ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ポケモン各地方旅日記 その5 やっぱり技70回はどうかと思うヒスイ地方

2024-01-23 08:03:45 | ポケモンシリーズ
 てなわけでヒスイ地方に戻ってから1週間ほど。現在ヒスイマルマインに会いに行く前の寄り道中です。

 現在のランクはココノツボシ。以前はこの先の凍土探索中にココノツボシになっていたので、それと比べるとだいぶ早めのランクアップのような、そうでもないような。恐らく初回プレイはポケモンの捕獲と倒した数が多かったのかな?と。今回は大量発生等でカバーできる捕獲・戦闘よりも「後回しにすると面倒なタスク」から先に片付けているので、それも影響しているのかもしれません。



 で、その面倒なタスク筆頭がライチュウやギャラドスといった一部のポケモンにおける技関連のタスクです。以前のまとめ記事でも書きましたが、ライチュウは「かみなり」、ギャラドスは「ぼうふう」、それぞれ命中率70%、PP5の技を合計70回見なければなりません。手持ちをライチュウやギャラドスだらけにすればいちいち回復を挟む必要はありませんが、それにしたって命中率70%を70回ってお前……力業で上げたら上げたで、今度はPPが……ってなるし、どっちが良いのやら。

 ただまぁ、初回プレイ時はこの図鑑タスクに気づいておらず、一通りクリアしてから70回という苦行に立ち向かう羽目になりましたが、今回は既にある程度こなせているので、それなりに気は楽ですね。まぁ何回も言うように、この後はアグノムを40回「じばく」させるなどの苦行も待っているのですが(汗。

 苦行苦行とは言いつつも、何だかんだで考えながら楽しく遊べてしまうのがレジェアルの良いところ。図鑑も順調ですし、既に数匹程度ではあるものの完璧な図鑑に仕上がったポケモンもいるため、良い感じで進められているように思います。
 ただ、問題はあまりにも先々のことを考えてしまってメンバーの入れ替えを行っているが故に、レベルが恐らく初回ほど上がっていないのは気がかりです。アイツ本当に強いからなぁ……戦闘システムも相まって、歴代屈指の強さでしたから、そろそろあくタイプでレベルの高いポケモンを用意しておかないと……と。


 そんなこんなでヒスイ地方の旅はまだまだ続きそうです。ところで気持ち色違いが少ないような……現状ゴースとスコルピしか出会えてないぞ……そろそろ完璧に仕上げたビッパとかムックルの色違い出ても良いんじゃない?

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「劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~」等を見た話

2024-01-22 08:20:41 | テレビ・映画・ドラマ
 2023年の映画「劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~」等を見ました。

 本作は2021年に放送された同名ドラマの劇場版。本作と同時期に公開されたアニメ映画「グリッドマン ユニバース」の上映前予告が視聴のきっかけであり、加えてドラマよりも先に映画を見るという、何とも奇妙な入口から入りました(苦笑。
 そもそも前情報も一切ないままに見始めたので、冒頭で発生した飛行機事故に真っ先に乗り込んでいき、その場で処置し始めたうえに、爆破する可能性がある飛行機から遠ざかりながらの手術には驚かされっぱなしでしたね……

 そんな感じで「喜多見チーフのキャラクター像」や「MERの理念」を最初に示してくれたほか、ドラマの回想シーンが挟まれることで状況把握もしやすく、本作から新たに加わった潮見を通して、初見勢でも喜多見チーフたちの想いを理解しやすい構成になっていたように感じます。突き詰めると「命を救う」という至極分かりやすい物語である点も、本作の世界観にスッと入っていけた理由の一つかなと。
 個人的には、終盤の音羽統括官の惚れ惚れするほどカッコいい一言を発した場面と、絶対に諦めない喜多見チーフの姿が印象的に残っています。

 そんなこんなで初見でも十分楽しめる作品だったのですが……やはり更に楽しむためにはドラマも見るべきかなと思い、劇場版の後にドラマを全話視聴しました。
 「劇場版では頼りになる比奈先生もドラマ序盤では戸惑っていたんだなぁ」
 「最初は死者0人で歓喜に沸いていた危機管理室が、段々手放しで喜べなくなっていくの、ギリギリの現場感があって良いな……」
 「音羽先生が『チョコ、ですかね』と、小声でちょっと照れくさそうに言うの、好き」
 「役職ではなく『さん』付けだったのは伏線だった……?」
 「白金大臣がとあるシーンで「知事」呼びから「赤塚さん」に切り替わるの好き」
 「劇場版って本編を彷彿とさせるシーン多かったんだな」
 「『ですね』が多い喜多見チーフが『おう』と応えるの、最高かよ……」
 「『不必要な接触は避けましょう』が、最初と最後で印象ガラッと変わるの良いなぁ!」
 などなどの感想を抱きながら、最終回まで視聴しました。やはり衝撃的だったのは……テーマ曲流してホッとした後のアレは反則だって……


 とまぁ、そんな感じでドラマ、劇場版共に楽しませていただきました。
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王様戦隊キングオージャー 第45話「王を継ぐ者たち」

2024-01-21 10:08:38 | 王様戦隊キングオージャー
王様戦隊キングオージャー 第45話「王を継ぐ者たち」

 久々のモルフォーニャさん、マジで嬉しい。

 さて王の力の使用実験が行われたものの、カグラギの、トウフの王の力は実りを燃やす炎であることが発覚。リタは法を無視し裁く氷、そしてヤンマは機械を壊す稲妻。ジェラミーの言うとおり、国を物理的のみならず国の秩序すらも滅ぼしかねない力。となると、ヒメノに継がれた王の力は命を滅ぼす「毒」や「病」ですかね?次回予告からするにその毒や病の力を使って、グローディを死ねない体にしている原因を取り除くのかな? 

 それはそれとして、ヒルビルの敵討ちに燃えるミノンガンが出現。時間を操ることで縮小と巨大化を繰り返して攻撃を仕掛けてくるうえに、下手に傷つければまた別の時間軸のダグデドが出現しかねない。更に今回はギラ、ヤンマ、ヒメノの心だけが子供に、スズメはラクレスの命を狙っていた頃、モルフォーニャは手癖の悪かった頃の心に戻されてしまうことに。
 彼女たちを元に戻す過程で語られたのは、スズメとモルフォーニャの夢、そしてカグラギとリタの本当の想い。結果的にとはいえ、トウフの王の妹になった以上、口にできない夢がある。罪人の子として生まれたために願ってはいけないと思っていることもある。割と自分に素直に生きているように見えた二人でしたが、その心中は複雑だったようで……

 そしてそれは、王様も同じ。中立を重んじるあまり自らの気持ちを嘘をつく。国を守るために本心に嘘をつく。どんな時も法を裏切らない絶対中立の裁判長と、自らすら裏切るカグラギ。氷と炎。相反する関係かと思いきや、どちらも己を殺す力という点では似た者同士。王たちが手と手を取り合わなければ得られなかった結末が見られました。
 となると、ンコソパの稲妻を制御する力はシュゴッドにあって、イシャバーナの力を制御するのはバグナラクにあるのかな?稲妻や毒?に対抗する力とは一体……
 
 カグラギがスズメを送り出す言葉がじんみり染みたところで、次回はグローディとの決着か!
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仮面ライダーガッチャ―ド 第19話「りんねの夜明け!変身・マジェード!」

2024-01-21 09:31:35 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第19話「りんねの夜明け!変身・マジェード!」

 「ちゃんと『いただきます』って言ってから食べないと……」正直第19話まででりんねが一番可愛かったシーンはここだと思う。京都ではしゃいでいた時も可愛かったですけどね?

 さて、宝太郎、りんね、蓮華、錆丸により結成された「キッチンいちのせ連合」。その初陣の相手はヨアケルベロスを素材としたケルベロスマルガム。ファイヤーガッチャードで余裕かと思いきや分裂して避けられたうえに、必殺技使用後は過剰な熱をもってしまうため連続発射は不可能な様子。そこでクロスエックスレックスを使用する、という使い分けは面白いですね。出来ればこのデメリットは解消されて欲しくないかなって。
 で、ガッチャ―イグナイターを冷却するためにホークスターで風を起こすってのは分かりますが、それでいいのかアッパレブシドー。アッパレ要素しかないけど、それで本当にいいのかアッパレブシドーくんの使い方……

 父からの教えである、ルールを守ることを大事にするりんね。そんな彼女に「りんねの父親には裏切り者と呼ばれても守らなければならない、掟とかではないもっと大事なルールがあったのではないか」と告げた宝太郎。その言葉を受け、アトロポスを守ったりんねは「私のルールは私が決める!」と再び覚悟を決め、劇場版以来となる仮面ライダーマジェードに変身!本編にも出て来るなら、プレバンじゃなくて一般でも良かったんじゃないっすかね……何かルールがあるんでしょうか?
 マジェードはサンユニコーンに変身していることもあってか、足技が主体っぽく思えました。劇場版ほどのカッコよさは感じられませんでしたが、今後の活躍に期待です。
 宝太郎も再度ガッチャ―イグナイターを使ってファイヤーガッチャード・アッパレスケボーに変身!見えたのは移動した際の残り火のみ。攻撃した瞬間が見えないほどの、電光石火の一撃。非常にカッコよかったです。

 そしてミナトはりんねが錬金術師のルールを破り、自分の道を歩み出したことを喜ばしく思っているような節が見えました。ミナトであればりんねがルールを守ることを大事にしているのも知っていたでしょうし、だからこそルール違反をしている現状を彼女がどのように受け止めるか、心配していたのでしょう。だからこそ彼女を敢えて仲間に誘い、自分の意思で一方的に決められたルールを破り、自分の道を決めて欲しかったのではないかと。何だかんだ良い人に見えるんだよなぁ……


 そんなこんなで次回はスパナの過去が発覚。
 ところで、今回グリオンにケミーを差し出した際、クロトーだけが制服だったのは何でなんですかね?いや三姉妹の中だと一番制服が似合うと思いますが。ラケシスはずっとあの黒い衣装のままでいて欲しいなって……
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ひろがるスカイ!プリキュア 第49話「キュアスカイと最強の力」

2024-01-21 09:01:13 | ひらがるスカイ!プリキュア
ひろがるスカイ!プリキュア 第49話「キュアスカイと最強の力」

 まだひろプリが放送している途中でしょうが!(わんプリ変身アイテムのCMを見つつ)

 さて何故か生きていたスキアヘッドが語るのは当時の真相。てっきりスカイランドの人々の不安を払しょくするため、エルレインとカイザーが示し合わせたことだったかと思いましたが、全てはスキアヘッドもとい正体を現したダークヘッドの仕業。カイゼリンに偽りの記憶を植え付け、嘘の感情を向けたのは、アンダーグ・エナジーを注ぎ込む器として利用するため……スキアヘッドの初登場時の強敵感が段々薄れていった、苦戦しているように見せかけたのはカイゼリンに自分が出向かなければならないという思いと、プリキュアたちへの憎しみを増幅させていくためですかね。

 力が全てというのも嘘。エルレインへの憎しみも嘘。ダークヘッドから向けられていた思いも嘘。そんな彼女を救わんと「泣いている人に手を差し伸べるのに、理由なんていりません!」と叫ぶソラちゃんを見て何やら企むダークヘッド。正直「黒or紫髪のキュアスカイ見てみてぇ」とか、ましろと手を繋いだ際に手袋のハートが見えて「このハートが真っ黒に染まるのかな」などと想像を働かせたりはしていません(苦笑。
 で、その結果はというと……やだ、思っていたよりもカッコいい…素敵……堕天使の如き暗めの青髪、両目に燃える青い炎、黒い片翼……何だこのダークなカッコよさてんこ盛りのダークヒーロー……演じられる関根さんの熱演も相まって、無茶苦茶素敵でしたね……
 とはいえ、まさかプリキュア同士のバトルが展開されるのかと思いましたが、ここで彼女を信じて疑わないましろ、そしてこれまで何度も立ち上がってきたソラちゃんのカッコよさが光りました。これもプリキュアが複数人だったから、友達がいてくれたからこその結末でしょう。何故プリキュアは「ひとり」ではなく「ふたり(以上)」なのか。その理由は納得がいくものでした。

 これにて一件落着かと思いきや、突如「ダイジャーグ」なる怪物が出現。最早消化試合感すらありますが、果たしてヒーローの活躍や如何に。本当に終わっちゃうんですかね……もっとソラちゃんたちを見ていたいんですが……とりあえず映画の映像ソフト買おっか!
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ウルトラマンブレーザー 第25話(最終回)「地球を抱くものたち」

2024-01-20 10:44:05 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンブレーザー 第25話(最終回)「地球を抱くものたち」

 「俺が行く」から「俺も行く」へ。
 かつては身一つ、心は二つで戦っていたゲントとブレーザー。これまでのウルトラマンとは異なり意思の疎通が困難で、デマーガ戦では怪獣を生かすか殺すかで意見が割れ、ゲバルガ戦で戦闘継続か撤退かで衝突していました。そんな二人が様々な戦いを通して、言葉ではなく心で通じ合い、命を救わんとする一つの揺るぎない意思のもと結託。
 スカード、アースガロン、ファードラン。種族も、言葉も異なる仲間たちと共に戦い抜いてきたブレーザー。妻サトコと出会い、子ジュンを授かり、話せないことも多く時間も限られている中で、家族との対話を大事にしたゲント。そんな二人だから、みんなだからこそたどり着いた対話の果てに未来を掴もうとした最終回。意外性もありつつ、それでいて「ウルトラマンブレーザー」としては納得の最終回でした。

 最終回にしてようやくV99の目的が明らかになると共に、かつてドバシが何をしたかも明らかとなりました。
 現在の視点ではドバシの指示は誤りであったという判断できるものの、未知の宇宙船が突如地球に接近してきたら警戒するのも無理はありません。故に、当時の彼の判断を誤りとは言わなかったエミが印象に残りました。
 もしかすると、バザンガ、ゲバルガ、ヴァラロンも本来は異なる姿・異なる目的で運用されていたのかもしれません。バザンガはアースガロンのような自衛手段、ゲバルガ(イルーゴ)は新天地を自分たちの住みよい環境に変えるための環境コントロールマシン。で、ヴァラロンは爆弾を生かした掘削などなど……使いようによっては頼もしい存在かと。それが地球が自分たちの同胞にしたことを受け、あそこまで凶暴な存在に作り変えてしまったのかなって……それこそ、人類がアースガロンを強化していったように。

 V99との対話の果てに、繰り広げられたヴァラロンとの最終決戦。ブレーザーを助け起こすアースガロンと、ふらつくアースガロンを支えるブレーザー。この関係性、良いなぁ……!加えて、地球怪獣たちの扱いも素晴らしかったですね。特にデマーガとズグガン。彼らも種族が異なる者同士ですが、それでいて同じ地球を抱くものでもある。「地球」という言葉、そして怪獣たちの行動。どこか「ウルトラマンガイア」を思い出す展開でした。
 そして決着は……!ブレーザーが怪獣の力を己が力にするならば、ゲントは……!というのが熱い!熱すぎます!あんなん出されたら泣くわ……決着後、コクピット内、司令室内でも感情が爆発しているのがまた良いんだわ……

 
 最終回ではありますが、これで全てが終わったわけではなく、V99の旅やゲントたちの戦いはこれからも続いていくでしょう。あと、ゲントの体調ってどうなったんですかね?しばらく安静にしていればマシになるのか、それとも真に一つになったからもう大丈夫なのか……
 ともあれ、今は守り切った命のもとへと帰る時間。何気ない挨拶ですが、それを交わせることの喜び溢れた素敵な締めくくりでした。

 人とウルトラマン。人と怪獣。人と機械。人と人。同じ種族であっても伝えられない、理解出来ない想いがあるのだから、異なる種族であれば尚更意思疎通は困難。時に戦うことを選ばざるを得なくなったとしても、諦めずに互いの理解に努めることで、避けられる戦いもあれば、守られる命もある。そうして各々が遠く果てにある未来を掴める……
 言葉を、心を通わせることの大切さを教えてくれたウルトラマンでした。ありがとうございました!
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問題文は忘れても

2024-01-19 08:05:50 | 日々の生活
 センター試験がいつの間にやら共通テストになっていた今日この頃。国語の文章題だけはサラッと目を通して、解けそうなところだけ解いていました。最早自分の時の問題など欠片も覚えていませんが、何となーく問題の雰囲気が違う気がしないでも無い。国語でそんなレベルなので、数学とか「当時の私はこれが解けたの?」と別人疑惑を抱いてしまうくらいには、さっぱりわかりませんね(苦笑。

 しかし受験。受験かぁ。高校、大学、あとは運転免許等の資格試験を受験してきましたが、どの状況においても腹具合を大層心配していたような気がします。元よりお腹を壊しやすい性質故、受験前日・当日の食事は結構気を遣ったなーと。センター試験の時にお世話になった薬には、その後も時折お世話になりました……

 散々道に迷った末にたどり着いた運転免許の受験会場、「この時間に出ても間に合うだろ」と思って歩き始めたらかーなーりギリギリだった資格試験等色々ありましたが、やはりセンター試験が結果含めて一番思い出深い試験だったなと。いつものテストとは全く違う空気感、リスニング開始までのじれったさ、それまで殆ど話したことの無かった同じ学校の生徒との会話、前日に見た映画と相撲、翌日の自己採点結果が何ともいえない点数だった一方、以前は私よりも点数が悪かったクラスメイトが高得点ですげー!ってなったこと……大学での試験前日のわちゃわちゃも含めて、10年以上経った今でも印象深い試験ですね。
 
 しかし、試験の時間はほんの2日間。それまで勉強した時間の方が圧倒的に長いというのに、その内容はすっかり忘れ、2日間+αのことだけはしっかりと覚えているというのも何とも不思議な感覚です。やっぱ色んな意味で特別な時間・空間だったんだろうなぁ、センター試験って。

 掘り起こすまでもなく自然と蘇ってくるセンター試験の話でした。そう自然と蘇ってくるんです。だから定期的にこの話題をブログに書いていたとしても、それは仕方のないことなのです。
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「ハクメイとミコチ」第12巻を呼んで

2024-01-18 08:00:30 | 本・音楽
 「ハクメイとミコチ」第12巻を読みました。単行本派としては毎年1月中旬あたりに出版されるのは覚えやすくてありがたいです。

 さて第12巻はハクメイが本の一節に記されたサンドイッチの作り方に試行錯誤する第90話「キュウリのサンドイッチ」から、副長もといフクチヨさんが柱の修理をしながらナライとの関係性を語る第98話「内緒の仕事」が収録されています。

 個人的なお気に入りは第91話「宿と地のもの」ですね。
 ハクメイの出張先に着いていったミコチ。ハクメイ曰く宿の近くには夜間営業している飯屋が無いとのこと。しかし暗闇の中、ミコチが匂いを頼りに向かった先には……という旅先のエピソード。
 私の話になりますが、一人の出張・旅行の際は食事はコンビニの弁当や牛丼屋等のチェーン店で済ませる機会が圧倒的に多く、加えて自分用・他人用にその土地ならではの特産品を買うことも滅多にありません。それ故に旅先の思い出といえば景色が中心だったのですが、このエピソードを読んで当たり前のことに気づかされました。何もその土地の味を楽しむのに、飯屋である必要は無いのだと。駅や空港等で特産品を購入し、ホテルでちょっと豪華な夕食を味わう。そんな楽しみ方もあるのだと気づかされました。思いがけず巡り合えた楽しさに驚くハクメイに、ミコチが告げた言葉が私の身にもじんわりと染み入ります。あのコマの雰囲気、めっちゃ良いなぁ……狭い宿の一室なのに、どこかの飯屋の個室に思えてくるあの感じ、最高に素敵です。

 また、第93話「お菓子と刃物」には、第8巻に収録されている第60話「ひと振りの包丁」に登場した鍛冶屋・ハルシナさんが再登場。第60話はミコチが、ハクメイが研いだことのない包丁を持って出かけるところを尾行する話なのですが、そこで登場したのがハルシナさん。妙に色気を感じるミンクの女性です。今回は最後のコマの色っぽさというか、蠱惑的な感じが素敵でした。
 で、そのミコチのみならずハクメイもハルシナさんといつの間にやら知り合いになっていたものの、ハクメイの暑苦しさは少々苦手な様子。そんなハクメイからの頼みをきっかけに……というお話。最初は鬱陶しく、どこか警戒するような態度だったハルシナさんの変化が見所です。そんな二人の共通の友人であるミコチの様子が描かれたコラムも面白かったです(笑。


 共通の友人といえば、第94話「お祝いの手料理」ではコンジュとセンが、シュンカのバーの修繕祝いの料理作りに挑戦。センの料理知識の確認、「一口大に切って」と言われた時のコンジュの反応が見所の一つです。
 元はハクメイとミコチを介して知り合った二人が、いつの間にやらこうして料理を一緒に作る間柄に。特に最後の件は二人の付き合いの長さを感じさせられて良かったですね……

 他にもこれまでとは一味違うハクメイが見られたり、敷居が高い喫茶店に背伸びして入ろうとするウルムちゃんが可愛かったりと、今回も楽しませていただきました。また来年、この時期に新しい物語を読めることを心待ちにしつつ、既刊を読み返すとします。
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ポケモン各地方旅日記 その4 やっぱり楽しいヒスイ地方

2024-01-17 08:02:28 | ポケモンシリーズ
 出会った当初の「シンジュ団の長」として振舞おうとしている感じのカイちゃん、良いよね……所々で素のカイちゃんが出るのが良いよね……

 さて!スカーレットが一段落……まぁ色んなイベントを見逃しているっぽいですが、とりあえず図鑑は一段落したので、ヒスイ地方に戻って参りました!今回もパートナーはヒノアラシで進めております。メンバーは図鑑タスクのことを考えると固定したくは無いのですが、野生のポケモンとのバトルも気が抜けませんし、最後に待ち構えるアイツの対策も必要なので、ある程度は固定しようかと。とりあえずヒスイバクフーンとブラッキーは確定かな?

 現在は紅蓮の湿地を攻略中ですが……いやーやっぱり楽しいですね!久々のヒスイ地方ではありますが、ライドポケモンの操作以外、実家に戻って来たかのように操作できます。コントローラーも直してもらったので勝手に動くようなこともありませんし(苦笑。
 大志坂から黒曜の原野を眺めた時のあのワクワク感は何度見ても味わえますが、一方でオヤブンポケモンの恐怖はさすがに初見ほどではありませんね。オヤブンカビゴンを見た時の反応は「やべぇ!」から「(エサやりタスクが)やべぇ!」に変わっていました(笑。

 一度図鑑タスクを全て埋めた経験が生きており、初見時は使っていなかったハヤワザやチカラワザ、各種技のタスクにエサやり、見つからずに捕獲などのタスクも割と順調にこなせています。今回の手持ちにレントラーの他にピカチュウを入れているのは、ライチュウの図鑑タスクに「アイアンテールを40回見る」「かみなりを70回見る」と大変だから、という理由からです。そうなるとフーディンとかもいれなきゃな……
 でも、こうして1から遊んで思うのは、ライチュウやフーディン、ギャラドスら技の使用回数が多いタスクが課せられているポケモンは、原野で手に入るポケモンばかり。「最初から連れ歩いていれば苦も無くこなせる」的な意味合いで設定されているように感じます。新しい発見もあって楽し……え?はどうだん70回とインファイト40回のルカリオは後半?ブーバーン、ラムパルド、トリデプスも多い?……うん、まぁ、100回以上使えの連中は総じてどうかと思う(汗。


 SwitchLiteで遊んだ際は初っ端からコリンクやフワライドの色違いに出会えましたが、今回は音沙汰無し。まぁこれが普通なんだよ……アレがおかしかったんだよ……

 とまぁ、そんな感じで引き続きヒスイ地方の旅を頑張っていきます。
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冬の通学路の思い出

2024-01-16 08:18:25 | 日々の生活
 小学生の頃、学校のすぐ近くに住んでいる子供がいると聴きまして。それなりの距離を歩いていた身としては「すぐに帰って遊べて羨ましい!」と思ったりしたように記憶しています。

 ただ、そのそれなりの距離を、友人たちと一緒に行き来する道のりも割と楽しかったなと、今になって思えるようになりました。
 もちろん雨や雪の日なんかは面倒でしたし、重たい荷物を背負って帰る日の辛さなど、それ相応の大変さもあったものの、登下校中に昨日あったこと、今日これからの予定、適当な設定を作ってあれやこれやはしゃいだり……ああいったのは、そこそこの距離を歩いていたからこそ、出来ることなんだろうなと。学校から近いなら近いなりに、帰り道にその子の家に寄って遊んでから帰る!なんてことが出来たのかもしれませんが。

 登下校という点ではやはり一番長く通った道である小学生の通学路が一番印象深いわけですが……未だにあまりにも危なすぎる橋を渡ったことを記憶しています。雪が積もっているように見えても、実際には穴が開いているとか普通にあるんだって……本当に無謀というか、無知というか、危ない橋をみんなで渡ってしまっていたなと。今、目の前でそんなことをしている子供がいたら、無理やりにでも止めるでしょうね。ツルツルの道路ではしゃいでいたことといい、雪とか氷を面白いものだとしか受け取っていなかった自分が末恐ろしい……

 そんなこんなで今思い返してもゾワッとする冬の通学路の話でした。ドライバー目線だと、マジで道路で遊ぶのは勘弁して欲しいっすね……あと自転車もな!
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