ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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手裏剣戦隊ニンニンジャー 第13話「燃えよ!ニンジャ運動会」

2015-05-24 08:07:53 | 手裏剣戦隊ニンニンジャー
手裏剣戦隊ニンニンジャー 第13話「燃えよ!ニンジャ運動会」

「栄光の架け橋は脆かったべ~!」何年前のオリンピックでしたっけ・・・

 さて今回は新幹部・晦正影が登場。雷蔵と異なり、九衛門の正体をすぐさま見破っていたようで。しかし「雷蔵は騙せたようだが」「雷蔵のように一筋縄ではいかない」とか、カッコよかった雷蔵をこんな風に扱うのはあまり嬉しくないですね。確かに戦闘バカだったかもしれませんけども。

 「天晴たちと親しくなって戦いにくい」というキンジでしたが、どんな時でも全力で戦う天晴、身内であっても容赦しないという霞らを見て、考えを改めた模様。またしても刺客として天晴たちを襲うようになるようで。仲良くなっても好天に弟子入りするためには倒さなければならない。天晴たちが身内であっても容赦しないように、キンジもそういった甘さを捨てたと。
 それにしても、今回の凪はどういった立ち位置だったんでしょう。「家族だから言わなくても分かる」ということがテーマになるかと思えば、活躍といえば三人四脚での指示係。その後は天晴とキンジメインでしたし・・・うーん。ヤマワラワとの戦いでも凪を参加させてあげるべきではないでしょうか。もうちょっと凪の扱いを考えてもらいたいです。

 次回は風花回・・・だといいなぁ。
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HGBF ディナイアルガンダム

2015-05-23 08:10:37 | おもちゃ・フィギュア
HGBFのディナイアルガンダムを買ってきました。



 イノセ・ジュンヤが用いるガンプラ。元々は二代目メイジン・カワグチが使用したカテドラルガンダムであり、それが巡り巡ってジュンヤのもとに渡り、彼がディナイアルガンダムへと改造した。
 強さを求めるジュンヤが操っているために、次元覇王流のみならず様々な技を体得しており、次元覇王流しか知らないセカイを敗北寸前にまで追い詰める。しかし次元覇王流とガンプラバトルを融合させたセカイの拳に敗北し、一から修行をやり直すことに。目つきは厳しいままでしたが、立派な兄弟子に戻ってくれました。


 劇中ではトライバーニングとサシで勝負し、2話で退場となったディナイアル。登場回数は少ないものの、そのバトルは印象的なガンプラでした。
 パーツはトライバーニングのパーツも使用しているものの、背丈はディナイアルの方が上。カテドラルガンダムも同じくらいになるんですかね。
 トライバーニングでは両腕がしょっちゅう外れましたが、ディナイアルはがっちりとしており、遊んでいる最中は一度も外れませんでした。ただ、両脚と胴体がとにかく外れやすいのなんの・・・あとアンテナも。作り方が悪いのだろうか。ガシガシ動かすガンプラなので、こうも外れやすいのは残念です。


 頭部にはクリアパーツの髪の束を差し込むことが可能。ラメが入っていてとても綺麗に仕上がっています。


 手首近くにはビームソードを差し込むことが可能です。






 こちらがガンプラオリジナルの、ディナイアルガンダム・バーニングバーストシステムのエフェクトです。作中では粒子が髪の束となって現れていましたが、ガンプラでは背中や肩、手首にもエフェクトがついています。
 クリアパーツ全とっかえのトライバーニングと比べると大分控えめ。パーツ差し替えの手間も省けます(苦笑。

 では、パーツやエフェクト紹介も含めてのバトルスタート!トライバーニングの右肩のクリアパーツが無いのは気にするな!全然気づかなかった!(汗。





 セカイとのサシの勝負は、聖拳突きで幕を開け、



 疾風突き、旋風竜巻蹴りを互いに繰り出すも、技の練度はジュンヤの方が上。




 さらにボクシングなどの多彩な技も披露するディナイアルに、次第に追い詰められていくトライバーニング。



 切り札のバーニングバーストシステムを発動するも、ディナイアルも同様のシステムを解放。セカイ独自の技をもコピーされてしまう。腹部を切り裂かれたトライバーニングは膝を突く。


 バトルを諦めかけたセカイ。しかしトライバーニングの胸が赤く輝きだし、セカイはトライバーニングの心に触れて再起。そして・・・


「聖拳!」


「疾風!」


「蒼天!」


「破岩!」


「閃光!」


「流星!」


「裂帛!」


 次元覇王流とガンプラバトルを融合させたセカイの技の前に、ディナイアルは敗北・・・
 各エフェクトパーツは、分身したトライバーニングの色に合わせたつもりです。白いエフェクトが無かったので、羽根エフェクトで代用しました。


 「行くぞセカイ、呼吸を合わせろ!」的な。



 以上、ディナイアルガンダムでした。見た目は好みのガンプラですし、クリアパーツも綺麗に仕上がっていてよかったと思います。ただ、やはり胴や足の抜けやすさが気になってしまいました。トライバーニングで気になっていた腕のポロリ具合は改善されていたので良かったんですけどね。

 次はレッツトライオン!
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見たこと無いけど

2015-05-22 07:29:35 | アニメ・ゲーム
 スーパーロボット大戦BXが8月20日に発売予定とのこと。

 今回は勇者王ガオガイガーと機動戦艦ナデシコも参戦!どっぷりはまったスーパーロボット対戦Wから数年経ちましたが、またこうして参戦してくれるのは嬉しいですし、声つきというのも嬉しい。ただガオガイガーはFINAL、ナデシコは劇場版からの参戦は今のところ無い模様。となればジェネシックに天竜神、ブラックサレナは無しか・・・あれ?となればナデシコのガイって・・・

 参戦作品の中だとガンダムAGEが「初参戦」というのが意外でした。てっきりもう何かしらのスパロボに出ていたものだとばかり。3世代のうち、一番後の世代での参戦とのこと。さすがにWのナデシコ勢みたいに「成長期ですから」で押しとおせる年月では無かったようですw

 そして名前すら全く知らなかった作品が2つありました。それが「機甲界ガリアン」と「巨神ゴーグ」。スパロボはWとZ破界編しか触れたことが無いのですが、どうしても知っている作品ばかり使ってしまいます。なのでこの2作品も多分使わないだろうなーと思っていました。PVを見るまでは。

 ・・・PVのガリアンがカッコよすぎる・・・!あの蛇腹剣の動きに惚れました。どうやら蛇腹剣はこのガリアンが元祖とのことで、まさかシグナムや赤チャイカの武器のご先祖様にこんなところで巡り合えるとは・・・買ったら絶対使います。バリバリ動いていたガリアンの一方で、ゴーグはあまり動いていませんでしたが、こちらもなかなか期待できそうです。ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク版)のトランザム、騎士ガンダムもめちゃくちゃ動いていました。良い作品になるといいですね。

 そういえばライジンオーも参戦していましたが、ガンバルガー、ゴウザウラー共々見た記憶がまるでありません。てれびくんか何かの雑誌で見たことはあれども、アニメを見た記憶はさっぱり無いし、ここで話した記憶も無い。と思って調べたところ、テレビ東京系列の番組でした。そりゃ無いわけだ・・・
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イルカとるか

2015-05-21 07:41:18 | 日々の生活
水族館イルカ問題 「日本の水族館に極めて不利」とJAZA会長 イルカショー消える施設も…
水族館イルカ問題 繁殖経験あるのは12施設のみ 18施設168頭は追い込み漁で入手 本紙調査

 考えてみれば、イルカが自ら進んで水族館の水槽の中とかに入ったわけではないですから、どこかしらで捕獲・調達してくるというのは当たり前のことなんですよね・・・それでも、他の魚と違って「追い込み漁」や「漁」という言葉を聴くと、「イルカが可哀想」と思ってしまうのは何故だろう。イルカだけが特別ってわけでもないのに。自分の考えに何だかモヤモヤします。
 それにしても、繁殖経験が少ないというのはちょっと意外でした。技術の進歩が目覚ましい世の中ですから、てっきりそういった繁殖方法も確立されているものだとばかり思ってました。

 水族館といえば、先日マリンピア松島水族館が閉館になったというニュースを聴きました。小学校の修学旅行先でメダルを作った記憶もありますし、使い捨てカメラのシャッターを何度も押したなぁ・・・と。そしてあっという間に枚数が無くなって、使い捨てカメラの高さに驚かされたのも懐かしいです(苦笑。

 普段なかなか見られない海の生物の宝庫ですから、今後とも水族館はあって欲しいと思います。見る人にとっても、住んでいる動物たちにとっても幸せな場所であり続けて欲しいですね。
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店内ぴょんぴょん

2015-05-21 06:58:47 | 日々の生活
 5月19日火曜日。ローソンに入ると「ご注文はうさぎですか?」のキャンペーンが開始されていることを知る。対象商品3個でブックマーカーがもらえるとのことで、適当に見繕ってチノのブックマーカーをもらう。

 5月20日水曜日。またもローソンに入り、ココアのブックマーカーでももらおうかと考えていると、入った瞬間にアニメ1期のOPの「心ぴょんぴょん待ち~」という部分が流れる。


 ・・・やめて!唐突にあの曲がかかると、動画のコメントとか色々思いだして噴出しかねないからやめて!w来ると分かっていれば何ともないのですが、不意打ち気味にこられると対応できないから困る。しかも火曜日に入った時は流れていなかったので、尚更予想外でした。まぁこれまでのコラボを考えれば十分に予想出来た出来事ではあるのですが。

 キャンペーンやグッズに関しては嬉しいですが、チノやココアたちがコンビニで買い物というのはなかなか想像出来ない光景です。あの町にコンビニがあるにしても、もうちょっと雰囲気にあった店だと思います。もうちょっとコラボ先をですね・・・と思った時、ふと「進撃の巨人」ともコラボしていたことを思い出して、考えるのをやめました(笑。
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2015-05-20 06:56:23 | 日々の生活
 おかげさまで、当ブログは9周年を迎えることができました。いつも閲覧やコメント、トラックバック等、本当にありがとうございます。

 早いもので、毎日続けて9年が経ちました。最初から日々更新を目標に掲げていたかどうかは、私自身よく覚えていませんが、あれやこれやと書き続けていたらいつの間にやら9年経ちました。
 日々更新する中で、あれこれ色んなことを考えるようにもなりましたが、考えすぎて記事にしようとしていた話を忘れたこともしばしば。ニチアサ感想ではタイピングのスピードを鍛えられたと思います(笑。

 当初からコメントやトラックバックといった機能はついていましたが、いつの間にやらツィッターやフェイスブックとの連動機能もついていました。私はやっていないので連携機能を使用していませんが、たまに昔の記事を読み返すと、「いいね!」が押されていたり、呟かれていたりして、嬉しく思っています。私から反応を返せないのが申し訳ない。しかし、先日のガンダムジエンドの記事、50件以上の「いいね!」が押されていたのですが、一体何があったのだろう・・・凄く嬉しかった反面、写真のミスを見つけてからは、ひょっとして間違った写真を堂々とアップロードしていることにツッコミをもらっているんじゃないかとヒヤヒヤしています(苦笑。

 9年経ちましたが、ブログ自体にあまり大きな変化は無いと思います。でもニチアサやアニメ感想のストーリー部分が長くなりすぎているかな。以前のようにもう少しシンプルに、かつ更新スピードを速くしたいと思っています。というか、何でこんなにストーリー紹介が長くなったのだろう。
 ここ数年はミニプラやフィギュアの撮影も行っていますが、いつまで経ってもまともにパーツ説明や可動範囲の説明を行いませんね、私(苦笑。そんなんだから、自分が撮影したおもちゃの合体方法やパーツの取り扱いについて、レビューサイトさんを頼ってしまう事態が頻発するのも当然です。私は他の方々のように立派なレビューはできませんし、専門的な知識も薄いです。生半可な知識で語って誤解を招きたくはありません。なので今後とも、おもちゃに関しては細かい説明は省いて、とにかく撮りたい写真だけを撮っていくつもりです。でも文章は間違えないように注意しなければとつくづく思います。ミニプラ・シュリケンジンの件で痛感しました。


 そんなこんなで10年目に突入です。ネタがなかなか出なかったり、アニメ感想減少に伴ってアクセス減ってるなーと思ったり、文章を考えすぎて上手くまとまらなかったりなど、あれこれありますが、今後とも日々更新は続けていきます。折角だから胸を張って「10年間毎日更新しました!」と言いたいですし・・・まぁそれが一体何の自慢になるのかはさておいて(笑。

 今後も様々なことについて書いていこうと思いますので、暇な時にでも開いていただければ幸いです。シンフォギアGXに向けて、今更ながらアニメ感想でも復活させてみますかね。というか、書かないと感想がいつまでもほったらかしになりかねませんので。
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プリパラ 第44話「イゴ、さらばウサ!?」

2015-05-20 06:54:19 | 2014年アニメ
プリパラ 第44話「イゴ、さらばウサ!?」

 水と油のシオンとドロシー、それらを混ぜ合わせる石鹸水の役割を果たすレオナ。元々Dressing Pafeの命名の由来からしても、彼女たちは絶妙なバランスのうえで成り立っていました。だからバランスが少しでも崩れてしまうと、それらは混ざり合わず、反発しあってしまう。アロマゲドンの2人に翻弄された結果、あわやチーム解散にまで至るところでした。それを救ったのは、自分の意思をはっきりと表に出したレオナでした。ドロシーやシオンが言うからではなく、自分の意思でライブへと向かい、ファンを楽しませようとする。互いに互いのことばかり考えてしまい、解散したときに悲しむファンのことなど頭に無かったのでしょう。今回の曲はDressing Pafe始まりの曲、そしてメイキングドラマはレオナの初メイキングドラマと、いい演出でした。
 頑固でちょっと口調のきついレオナを前にして、相手に言われた互いの欠点に気がつくことができたシオンとドロシー。これからはより相手のことを思いやり、3人でどこまでも突っ走ってくれるでしょう。良いレオナ回でした。
 しかし、プリパラ内のレオナにちゃん付けするのは納得ですが、男子制服姿のレオナをちゃん付けするのは・・・あれ、違和感があんまり無い(汗。

 ウサギもクマとの喧嘩はいつものこととして、すっかり良いマネージャーになったように思えます。そふぃを自分の駒のように扱っていた頃が懐かしいですw散々SoLaMi SMILEを敵視していたウサギが、彼女たちを頼るようになったというのも良いですね。まぁ、ライバルに頼らなければならないほど切羽詰っていたとも取れますが。

 そしてついにあろまとみかんの現実世界での姿が判明。その正体は何とらぁらと同じ小学6年生!・・・あろまは眼鏡をかけていて、現実では引っ込み思案な女の子とか思ってたの誰だよ!私だよ!(涙。アイキャッチが他6人と違っていたので何かあるだろうとは思ってましたが、まさか小学生だったとは。らぁらと同じく、プリパラに入ると身長などに変化が現れるようですね。
 それにしても、あろまのピンクというのも新鮮ですが、みかんは小等部の制服が似合いすぎなんじゃないですかねw小学生どころか、スモックを着た幼稚園児にも見えてしまいます(汗。

 ともあれ次回は学校でのあろまとみかんが描かれることに。アイキャッチも変わるかな?
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お釣りあれこれ

2015-05-19 08:08:54 | 日々の生活
 仕事を始めて早5年ほど経ちましたが、未だにクレジットカードの一枚も作っていません。後々聞いた所によると、大学時代の生協のカードがクレジットカード機能を備えていたらしいとのことでしたが、そちらも1回も使ったことがありませんでした。「何かあった時に便利」だとは言われますが、あったらあったで、際限なく使いかねないので持たないようにしています。それに、何かあった時には便利だけれども、クレジットカードの情報管理そのものに何かあったらどうしろと・・・

 とはいえ、あったら便利だなーと思うときは、荷物の代金引換時ですね。最近は通販を利用する機会がめっきり減りましたが、私は基本的に代金引換です。コンビニでの前払いを使用するときもありますが、商品の都合上、代引きの機会の方が多いかな。

 わざわざ代金引換に対応してくれるので、私はなるべくお金をぴったり用意するようにしています。小銭が無い時はもう7、8年来の付き合いになるタッコングの貯金箱を漁り、それでも無い時は自動販売機で適当に飲み物を買って作るようにしています。早く商品を受け取りたいという気持ちもありますが、悪天候の中、玄関前でもたもたするのは私にとっても宅配便の方にとってもメリットが無いでしょう。だから、ちゃちゃっと済ませられるようにしたいという思いもあります・・・だったら前払いにしとけとか、そういうツッコミは無しで(汗。

 そんな風に商品を受け取りつつふと思う。漫画とかで「釣りはいらねぇ!とっときな!」という場面がありますけども、あれを実際にお店でやると、お店側はどんな風に対応するんでしょうね。明らかに売り上げと一致しないと思うんですが、どうなんだろう。
 かくいう私も一度だけそれをやったことがあります。まぁ中学生の頃に初めてバスに乗った時、いくら支払えばいいか分からずに500円を支払って済ませただけなのですが(苦笑。バスの料金表示の意味を知ったのは、大学生になってからでした・・・

 1円玉を使って、お釣りの小銭の枚数を減らせた時は何となく嬉しくなる。買い物の時の、ちょっとした楽しみです。
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「シュガー・ラッシュ」を観て

2015-05-18 07:45:39 | テレビ・映画・ドラマ
映画「シュガー・ラッシュ」を観ました。

 「シュガー・ラッシュ」の舞台はゲームの中。ゲームセンターの営業時間終了と共に彼らもまた活動を終了し、翌朝回転するまでの間、互いのゲームを行き来したり、悪役同士で交流を深めたりという、トイ・ストーリーのゲーム版のような世界が描かれています。私はそんなにゲームに詳しくないので、どれが何のキャラクターかを全て把握できませんでしたが、クッパやベガ、ザンギエフ、ソニック、パックマンなど見知った顔もちらほら。クッパとベガが悪役扱いなのは分かりますが、ザンギエフも悪役なのか・・・
 自分のゲームを住まいとして、互いのゲームを行き来する際は電源コードを伝ってセントラルステーション=電源タップに移動するという発想が面白かったです。トイ・ストーリー同様、自分たちの見ていないところでゲームのキャラクターたちはこんな風に過ごしているという想像を膨らませるのは楽しいですね。同じゲームが複数同時稼動していたらどうなるのか、なんて妄想もできますし。

 主役は「フィックス・イット・フェリックス」という古参のゲームの悪役・ラルフと、レースゲーム「シュガー・ラッシュ」の嫌われ者・ヴァネロペの2人。ラルフはいつもビルを壊してばかりで、メダルをもらうのは魔法のハンマーでビルを治すフェリックスばかり。ゲームの30周年記念パーティーに無理やり参加した際、自分もヒーローになれる、メダルをもらえると主張して別のゲームでメダルを入手しようとしたことから、物語が動き出します。
 「フィックス・イット・フェリックス」は30年前のゲームということもあって、出演キャラクターたちの動きがみんなカクカクしているのが面白い。ラルフがケーキを壊した際、ケーキがドット上に飛び散っているのもまたいいですね。その後最新ゲームの「ヒーローズ・デューティ」に飛び込むわけですが、30年前のゲームと今のゲームの違いの激しさに驚かされます。

 ラルフは「ヒーローズ・デューティ」のメダルを無理やりゲットしたものの、その世界の敵であるサイ・バグというウイルスの卵を孵化させてしまい、混乱の最中宇宙船に乗って、暴走の果てに「シュガー・ラッシュ」の世界に到着。そこでヴァネロペと出会うことに。

 「シュガー・ラッシュ」は、毎日レースに出場するキャラクターが変わるゲーム。そのため、毎日誰が出場するかを、ゲームセンター終了後にレースをして決めていました。しかしヴァネロペは不具合があるため出場させてもらえず、掛け金であるメダルも手に入らないまま。そこで偶然手に入れたラルフのメダルを自分がレースに出るための掛け金として使ってしまい、メダルは優勝しなければ戻ってこない。というわけでラルフは渋々ヴァネロペを手伝うことに。
 そんな中、ラルフはヴァネロペが不具合のためレースに出してもらえず、皆から嫌われているということを知る。ラルフは自分と彼女が同じ境遇にいると知り、彼女がレースに勝てるように協力し、友情を育んでいったものの、それを邪魔しに現れたのがシュガー・ラッシュの王であるキャンディ大王。
 プログラムをいじってラルフのメダルを取り返し、それを渡すのと引き換えにヴァネロペをゲームに参加させないように要求。ラルフは迷った末にそれに従い、一緒に作ったカートを壊すのですが、ここら辺は見ていて辛かったです。

 メダルを手に元のゲームに戻ったものの、フェリックスはラルフを探して出かけたままで、他の住民たちも慌てて避難した後でした。1人ぼっちの家から外の世界を眺めた時、目に入ってきたのが「シュガー・ラッシュ」の筐体、そしてそこに描かれていたヴァネロペの絵でした。筐体に描かれているキャラクターが出場していないのに、ゲームは稼動させていたのか・・・


 一方のフェリックスたちは、悪役のラルフがいないためゲームが成立せず、故障中と判断されてしまう羽目に。慌ててフェリックスは「ヒーローズ・デューティ」、そして「シュガー・ラッシュ」の世界に赴き、「ヒーローズ・デューティ」のカルボーン軍曹と共にラルフ、そしてラルフと共に逃げたサイ・バグを探すことに。ここでまさか、30年の違いがあるゲームのキャラクターの恋愛が描かれるとは予想だにしていませんでした(笑。最新ゲームのガルボーン軍曹と、往年のゲームのフェリックスでは大分身長差がありましたが、グラフィックの壁などなんのその。フェリックスは頼れる男としての一面を見せてくれます。カルボーン軍曹に任せるだけでなく、ラルフの後始末は自分の仕事だと主張し、反対されてもいくという男気も見せてくれました。
 ただ、後に牢屋に捕らわれた際、もろくなっていた格子を壊そうとして例のハンマーを振るい、頑丈な格子にしてしまったのには笑ってしまいましたがwこの作品で一番笑ったのがあのシーンでした。
 
 最新ゲーム、つまりこの世界における新人であるカルボーン軍曹が知らないことを、先輩であるフェリックスが教えるというシチュエーションはなるほどなと思いました。劇中、時折「ターボする」という言葉が出てくるのですが、その言葉を使うキャラクターは皆古くからいるキャラクターであるため、当初はその意味が説明されません。そのため、フェリックスがカルボーン軍曹に説明するという形で、初めて視聴者にも説明されます。
 「ターボする」とは「ターボタイム」というゲームの主人公、ターボが別のレースゲームに嫉妬し、そのゲームを乗っ取ったことが由来でした。この説明を聞いたときは「そんなこともあったんだ」ぐらいにしか思いませんでした・・・


 思いなおしたラルフは「シュガー・ラッシュ」の世界に戻り、ラルフの知り合いということで捕らわれていたフェリックスを救い、彼の力でカートも元通りに。そしてヴァネロペはレースに挑み、キャンディ大王との一騎打ちに。そこでキャンディ大王は執拗にヴァネロペを妨害しようとしますが、その正体は何とウイルスと化したターボ本人!これには非常に驚かされました。しかも正体が明るみに出たのは、ヴァネロペがレース中、妨害してきた彼の体に触れたため。上手いこと設定を使ってくるなぁと、ひたすら感心させられました。
 よくよく見返してみると、キャンディ大王がラルフと初めて出会ったシーンで、大王は既にラルフを知っていました。ラルフが彼を知らなかったのに、です。どこかで聞いていた可能性も考えられますが、正体を知ってから見返すと、この時既にボロを出していたようにも思えます。

 バグを使って何とかキャンディ大王=ターボをまいたものの、ラルフが連れて来てしまったサイ・バグが大量の卵を産んでおり、それが孵化。あっという間にシュガー・ラッシュの世界に溢れかえり、ゲームは崩壊の危機に。ここへきてターボはサイ・バグまでをも乗っ取り、ラルフたちを危機に陥れてきました。
 ここで役に立つのが、ラルフとヴァネロペが密かにレースの練習をしたダイエットコーラの火山、そして「ヒーローズ・デューティ」におけるビーコンの存在でした。ビーコンというと怪獣の方が思い浮かびますが、こちらはゲームが終了しても襲撃をやめないサイ・バグを集め・始末する光の塔のことでした。ラルフは火山を噴火させることで、それをビーコンに見立ててサイ・バグたちを消去。光に集まるというサイ・バグの性質までも吸収したターボもまたそれに引き寄せられて、今度こそ消滅、というラストでした。本当、劇中に登場したものをあますことなく上手く使う作品ですね。


 ラストではヴァネロペが王女としての姿を取り戻し、今度は皆と一緒にレースに出られることに。ラルフもリストラされた仲間たちと共にゲームに戻り、ゲームそのものの人気も復活。
 「俺たちはレトロ。つまり古くてカッコいいんだ」とはラルフの言葉。最新ゲームの魅力というのもありますが、古いゲームというのもまた魅力的なものです。数々のレトロゲームがあったからこそ、それを遊んで感銘を受け、自分もゲームを作りたい!と思う人もいたことでしょう。
 レトロと最新ゲーム、それぞれの魅力を一度に楽しめる。それがゲームセンターという場所なのかもしれません。

 ラルフは相変わらず悪役のまま。けれどももうメダルを欲することはなく、ヴァネロペと友達になれたことを宝物にしていました。ビルから落とされる際、ゲーム画面の向こうには「シュガー・ラッシュ」で頑張るヴァネロペの姿があるというのもグッときます。彼女との友情は、きっとどんなメダルよりも輝きを放つことでしょう。悪役であっても悪人ではないラルフの物語でした。


 ・・・よし、じゃあ続編は「実はラルフたちのゲームは希少価値が高い」ことが判明して博物館送りになって、皆がそれを助けに行く話だな!w
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仮面ライダードライブ 第30話「真犯人を語るのはだれか」

2015-05-17 09:44:21 | 仮面ライダードライブ
仮面ライダードライブ 第30話「真犯人を語るのはだれか」

 思いのほか早めに001の正体へとたどり着いた今回。001には氷の針を使って記憶を改ざんする能力があるとのことで、耳の裏の傷跡は、確かに氷の結晶のように見えます。剛も彼によって記憶を改ざんさせられていましたが、その真実はチェイスから霧子に伝えられることはなく。今の霧子に剛も記憶が改ざんされていると教えた場合、彼女は何としてでも剛を元に戻そうとするでしょうし、危険な橋を渡るかもしれません。大切だからこそ、心配し、心を乱してしまう。自身の記憶以外にも、人間の感情について学んだチェイスでした。
 前回「人間を守るのが仮面ライダーの使命ではないのか!」と進ノ介に説教をしていたチェイス。今回進ノ介の口から「さすが仮面ライダーの先輩だな」という言葉が発せられて、久々にそのことを思い出しました。新たに仮面ライダーになったのではなく、彼こそがこの世界における仮面ライダー1号だったわけですから、誰よりもその使命については知っているのでしょう。先輩、これからも頼りにしてます。

 剛の記憶改ざんについては、前回ロイミュードを攻撃しなかったところを見ると、魔進チェイサーの頃のチェイスを彷彿とさせます。ブレンが剛に「裏切り者のチェイスのことを」と話しているの見ると、剛は「自分はロイミュード側の人間であり、チェイスはロイミュードの裏切り者である」と洗脳されているように思えます。チェイスに関する憎しみを増幅させられた一方で、父親がロイミュードの生みの親であることを利用されて、ロイミュードを守るための仮面ライダーとでも洗脳されているのでしょうか。3人のライダーが揃う日は、本当にいつ来るのやら・・・

 ところで今回、ゆかりが事件に001が絡んでいることを思い出してはいましたが、その直後001=真影ということが発覚したので、ゆかりの件についての印象が若干薄くなったような(汗。

 今回の一件を通じ、事件に私情を挟まず、警察官として市民を守るという大切な使命を再認識した進ノ介と霧子。次回は早速真影と対決のようですが、タイプフォーミュラも敗北か・・・?

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