Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「対策」した後の評価は・・・

2017年05月12日 | ピュアオーディオ
誰でも「○○対策」や「機器類の入れ替え」等したら評価をされるでしょう。しかし、その内容が「判っている方」と「判っていない方」では評価の仕方が違います。評価が変われば「その次の対策」も変わります。

例えば先日の「マイ電柱」を導入された場合の評価はどうでしょう? 対策前後の比較をするのは当たり前ですが、ここでちょっと考えていただきたい。「電源系」を対策すると云う事は「SN比の改善」と「機器の潜在能力を引き出す」と云う2つの効果がサウンドとして出て来ます。「SN比」は測定も出来ますが聴感でも確認できます。「見通しの良いサウンド」になったかどうか判断する事が出来ます。

しかし、本当の効果が出るのは「2000Hr以降」だと云う事を「判って」いないと誤った判断をしてしまいます。「2000Hr後」と云う事は「1年後」になります。電源系は全ての機器を「活性化」させます。その為には「活性化させる時間」が必要です。1年後にやっと本領を発揮するのが電源系の対策です。お金をいくらかけたのかが問題ではなくて、1年後に「どんなサウンド」になったかが問題です。

ケーブル交換の評価もほぼ同じです。1時間や2時間で本当の評価など出来ません。「良くなりそうかな?」・「悪くなりそうかな?」ぐらいのインスピレーションぐらいしか出て来ません。耳の良い方はこのポイントで「感づく」のでしょうね。ケーブル類の評価では、プラグを馴染ませるだけで5時間はかかります。そこが「判っているか?」・「判っていないか?」で評価の仕方も変わって来るでしょう。ケーブル類の本当の評価は500Hr以降です。本当に良いケーブルなら「機器を活性化」させます。