仮面ライダー剣 第12話
カテゴリーAの封印と力の証明に躍起になる橘の一方、始は仁の船上ライブの準備中に、海中から現れたシェルアンデッドが親子を襲おうとしているのを目撃。カリスに変身して退かせるも、差し伸べた手は振り払われ、更に仁にも正体を見られてしまい・・・
感想
前回まで「ニゴリエースってなんだよ。カテゴリーAだろ?」
今回から「ニゴリエースだ・・・」
ちゃんと聞くと「カテゴリーA」って言ってるんだろうなってのは分かるんですけど、「ニゴリエース」に聞こえなくもないのが何とも・・・
さて今回はブレイド、ギャレン、スパイダーアンデッドの三つ巴の戦い・・・という表現で良いんでしょうか、この場合。ブレイドはギャレンに攻撃しないけど、ギャレンからは攻撃を受けるから、ブレイドがめちゃくちゃ不利な状況ですよね、これ・・・どんどん力の証明にのめりこんでいく橘さんが、割と容赦なく剣崎に攻撃するのが何とも。
今の橘さんには小夜子の声も届きませんでしたが、小夜子が橘さんが漬けられていたプールの植物の秘密に気づいたため、伊坂は彼女を襲撃。これがきっかけになるっぽいですが、これまで失態続きの橘さんに名誉挽回の機会は訪れるのでしょうか・・・
で、一方の始は、何というか物凄く「仮面ライダー」してる気がしました。助けた親子からは怯えられ、親しく接してきた仁も始が人間ではないと分かるとアンデッド襲撃と船の破損を始のせいにして突き放して・・・誰からも感謝されず、化け物だと突き放され、それでも戦いから目を背けることなく、孤独な戦いを決意する始の姿はカッコ良くもあり、寂しさも感じられました。仮面の下に様々な想いや表情を隠して戦う「仮面ライダーカリス」の魅力がより一層伝わる回でもありました。
一部始終を見ていた仁ならば「船が壊れたのはシェルアンデッドのせいであり、始のせいではない」と理解出来そうなものですが・・・直前に仁の父が始との会話の中で「仁は誰の力も借りないと言っておきながら、始の力を借りている」と痛いところを突いていましたから、始が人間ではないと知ったこのタイミングで彼と別れようと、本当に一人の力でやっていこうと考えたのかもしれません。あるいは、最初の襲撃時に封印できていればこんなことにはならなかったという怒り、化け物同士の戦いに巻き込まれたという怒りも少なからずあったのかな。
始に手切れ金を渡して仁と切り離そうとするなどして、仁を家に連れ戻そうとしていた仁の父ではありますが、船が壊れ、楽器が壊れ、一人になっても諦めずにいる息子を見てどこか満足げな表情を見せていたのが印象的です。何だかんだで仁がどこまでやれるか期待している部分や、仁の成長が見られて嬉しい気持ちがあるのかなと感じる一幕でした。もしかすると仁の父親も実は路上ライブ経験者だったけど上手くいかず別の道に進み、今息子がかつての自分と同じような道を歩いているのを見て応援したい気持ちもあるのかなって。深くは語られませんでしたが、色々と想像が膨らむシーンでもあります。
「一人になっても・・・!」と仁が呟いたときに彼の肩を叩いたのは、本当にどうしようもなくなったら帰ってこい、一人じゃないというメッセージでしょうか。
シェルアンデッドを生身で蹴り飛ばす始がめちゃくちゃカッコよかったところで、また次回。
カテゴリーAの封印と力の証明に躍起になる橘の一方、始は仁の船上ライブの準備中に、海中から現れたシェルアンデッドが親子を襲おうとしているのを目撃。カリスに変身して退かせるも、差し伸べた手は振り払われ、更に仁にも正体を見られてしまい・・・
感想
前回まで「ニゴリエースってなんだよ。カテゴリーAだろ?」
今回から「ニゴリエースだ・・・」
ちゃんと聞くと「カテゴリーA」って言ってるんだろうなってのは分かるんですけど、「ニゴリエース」に聞こえなくもないのが何とも・・・
さて今回はブレイド、ギャレン、スパイダーアンデッドの三つ巴の戦い・・・という表現で良いんでしょうか、この場合。ブレイドはギャレンに攻撃しないけど、ギャレンからは攻撃を受けるから、ブレイドがめちゃくちゃ不利な状況ですよね、これ・・・どんどん力の証明にのめりこんでいく橘さんが、割と容赦なく剣崎に攻撃するのが何とも。
今の橘さんには小夜子の声も届きませんでしたが、小夜子が橘さんが漬けられていたプールの植物の秘密に気づいたため、伊坂は彼女を襲撃。これがきっかけになるっぽいですが、これまで失態続きの橘さんに名誉挽回の機会は訪れるのでしょうか・・・
で、一方の始は、何というか物凄く「仮面ライダー」してる気がしました。助けた親子からは怯えられ、親しく接してきた仁も始が人間ではないと分かるとアンデッド襲撃と船の破損を始のせいにして突き放して・・・誰からも感謝されず、化け物だと突き放され、それでも戦いから目を背けることなく、孤独な戦いを決意する始の姿はカッコ良くもあり、寂しさも感じられました。仮面の下に様々な想いや表情を隠して戦う「仮面ライダーカリス」の魅力がより一層伝わる回でもありました。
一部始終を見ていた仁ならば「船が壊れたのはシェルアンデッドのせいであり、始のせいではない」と理解出来そうなものですが・・・直前に仁の父が始との会話の中で「仁は誰の力も借りないと言っておきながら、始の力を借りている」と痛いところを突いていましたから、始が人間ではないと知ったこのタイミングで彼と別れようと、本当に一人の力でやっていこうと考えたのかもしれません。あるいは、最初の襲撃時に封印できていればこんなことにはならなかったという怒り、化け物同士の戦いに巻き込まれたという怒りも少なからずあったのかな。
始に手切れ金を渡して仁と切り離そうとするなどして、仁を家に連れ戻そうとしていた仁の父ではありますが、船が壊れ、楽器が壊れ、一人になっても諦めずにいる息子を見てどこか満足げな表情を見せていたのが印象的です。何だかんだで仁がどこまでやれるか期待している部分や、仁の成長が見られて嬉しい気持ちがあるのかなと感じる一幕でした。もしかすると仁の父親も実は路上ライブ経験者だったけど上手くいかず別の道に進み、今息子がかつての自分と同じような道を歩いているのを見て応援したい気持ちもあるのかなって。深くは語られませんでしたが、色々と想像が膨らむシーンでもあります。
「一人になっても・・・!」と仁が呟いたときに彼の肩を叩いたのは、本当にどうしようもなくなったら帰ってこい、一人じゃないというメッセージでしょうか。
シェルアンデッドを生身で蹴り飛ばす始がめちゃくちゃカッコよかったところで、また次回。