私は基本的に「トーンコントロール」や「イコライザー」を使わない。何故ならそれは「流出源対策」だからだ。出音を良くする「発生源対策」に比重を置いている。「音の鮮度」を下げる行為でもある。
そもそもトーントントロールやイコライザーを使わなければならない様な事態は、「基の出音」がいびつだから使うので有り、ユニット自体の音の出方やバランスが狂っているからである。この根本原因を安直なイコライザーなどで修正して良いものか?が常に私の頭の中にある。「結果良ければ全て良し」と云う事にはならないのである。安直な方法を使えばそのしっぺ返しが必ずどこかで出て来ると考えている。だから「出音」に拘る。
例えば古いSPに多い、「周波数特性」で中域が盛り上がって、高域が12KHz辺りからだら下がりのSPの場合、中域の盛り上がっている部分を削り、高域のだら下がりの部分を持ち上げてフラットな特性に持って行こうとするだろう。この時私には疑問が出る。削られた中域の音が「もったいない」し、無い筈の高域が「作られて」いる訳である。多分曲毎にイコライザーを調整しなければ最良の状態にはならないだろう。またフラットにすること自体が有意な事なのだろうか?疑問に思う。
自分の考え方(発生源対策)で行けば、その原因と対策を直ぐに二つは考える。まだ他にも方法は有ると思う。
1)各ユニットが正常に動作や性能を発揮しているか?
ユニットに問題が有るのではなく、SPケーブルやSP箱内配線に問題が有る・・・そう云う特性のケーブル類を使って有る。・・・ケーブル類の見直し(フラットな特性のケーブルに置換する)・・・意外とケーブルの周波数特性は盲点になっている。
2)出ている中域に合わせて、高域のユニットを追加して補完させる。
但し、高域のユニットの追加にしても「質感」と「能率」については配慮して置くべきだ。質感が合わないユニットを使ったり、能率が合わなかったりすれば、さらに悪化する事にもなり兼ねない。それなりに「試行錯誤」を繰り返してSPを完成させる事だと思う。基本スピーカーの音色や質感を損なわずにユニットの追加で改善できれば更にSPの性能が上がると考える。
基本的には1)の原因の場合が殆どである。
安直な方法を使えば安直なサウンドにしかならないと云うのが私の考えである。
そもそもトーントントロールやイコライザーを使わなければならない様な事態は、「基の出音」がいびつだから使うので有り、ユニット自体の音の出方やバランスが狂っているからである。この根本原因を安直なイコライザーなどで修正して良いものか?が常に私の頭の中にある。「結果良ければ全て良し」と云う事にはならないのである。安直な方法を使えばそのしっぺ返しが必ずどこかで出て来ると考えている。だから「出音」に拘る。
例えば古いSPに多い、「周波数特性」で中域が盛り上がって、高域が12KHz辺りからだら下がりのSPの場合、中域の盛り上がっている部分を削り、高域のだら下がりの部分を持ち上げてフラットな特性に持って行こうとするだろう。この時私には疑問が出る。削られた中域の音が「もったいない」し、無い筈の高域が「作られて」いる訳である。多分曲毎にイコライザーを調整しなければ最良の状態にはならないだろう。またフラットにすること自体が有意な事なのだろうか?疑問に思う。
自分の考え方(発生源対策)で行けば、その原因と対策を直ぐに二つは考える。まだ他にも方法は有ると思う。
1)各ユニットが正常に動作や性能を発揮しているか?
ユニットに問題が有るのではなく、SPケーブルやSP箱内配線に問題が有る・・・そう云う特性のケーブル類を使って有る。・・・ケーブル類の見直し(フラットな特性のケーブルに置換する)・・・意外とケーブルの周波数特性は盲点になっている。
2)出ている中域に合わせて、高域のユニットを追加して補完させる。
但し、高域のユニットの追加にしても「質感」と「能率」については配慮して置くべきだ。質感が合わないユニットを使ったり、能率が合わなかったりすれば、さらに悪化する事にもなり兼ねない。それなりに「試行錯誤」を繰り返してSPを完成させる事だと思う。基本スピーカーの音色や質感を損なわずにユニットの追加で改善できれば更にSPの性能が上がると考える。
基本的には1)の原因の場合が殆どである。
安直な方法を使えば安直なサウンドにしかならないと云うのが私の考えである。