿でいられるのに、一定時間しか元の体に戻れないんですもんね。
今回は変身直後からカラータイマーが点滅するという危機的状況。月で戦うというシチュエーションも相まって「ウルトラマンコスモス」の終盤を彷彿とさせました。
地球に接近するヴァラロンを前に果たして対抗手段はあるのか……突貫工事のMod.4で戦うよりは、いつものMod.2等で戦った方がまだマシな気もしますが、爆弾の問題は一切解決してないんですよね……うーん、何かいい手は……デルタンダルが爆弾を空に持ち運ぶ、ズグガンが粘液で爆弾を固めて起爆を防ぐ、モグージョンが地底に来たヴァラロンを追い返す……など、ガイアの地球怪獣たちみたいな活躍は無さそうかな。
ともあれ最終回、楽しみです。
トリガーのメガロゾーア、デッカーのマザースフィアザウルス。過去2作のラスボスは地球・宇宙規模の災害をもたらす存在だったために、正直隕石に引っ付いて地球に向かって来ているヴァラロンがどれほどの存在なのか、イマイチ分かり辛かったのですが……
・頭部からのビームのほか、尻尾の先端付近に爆弾を次々に生成できる
・起爆タイミングは任意、起爆させる爆弾も恐らく任意
・下手に攻撃すると周囲の爆弾に誘爆する
・爆破による衝撃で月の軌道を変えて地球にぶつけようとしている(=前回の隕石はどこかの星の欠片?)
・接近戦では腹部のカッターを使用し、相手が尻尾を受け止めたら爆弾を外して即起爆(ヴァラロン側のダメージは不明)
・ブレーザーのエネルギーを吸収してパワーアップ
……前言撤回!ヤベェなコイツ!(汗。純粋な戦闘力がとにかく高いという印象を受けました。遠近共に隙が無いうえに「宇宙爆弾怪獣」の名は伊達ではないと言わんばかりの爆弾の有効活用。アースガロンが尻尾を受け止めたと見た直後のあの判断。距離を取ろうとするブレーザーが加速する直前のタイミングでの爆破。遠距離ではビームへの対処が難しく、近距離では爆破に巻き込まれかねない。「強い」ただただその一言に尽きる、ラスボスに相応しい怪獣だなと感じました。
スカードに下された司令は「突貫工事のアースガロンMod.4に乗って月に行き」「方法も分からないのに起爆を阻止して」「倒す」。司令部からのかつてない、ありえない無茶振りにいつもの「ウィルコー」は無く。ですが、ゲントの「やってくれるか」には「はい」と応える!さらにゲントが追加した命令を受けて「ウィルコー!」この流れ、カッコいいよなぁ……前者はヒルマ・ゲント個人の頼みに対する承諾、後者は隊員たちの命を預かるスカード隊長からの命令に対する承服といった印象を受けました。
その後、思い思いの時を過ごす中、アーくんから何やらヒントをもらったエミ。アーくんも単なるAIではなく仲間の一人。言えないこともあるけれど、精いっぱい助けようとしてくれる。本当に良い声してますよね、アーくん……とてもニチアサでラスボス?張ってる人と同一人物とは思えません。
エミの解析が果たしてヴァラロン打倒の鍵、そしてV99の真意を理解するきっかけになり得るのでしょうか……
一方、ドバシは好き勝手に振舞っていました(汗。エミから奪った彼の父の手記を何のためらいもなく燃やす、「元」長官であるにも関わらず司令室に勝手に入ってきて横から好き勝手に口を出す……あまりにも勝手が過ぎると言いますか。自分で「元」と言っておきながら偉そうにする態度には、周囲もどこかやり辛そうにしているように見えました。ただ、エミの父の手記はレツの手に渡ったようですから、誰しもがドバシの言いなりってわけではなさそうですね。
そしてゲントのみならず、ブレーザーの体も限界に来ていた様子。ゲントがブレーザーと一心同体で戦う過程で体に異変が生じたのであれば、慣れない地球の重力下での戦いを繰り広げてきたブレーザーにも何らかの異変があってもおかしくはありません。本来ならばずっと「ウルトラマンブレーザー」の姿でいられるのに、一定時間しか元の体に戻れないんですもんね。
今回は変身直後からカラータイマーが点滅するという危機的状況。月で戦うというシチュエーションも相まって「ウルトラマンコスモス」の終盤を彷彿とさせました。
地球に接近するヴァラロンを前に果たして対抗手段はあるのか……突貫工事のMod.4で戦うよりは、いつものMod.2等で戦った方がまだマシな気もしますが、爆弾の問題は一切解決してないんですよね……うーん、何かいい手は……デルタンダルが爆弾を空に持ち運ぶ、ズグガンが粘液で爆弾を固めて起爆を防ぐ、モグージョンが地底に来たヴァラロンを追い返す……など、ガイアの地球怪獣たちみたいな活躍は無さそうかな。
ともあれ最終回、楽しみです。