昨日から自宅のハイルドライバーを外して音楽を楽しんでいます。
やはり外した方が正解と感じています。
SPターミナル交換で得られるメリットは
1)音数(情報量)や繊細感・力感が上がりスケール感が大きくなる事。
2)着実に「音の磨き」ができる事・・・ターミナルの材質で伝送特性が上がる。
自宅のシステムではまだ「音の粗さ」を感じる・・・残り7セットの交換を残している。
今所有するアンプやSPシステムやSP自体のターミナルを交換するには
25セット程交換していかないといけない。・・・かなりな費用がかかります。
とりあえず707JシステムとRCA箱システムの13セットを優先して
交換して行きたいと考えます。
昨夜自宅のシステムでカラヤンの「アダージョ」を聴いていたら、「音が平面的」に聴こえ「音の精気」が失せたような感じになったので、この原因はなんだろう?と思い「ハイルドライバー」の接続を解除して見た。
すると「音の定位」がピシッと決まり、音の輝きや精気が蘇ってきた。違和感がなくなりました。
アンプのSPターミナルを交換する前は#375:ハイルドライバーの鳴る比率が9:1くらいに感じていて丁度良い感じだったが、SPターミナルの交換後は6:4くらいの比率に感じた。音場が平面的で「カマデンのデジタルアンプ」の世界に入ったような感じを受けた。
ハイルドライバーを撤去する事で「音楽の勢いや輝き」が増して来た様に感じます。
自宅での試聴の結果を受けて、オリンパスシステムのハイルドライバーを外して見た。昨日聴いた「カモメール」で確認したが、やはり「定位」が安定し「音の輝きや精気」が違う。
アンプのSPターミナルを交換した事で音の性質が変わったのだと思う。「よりピークディップが少なくなった」事と「#375が再生できる領域が広がった」と云うべきであろうと思います。
3セットもハイルドライバーを揃えたが徒労に終わったようです。
ハイルドライバーは「無指向性」であり「エネルギー感」の少ないサウンドなので、こちらの性格が多く出過ぎると「音が面白くなくなる」様です。
今後使うのであれば抵抗やコンデンサーを組み合わせて比率を守らないと使えません。
オリンパスシステムのSP端子を交換して約2日。
変わり端は「ヌケ・キレ」が上がり、透明感や音数がかなり改善され「見通しの良い音」になりました。
しかし、その後聴きこんで行くと「どうも方向が違う様だ?」と思うようになっています。ソーズの粗かシステムの粗を暴き出すようで、望んでる方向とは違うようなサウンドに変化しつつ有る。もしかしたら、「もう一度大きな変化が来るのかも知れない?」と感じさせるような変化の仕方をしている。
これはじっくりと使って見ないと先は「予測不能」の様です。
個人的には「情報量が増えて艶やかさが増してくれる」のを期待していたのですが、力感や情報量・鮮度は獲得したのですが、はっきりしすぎて「うるおい」や「艶」による「音楽性」が後退したように感じる。
「オーディオ的」には進化したのかも知れないが「音楽的」には後退した様に思います。
ただし、これは「現時点」での話です。まだまだ変化をして行くようなので確かめたいと思います。
昨日のオリンパスのサウンドが非常に良かったので、早速今朝から自宅の3B252BアンプのSP端子を交換しています。
これでアンプは「完成」と思います。後はパワー管を初期型の4033Aや初期型CV1220に交換していけば更にグレードが上がると思います。
現在このアンプの初段管HL4(オスラム)をムラードの354Vに交換して更に音の勢いが増しています。その関係でHL4は5セット予備を持っていますが更に354Vで予備を3セット購入しました。(先ほど届きました)
このアンプは本当に苦労して使えるようにしましたので愛着が有ります。また音質も素晴らしいモノが有ります。
裏面の端子類もXLRプラグ、RCAプラグ、SP端子とすべてフルテック製のロジウム仕様の高級パーツに交換を完了しています。
既に交換を終わりましたので今夜からじっくりと楽しみたいと思います。
フルテックのSPターミナルFP-805B-Rの交換後のサウンドに気を良くして、アンプ用 FP-800B-R を購入しました。
早速「オリンパスシステム」のアンプに装着いたしました。マルチアンプシステムですのでアンプが3セット有ります。
まず低域用のアキュフェーズM-100の交換が出来るか蓋を開けて見ましたが、これは無理と判断し、同様のサウンドになるように交換はせず対策しました。写真でも判るようにこの辺が既存のアンプの盲点だと思います。
次に中音用のCV1947ppアンプのSP端子交換。こちらは非常に簡単に交換できました。 アンプ内の配線に驚かないでください。
最後に高音用のKT66シングルアンプの交換。こちらも簡単に交換できました。こちらも内部配線は「特製」です。
さて出てきたサウンドですが、質感も実在感が上がり「クリア」の一言。音色も力感も更に大きくグレードアップしています。古い録音のCDが最新録音の様なクリアーさで鳴り出しています。
安物のSPターミナルではその材質により「伝送ロス」が大きかったと思います。今回のサウンドは申し分のないサウンドに変化したと思います。
管球アンプが増えて来ますと「予備球」の確保が大変です。数は有るのですが「音の良い球」となるとそう沢山は有りません。
中国・ロシアの球は全く使い物にならないので鼻から避けています。日本製の球も私には面白くありません。
WEの球が良い事は知っていますが、まだWEの球を使ったアンプを所有していません。今使っているアンプはUS球かヨーロッパ球になろうとしています。それも1950年から1960年代までです。
US球も非常に良い球が多いです。特にメタル管は人気がないので安価ですが性能は十分なモノを持っています。
ペア管は多いですがクワッドになるとなかなか出て来ませんし、価格も高く競争相手も多いのでなかなか手に入りません。
現在手配をかけているのがHL4(MH4)と12BH7です。他にも手配をしていますが具体的に上げると競争が激しくなることも有りますので伏せさせていただきます。
球の種類が多くなると在庫する球も多くなりますので、この辺の補完スペースと費用がバカに出来ません。現在でも50万円は超えています。(眠っているのです)しかし、今揃えておかないと後になればばるほど手に入りません。
基本的に予備球は5セット以上を予定しています。
専用トレールが来て本格的にセッティングをやり直して約1日経ちました。サウンドは「激変」しています。
昨日までは中域のホーンのサウンドがピーキーで「きつい」音が出ていましたが、今日は朝からまったくいやな音がしません。
低音のヌケと響きがすこぶる良い感じに変化して、軽くて「雄大」な低音が出ています。合わせて中域の「あばれ」がほとんどなくなって、高域のピラミッドのツィーターとフルレンジの様につながっています。
昨日の音を知っている人がいたらびっくり仰天のサウンドに変わっています。
このSPの音場の密度の高さはオリンパスの低音と非常に似ています。バッフルが横に広い事が共通です。
バッフルの横幅が大きいので音の広がり方とその音の密度が非常に高いのです。トールボーイスピーカーでは「音が回り込む」為に、全面に音場が分厚く形成される事は難しいですが、このSPではいとも簡単に出来てしまいます。
クラシックのヴァイオリンソロからJAZZのビッグバンド、ソロとなんでもこなします。ヴォーカルはALTECのユニットの特徴そのままに「生々しい」声の艶が出ています。
もう上がりと云ってもいいくらいの仕上がりになっています。フィルムコンのネットワークで古いものでしたので2週間以上「ヌケる」のにかかると思っていましたが、INとOUTの半田付けをやり直していますので思った以上に短時間でヌケてくれたようです。
これからサランネットの図面作成に入ります。
今回のUREI813の「音質改善対策」は写真でわざと紹介していない部分が有ります。ここがこのサウンドの決め手です。(企業秘密)
先日入荷しましたハイルドライバーを自宅のSP-707Jシステムに取りつけました。
#375+ゴールドウィングから「すっ飛んで来る音」がなくなり非常に聴き易くなったのと更に間接音が増えてステージ感が強くなりました。非常に良い方向に変化しています。
これでこのSPシステムへのユニット追加は一応完了しました。
久しぶりですのでこのSPシステムのユニットを紹介しておきましょう。
低域にD130(16Ω)、中域に#375+ゴールドウィング+ハイルドライバー、高域に175DLH+2405+デッカリボン+ビクターリボンです。ほとんどオリンパスシステムと変わらないユニットを使っています。
オリンパスのLE15Aと蜂の巣の組み合わせとD130とゴールドウィングの組み合わせで「音の雰囲気」が随分と違います。こちらの707Jシステムの方がよりリラックスして楽しめます。反応の速さは707Jシステムの方が上です。
大音量再生はオリンパスシステムに譲るとしても、小音量再生は20㎝クラスのSPシステムでもとても太刀打ちできません。
ビクターリボンはゴールドウィングの陰に隠れて見えませんがこのユニットが有るかないかで「定位」が全く違います。
このSPを一見すると「懐かしいJAZZサウンド」を想像する方がいらっしゃるかも知れませんが、クラシックの弦楽演奏からJAZZのビッグバンド、ピアノトリオ、ヴォーカルとなんでもござれのSPです。
特にヴァイオリンソロの艶やかな音色は特に気に入っています。オリンパス同様非常に「しっとり」した艶やかなサウンドです。
このSPはネットワークで組んでいますのでパワーアンプは1台で足ります。
悩みは「硬いケーブル」を使っていますので、すべてのユニットの接続が維持できているかです。時々SPターミナルの部分が外れていたりします。
先日紹介しました タンノイ アーデン 専用トレールがお客様の元に届き、SPの設置写真が届きましたのでご紹介します。
このトレールは「地震対策仕様」になります。
SPの底に「袴」を持っていますが、この「袴」を使わないセッティングにして「袴」をズレ防止のストッパーにしています。
音質に付いてのコメントはいただいていませんが、低音のこもりが無くなって「ナチュラルな響き」になっていると思います。
2週間ほどするとガタが無くなってシャープなサウンドになると思います。
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<大幅に共振減少、音抜けも一気に改善しました。
アーデンの不満解消に、有効な対策でした。>
とお言葉を頂きました。