GE6550シングルアンプは3セット持っています。その中で1番最初に入手したのがこの1号機。他2台と違って前段管にEF-86と云う球を使っています。その関係で「質感」が他の2台と違っています。
前段管が2種類ある様に見えますが、チューブケースを被っているのは「予備球」で結線していません。
裏面はXLRとRCA(写真ではまだ未完)の2系統を準備しています。SP端子はフルテックの最高級プラグを使っています。パーツでも音質(特にヌケ・キレ・ノビの感触)が変わってきます。
EF-86には作りの違う球が有りますが、このアンプには「オールドムラード」(英国)のメッシュ型の球を使っています。この球を使って初めて「音質」で合格点を出せました。ユーゴ製の球ではここまでの質感は出ませんでした。
このアンプは現在でもRCA Wフロントロード箱システムの「中音」を受け持たせて使っています。