Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「魔弾の射手」を楽しむ

2009年02月12日 | ピュアオーディオ

今日はお天気が良くて暖かくて4月の陽気です。こんな日は田舎道をのんびりと散策して、ゆっくりと音楽を楽しみたくなります。

そこで早速散歩に行って見ました。梅の花は満開、タンポポも綿毛を抱えています。ホトケノザやイヌノフグリも満開の花が咲き乱れています。少し歩いただけで汗ばむ様です。

20090212 さあ、今日は何を聴こうか?珍しくオペラを取り出しました。「魔弾の射手」/カルロス・クライバー指揮のCDです。

低域のウーハー用のSP端子をフルテック製に交換して初めて聴きます。

出だしから音の弾む感じが違います。目の前にステージが広がります。ホールの残響音も違和感がなくたっぷりと出ています。

ワインをグラスに注ぐ音もグラスが割れる音も綺麗に実態感を持って表現してくれます。私はソプラノの高い声があまり好きではないのですが、声の表情がきめ細かく、歌い上げるソプラノやメゾソプラノの声が心地よく感じます。

舞台の中で後ろの方にドアが有り、おしゃべりしながらそのドアから出て行き、壁を突き抜けてはるか後方でドアの閉まる音が聴こえます。

LE15Aの音の厚みが十分に楽しめました。SP端子の交換を急ぎたくなります。

なぜ?・・・中・高域の輝きが更に欲しいから。


何だか中途半端??

2009年02月11日 | ピュアオーディオ

UREI813の改善が進まないと何も手に付かない感じです。専用トレールが入荷するのが来週の頭。それまでは待つしか有りません。

SP端子 フルテック FP-805B-Rの普及も考えていますが、UREIが片付いてくれないと「二兎を追う者」になりかねないので踏み切れないでいます。

もっとも今でもかなり満足の行くサウンドを出していますのでそう急ぐ事はないとも考えています。

SP端子の交換は予想では「更なる高み」を見せてくれると確信しています。オリンパスの低域に使っていますが「音の反応」が従来とは別物です。LE15Aは重いコルゲーションのウーハーですが「軽々と」音が出ています。今までこんな感じを受けた事が有りません。反応の良さはD130と変わりがなく、低域の重心が下がった独特の低音が出て来ます。粘るような低音とは無縁なサウンドです。

この変わり様から行くと、高域用にもう一ヶ所安物のSP端子を使っているのでここを交換すると様変わりするくらいサウンドが良くなると予測できます。

これだけで終わる訳ではなく、アンプのSP端子も総入れ替えを考えていますので、早く交換を終わらせたい気持ちが強くなっています。低域・中域・高域のそれぞれのアンプのSP端子を交換すれば「伝送ロス」の大きい部分が無くなってくると思います。

どうやらシステムの最終ポイントが見えて来た様です。


UREI 813 にOLD N1200 ネットワークの組み合わせ

2009年02月10日 | ピュアオーディオ

N1200 昨夜は早くから寝て12時間爆睡していました。

出かける前に UREI 813 用にもう一つネットワーク(JBL N1200)を手配していましたので1昨日入荷していました。

200902102 付属のオイルコンを使ったネットワークと違いJBL N1200のサウンドは「カチッ」とした質感で、ALTECとJBLの違いがはっきりと出ています。どちらが良いと云うのではなく「表現を変える」事が出来るitemとして使って行きたいと思っています。

200902101 オイルコンを使ったサウンドは「豪快で音楽を大きな河の流れの様に」聴く事が出来ます。一方JBLのN 1200を使ったサウンドは本来の「スタジオモニター」の様な切れ込みと粒立ちを感じさせるサウンドです。どちらも私には素晴らしいサウンドを予感させてくれます。

まだ今週はUREI 813 に手を付ける事が出来ませんが、着々と注文していた部品が入荷しています。

来週には「専用トレール」が出来上がって来ますので、それからすぐに手を付ける予定でいます。取りあえずはN 1200を使ったシステムとして作り上げます。オイルコンのネットワークは部品を固定する部品を入手しないと安心して使えません。またこのネットワークには上品な「専用木箱」を作る予定です。

写真でも判るように後ろのRCAシステムがUREIの陰に隠れて全く見えなくなっています。180cmの高さでは、立って聴かないといけません。


SPとケーブルの太さ

2009年02月09日 | ピュアオーディオ

同窓会の宴会疲れと運転疲れでぐったりしています。疲れました。

たまにはR305も聴いて見ようと思ってWE16GAの細いケーブルを繋いだらバランス良くなっています。でも、SPから「音が出ている」感じはしますがなかなか聴けます。

前回「ルシファー」の極太配線を繋いだ時は、SPユニットが全く対応できないようでした。

SPユニットの能力で「ケーブルの太さ」を変えないとうまくマッチングはしませんね。しかしこれは「求める音質」とは違う「SPに合わせた」SPケーブルの選択です。

SPユニットの「潜在能力」が高ければ高いほど「極太ケーブル」の威力が出て来ますが、ユニットの能力が低い場合は「SPユニットに合わせる」事も大事でしょう。

「生演奏の雰囲気」を求めるのなら「潜在能力の高いユニット」を「極太ケーブル」で鳴らすべきでしょうが、「生演奏の雰囲気」を期待してはいけないSPには「バランスの取れたケーブル」で心地よく楽しむべきだと思います。この辺にケーブルの使いこなしの分岐点が有りそうです。

電話線クラスの細いケーブルを進めるメーカーが有る事も知っていますが、「ユニットの能力」に合わせたケーブルの選択だったんだと思いました。

ただし、出て来るサウンドによる「表現の世界」は歴然と違います。「ユニットの能力が低い」と云う事は「表現できない世界」が有ると云う事になります。


次の「音質改善キーワード」

2009年02月07日 | ピュアオーディオ

私の「音質改善」のキーワードは「伝送ロスの極小化」=「より抵抗値の低いパーツへの交換」です。今までにケーブルの選定を終えてそのケーブルと機器を繋ぐパーツの選定に入っています。

次にターゲットを絞っているのが「SPターミナル(SP端子)」です。SP本体の端子はもとより、中継点やアンプのSP端子も視野に入れています。

先日オリンパスシステムの低域を良質のモノに交換した処、想像以上の「伝送ロス」が有る事を確認しました。鉛半田と鉛レス半田の違いくらい有ります。これは手を付けないではいられません。

自分のシステムはアンプとSPが自分で組み上げたような特殊なモノですので、ネットワークの端子も含めSP端子を多用しています。この部分の「伝送ロス」を極小化できれば結果はおのずから見えて来ます。

SP端子として考えれば「高価」かも知れませんが、システム価格を考えればアンプ1台分にも相当しません。費用対効果を考えると非常に高いポテンシャルが獲得できそうです。

過去4年間の「音質改善活動」で「激変」に次ぐ「激変」を経験して来ましたが、私に言わしめれば「階段を1段、2段・・・」と着実に上っている事なのです。

1回や2回の「激変」で「上がり」などとんでもない低いレベルです。大多数の人が経験した事のない回数を経験してもまだまだ先は見えません。

現時点では「見通しの良い音」の方向に有り、SPの存在が消えるようなサウンドの出方をします。


SP端子 フルテック FP-805B-R のサウンド

2009年02月06日 | ピュアオーディオ

Fp805br1 先日紹介したSP端子 フルテック FP-805B-R をオリンパスシステムの低域用に使って見ました。

意外とSP端子の材質や仕上げの良し悪しで音質が変わるものです。

Fp805br2 交換前は市販のノーブランド品を使っていましたが、今一「音のキレ」が中・高音と違和感を持っていました。

フルテックの高級SP端子に交換する事で改善される事を望んでの実験です。

Fp805br5 見事に質感が変わりました。お値段だけの事は有ると思います。

音のキレとスピード感・力感が「電気が流れ始めた」と感じさせる充実度です。低音が良くなりますと中・高域も音質が良くなり、バランスも良くなっています。

周波数レンジ的に見れば下の方が伸びて力強さとキレの良さが出て、より弾むようなサウンドになりました。

見通しの良さも更に上がっています。これですべてのSP端子を交換する事になりそうです。


オリンパス用 壁コンプラグ交換

2009年02月06日 | ピュアオーディオ

Fi521 昨日入荷したフルテックの最高級電源プラグFI-52 を早速レビトンのL型プラグと交換しました。

交換した直後の音で「ビックリ」するくらいの変化です。音のキレ・ヌケ・力感・余韻・音数等が格段に向上しています。

音のキレ味が凄いのにうるささは逆に減少、うるおいの有るサウンドで余韻が鮮明に聴き取れます。力感はゴリッとした質感も出ますし、分解能がはるかに上がりました。

Fi522 オリンパスシステムはインコネ、SPケーブル、電源ケーブルも最高級ケーブルとプラグ類で武装しています。最後に残った「壁コン用電源プラグ」の交換で一気に「化け」ました。

昨日までの音は「痩せていた」とすぐに判るほどです。「伝送ロス」の極小化としてケーブル・プラグ類の見直しをして来ましたが、ここまで「激変」するとはチョッと想像できませんでした。

Fi523左の写真が交換後の写真です。プリアンプ等用です。パワーアンプ用はケーブルが長いので写真は有りません。

これで一通り、予定のパーツ交換やケーブルのグレードアップが完了しました。

完了したシステムは、現在自宅の707Jシステムとオリンパスシステムの2セット。まだ後にRCA箱システムと専務宅システム(UREI813)、とモニターSPシステムが有ります。

すべてがもう一息の処に有りますので、頑張らねば・・・・。


同窓会に出席予定

2009年02月05日 | 写真・カメラ・林道ツーリング

今年は春の季節が2週間ほど早くなりそうな勢いです。

自宅のサクランボは3月1日が「満開日」ですが、もうつぼみが膨らみ始めています。雪の下は咲き出しています。ほとけのざは正月にはつぼんでいました。

昨年末、突然中学の同窓会の案内が来てどうしようか迷ったのですが行く事にしました。開催日が2月8日と変な日にちです。後で聞いたら、「昭和28年生まれ」の2・8に引っかけた開催日だそうです。こんな景気が悪い時期に、辺鄙な日程での開催ですので、遠くからは出席するのは難しいと思われ、出席人数も少ないそうです。

それでも、大変な作業を幹事達が企画してくれた会ですので「感謝」の気持で出席したいと思いました。

2月8日と9日は田舎に帰りますので私はいませんが、専務がいますので開店しています。


新SPターミナル FP805B-R

2009年02月05日 | ピュアオーディオ

Fp805br2 UREI 813 用に発注していたフルテックのSPターミナル FP805B-R が6セット入荷しました。1セット=2個=¥8500円 の代物です。

今回初めて使う予定なので「伝送ロス」の状況がどの程度なのか判りませんがしっかりした作りで、今まで見たり使ったSPターミナルとはグレードが違うようです。

Fp805br1 比較写真を出して見ます。

右側が従来使用していたSPターミナルです。(4個/セット ¥2500円)

左側が当該品です。高級感と重みがズッシリしていて精度の良さを感じます。

これを使う事でSPターミナルの選定を卒業したいと考えて購入しました。

このターミナルは「音質」が良くて当たり前、良ければすべての機器やSPのターミナル交換が待ち受けています。悪ければ今回限りです。

多分すべてのSPターミナル交換になるだろうと予測しています。・・・(また出費が・・・)

他にも一緒に注文していたパーツが入荷しましたので随時取り付けて行きます。


オリンパスシステムの裏側

2009年02月04日 | ピュアオーディオ

0902041 有る方から「極太配線の裏側」を見せて欲しいとのご要望をいただいていました。表から見たアンプ群の写真とその裏側の配線の写真を恥ずかしながら紹介します。

本当はあまり見せたくはないのですが、極太ケーブルがラックに収まっている姿を見せる事で、ラック使用者の方でも使える事をお知らせしたいと思います。

0902042 CDP~ライントランス、LPの配線です。ラックの上がいささか埃を被っている写真で申し訳ありません。

0902044_2  こちらがプリアンプの裏側です。入力がCDとADだけですので非常にシンプルです。

0902045 左の写真が、一番ケーブルが多いチャンデバの配線です。順序良く接続しないと接続できなくなることも有ります。

0902046 これが真上からみた写真です。小電力機器の壁コンは最近交換したフルテックのS20A、プラグはまだ「レビトンのL型」です。今週中にはFI-52に交換予定です。

壁コン+タップは小電力機器用とパワーアンプ用と2つに分けています。

すべてのケーブルがΦ11㎜の6本仕様の「ルシファー」で配線しています。「情報量」を追及していきますとこの太さになりました。(ADのみオリジナルのままです)

現在でもかなり満足のいく再生音です。でもまだ未知の「高み」を目指しています。