Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

録音したMDが何故良いのか?

2017年05月01日 | ピュアオーディオ


昨日は東京に単身赴任していらっしゃる方が約1年ぶりにお見えになりました。もう10年近く当方のサウンドを聴いていらっしゃいます。早速FMエアーチェックで録音したMDを聴いていただきました。やはり「CDと遜色ない」との事でした。

このMDの音の良さはどこから来るのだろう?・・・と思って、同じ録音を持っているMD機でかけて聴き返して見ますと、DN-980F・DN991Rでかけた時のみ、「CDと遜色ない」サウンドになります。基本的にDENONの局用MD機はDACが素晴らしいのだと感じます。SONY ADW-B5やケンウッド2種、TASCAM1種で再生しても「音質ダウン」したサウンドになります。(これが正常?)プリアンプとのダイレクト接続やケーブル類のグレードの問題も有りますので、まだ確認不足な処も有ります。

以前から気になっていた事でした。FMエアーチェックで録音する時は、「余り大した音質ではない」と感じていても、DENONのMD機で再生すると、「録音時のサウンドよりはるかに上のサウンド」で楽しめるのです。エネルギー不変の法則から行くと、ダビングする事で「音質ダウン」するのが理屈ですが、DENONの局用MD機を使うと結果的に「元の録音時の音質を超える」事が確認されます。この辺の理屈がイマイチ分かりませんが、結果が良い訳ですのでこれで良しと考えています。