Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

悩み???

2008年09月02日 | ピュアオーディオ

3日間のアンプ交換の実験の結果で悩んでいます。現在はアキュのアンプに戻して「軽快」なサウンドになっていますが、管球アンプ3台で出したサウンドがあまりにも「濃厚」な音色と質感だったので忘れられません。「音質」としてはどちらが「正統」なのか?と悩んでいます。

あの「濃厚」なサウンドを聴いてしまうと、アキュのアンプのサウンドは「薄っぺらい音」に聴こえてしまいます。でも「色濃い」サウンドは「飽き易い」感じもします。現に3日目には戻してしまいました。

現在手配しているのは、【低域用】6CA7ppアンプを6L6ppに仕様変更依頼中。【中域用】既に6L6シングルアンプ確保。【高域用】6L6シングルアンプ本日入手。近日中にTrail仕様に変更予定。

真空管は「安価で入手が容易で音質が良くて」と言うのが条件になります。1940年~1950年ぐらいの真空管全盛期の「本物」を使えることを前提に考えています。

有名な真空管には型番の他にメーカーも重要です。KT88ならGEC、EL34ならムラード(fx4)、EL156ならテレフンケン、300bならウエスタン(WE)・・・。

本当ならWEの真空管が良いのですが、WEの別会社の英国STC社の真空管も非常に魅力的です。このSTC製の6L6Gのサウンドを知っていますので、この球でアンプを揃えようと考えました。3極管もいいと思いますが自分の感覚ではビーム管の方が「パワフル」なサウンドに出来ると思っています。「パワフルなサウンドからブリリアントな音色」を出してくれるのがSTC製の管だと思います。

まだロシアの球もEL34ぐらいしか試していないので軍用の6L6GC辺りも確認してみたいと思います。