自宅で使っているプリアンプはマッキンC40です。このアンプを使われ手放された諸兄も多いと思いますが、私はこのアンプの音色や音場表現が好きで使っています。ただし、まったくのオリジナルでは、電源ケーブルがノイズを拾うしドライブ力も有りませんので交換しています。
私の他の機器と同じくIECインレット式にして電源ケーブルを手製の「ルシファー」にしています。この電源ケーブルを「ルシファー」にするだけで数段上のクラスのサウンドになります。ですから皆さんがオリジナルで知っているC40のサウンドでは有りません。また、電源は117Vで使っています。エレクトリのシールが貼って有る「国内正規品」ですが、カバーを開けて中のトランスの電圧を確認すると117Vの処に入力配線がして有ります。100Vのタップは有りませんので米国仕様のまま日本国内販売されていたのだと思います。100Vと117Vでは音質のグレードが相当違います。一度117Vで聴くと100Vには戻れません。良い昇圧トランスが必要です。他にもまだ手を加えて使って行きたいと思っています。
C40より音数が多くてグレードが上のプリアンプも持っていますが、機能的な事や音色・デザイン等でまだ決断できていません。アキュのC-290も音数等ではC40の上を行きますが、「自宅で使う」にはストレート過ぎます。自作のWE310Aプリアンプもサウンド的には上を行きますがこちらはフォノがない事と完成ケースに収めていないので持ってくる気が有りません。
次のプリアンプは決めていますがまだまだ先の事になりそうです。球だけはしっかりと持っています。次はパワーアンプと同じグレードと年代の球でtrail仕様にしたプリアンプにします。