Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ブログタイトルを「回り道」としている理由

2017年05月14日 | ピュアオーディオ
オーディオの機器システムを揃える事や、音質グレードを最終ラインに持って行く最短距離を求めるのが一般的な考え方だが決してそうはならない。当然「ムダ金を捨てる」事を嫌っての事だろうが、そうは簡単には降ろさない。

「急がば回れ」の諺に有る通り、目的に直線的に突き進むよりも、ゆっくりとクネクネ曲がった道を考えながら行った方が先に到達できる道もある。特にオーディオでは「試行錯誤の実験」が付き物である。機器を揃えてありきたりのケーブルで接続すれば音は出る。大概の方は好きな機器を揃える事に熱中する。しかし求めるのは「音質」であり「質感」である。最終的には出ているサウンドが自分の求めているサウンドになっているかが重要である。

ただ、年齢と共に志向する要望も高くなる。経済力も変わって来る。子育てを終わる年代になると自由もきく様になってくる。そうなると機器の入れ替えやケーブル類に関する知識も増えて来る。電源の大切さも見えて来る。そうなると当初考えていた「直通」(無駄をしない)のやり方は当然見直すことになる。経験や知見が増えてくる訳だから当然変わって当たり前。

「音質アップ」を考えながら、寄り道をしながら総合力を上げる様にして行くために「回り道」としている。無駄は覚悟の上。自分の人生の考え方そのものをタイトルとした。初めから大上段に「直線距離」を求めていては前には進めない。考えばかりが先に立ち、失敗を恐れて行動が出来なくなる。