Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

古いパワーアンプを2台

2015年02月18日 | ピュアオーディオ


古いPA用パワーアンプを2台入手しました。上の写真は「音出し確認」をしている状態です。非常に薄く作って有るのにしっかりした重量が有ります。ヒューズはフルテックのオーディオグレードに交換済みです。



PA用アンプと云うとハイファイオーディオとは無縁な様に思われがちですが、性能は一般のオーディオ用アンプ遜色有りません。電源部がインレットになっていますので、電源ケーブルのグレードを上げて使います。業務用アンプですので、XLR端子入力が有り、当方にとってはアンプ選択の基準に合致しています。

このアンプへ当方の最高クラスのケーブル類を使ってやりますとかなりな高性能アンプに化けてくれます。取りあえず「音出し確認」は2台共に問題なく使える事を確認しました。出力調整が2種付いています。-10dbのSWと左右のゲインコントロール(ボリューム)が付いていますので、JBL#4311用とD208system用に同じアンプが使えます。何せD208systemは能率が高いので-10dbのゲインコントロールは有りがたいです。

#4311の内部配線交換はネットワーク待ち

2015年02月17日 | ピュアオーディオ


JBL#4311のネットワークの留め方が判らなかったので、外す時にネジ部から板を割ってしまった。奇麗に仕上げたいので、ネットワーク単体を探していたら見つけたので直ぐに注文した。



上の写真が手配中のネットワーク。表面からの写真。



こちらが裏面の写真。JBL#4311純正のネットワークです。アッテネーターの型番や作りを確認しています。

現在注文中で支払いが終わっていますので、後は送られて来るのを待つのみ。急いで仕上げて2度手間するより一度で奇麗に仕上げたいと思っています。バラシ作業は少ないほどトラブルが少なくて済みます。

日曜の午後は・・・

2015年02月16日 | ピュアオーディオ
今年に入ってから日曜の午後は、NHK-FM「午後2時00分~午後3時55分 きらクラ! 」を好んで聴いています。色々な作曲家や色々な演奏家の演奏が楽しめます。以前は「きらクラ ドン」みたいな「曲名当て」の番組だったが、現在は色んな作曲家や色んな曲、色んな演奏家の曲を聴くと自分の知識の幅を広げてくれる様に感じます。



CDばかりでは購入するCDの演奏家や作曲家が偏ってしまいます。世の中には知らない名曲がいっぱい有り、いろんなスタイルの演奏が有ります。これらを日曜日の午後にゆったりした気分で聴くのは非常に楽しくなります。



使っているチューナーはSONY ST-5000Fですが、以前安物のラインケーブルで聴いていた時は、周波数レンジが狭い様に感じていましたが、自分の最高級ケーブルで聴くと周波数レンジもCDと違和感が有りません。ST-5000F特有の太いサウンドでアナログチックな演奏を楽しんでいます。

今日は#4311の改造も一休みで(SPを分解して広げっぱなし)FM放送を楽しんでいます。昨夜は長く続くオーディオ同好会の例会でした。夜遅くまでおしゃべりをしていましたので、朝はゆっくり起きてのんびりとした午後を楽しんでいます。


JBL #4311のネームプレートの取り外し

2015年02月15日 | ピュアオーディオ


4311のネットワークを取り外すには、ネームプレートを取り外さなくてはなりません。ネットワークを固定している2個の+ネジがプレートで隠れています。メンテナンスなど考えていない作りです。40年前の錆だらけのドライヤーや大小のヘラ類、剥離剤等を準備して作業に入っています。

何とかプレートを取り外して、接着剤を剥離しました。初めてこんな作業しますので気を使います。修正可能なミスは許されるが、修正が効かないミスは致命的になります。作業の何処にそのポイントが来るのかやって見ないと判らない処でも有ります。大概は「ミス」リます。今回も小さなミスが出て来ていると思います。どうやってリカバリーするか?余計な知恵を使わなくてはなりません。

レストア技術も手に入れたいと思っています。しばらくはこんなつまらない記事が続くと思います。一度体験してしまいますと、次は非常に段取り良く奇麗な作業をする事が出来ます。1st体験は慎重にじっくり考えながら進めます。

慎重にやらないと・・・

2015年02月14日 | ピュアオーディオ


昨日から#4311の内部配線交換に入りました。昨日はネットワークがどの様に取り付けて有るのか、判らなかった為苦労しましたが、止めの構造が判りましたので、正しい順序を考えて作業に当たっています。その手順で最も大事なのは、上の写真のJBLのプレートを外さないといけません。これを奇麗に剥いで、元通りに奇麗に貼り付けなければなりません。このプレートの裏側にネットワークを固定する+ネジが2本有ります。

カッターナイフで慎重に作業を進めていますがなかなか大変です。まずカッターナイフが入ってくれません。入っても少しづつしか進めません。金属のプレートですので、皺を作ったり折り目が付いてはいけません。慎重に作業を進めるしか有りません。今日の進捗は極少しです。このままのペースでは1週間はかかりそうです。何とか工夫をしないと埒が明きません。

JBL#4311の「SuperTrail化」(特殊銀線配線化) 着手

2015年02月13日 | ピュアオーディオ


JBL#4311コンパクトモニターSPの箱内配線を、オリジナルで開発した「特殊銀線」(SuperTrail化)に交換を開始しました。この交換する配線は「自分で作ったオリジナル」ですので他には存在しません。既にメインシステム(オリンパス・SP-707J・RCA箱システム)は4年程前に交換済みです。その音質の高さは自分なりに納得しています。その練習版に作ったJBL L-26や213PROの小型SPもユーザー様に気に入られ、SPサイズからは信じられないスケール感や、音数の多さ、音のヌケ・キレ・ノビの素晴らしさ、そしてSN比が高く澄んだ音色も独得の雰囲気が有ります。



4311のユニットを外してネットワークを取りだした状態です。三つのユニット共にエンクロージャーに強固にくっついているので外すのは大変な状況です。何とか外してもエンクロージャーのパーティクルボードの欠けが多く、目も当てられない悲惨な状況(色的に)になりました。そのままでは写真でお見せする事は出来ません。一通り「再お化粧」をして写真を撮りました。



中域(13cmコーン型)は#4343と同じ様に「個室」になっています。低域の影響を受けない様に工夫されていますね。配線も接着剤で固定されています。



取り外したネットワーク。残念ながら板材を折ってしまいました。板材を自作して奇麗にしたいと考えています。このネットワークには高域をカットするコイルが使って有りません。8μと3μのコンデンサーで低域をカットさせているだけです。シンプルな作りです。ネットワーク基板はサイズを取り、既に作って有ります。

初めて内部をバラす時は気を使います。それでもネットワーク基板を割ってしまいました。紙質のボードですので強度は有りません。タッカーで止めて有ると思っていたのですが、2個のネジ止めになっていました。この辺がSP毎に違うので大変な思いをする処です。一度要領を掴めば(構造が判れば)次からはスムーズにやれます。来週一杯の予定で1セットを終わる予定です。


JBL #4311systemの動作確認中

2015年02月12日 | ピュアオーディオ


現在D208systemと#4311systemの鳴らし込みを続けています。鳴らし込みの目的は「ユニットの動作確認」です。2つのシステムの大きな違いは「低音」の帯域や量感・力感が違います。



現状ではユニットに問題はない様で一安心。これからが大変なのである。D208ユニットは取り付けが、SP-70のままでは強度不足になる為工夫が必要であるし、うまく綺麗にまとめる事が必要になる。



昨日は新しいアンプが入荷したので、#4311system用にアンプやケーブル類を組み直しました。サブシステムばかり鳴らしているわけでは有りません。メインシステムが良い感じに仕上がっていますので、音楽を楽しむのはメインシステムになります。

ソース機器もチューナー、CD、オープンデッキ2台と4種有りますので、替わりばんこに使ってやらないと、不具合の発生や故障の原因になります。

D208system の現在の問題点

2015年02月11日 | ピュアオーディオ


D208systemの現在の良い処と悪い処の整理。

良い処
 1)音のヌケ・キレ・ノビは抜群。(SuperTrail仕様のおかげ)
 2)楽器の音がリアル。
 3)女性ボーカルの帯域が非常に充実。
悪い処
 1)周波数レンジ的に下も上も伸びていない・・・ツィーターLE-20-1の内部に
   まだ半田交換する場所が有ると推定。
 2)クロスが6KHzなのでちょっと低いかな?
 3)耳にきつく聴こえる部分が有る・・・1)との関連(共晶半田の感じ)
 4)低域の圧力が少ない・・・バッフルが不完全

ほぼ想定内の問題点が有る。
これからウーハーのバッフルとネットワークの試行錯誤になると思う。準備が出来ればすぐに改善可能だ。その前にLE-20-1の内部を開けて、半田の入れ替え部を探して交換する。

ここ数日は気温が5度前後しかなく、こちらの気候としては「真冬」並みの厳寒であまり動きたくない。暖かくなるのを待ちたい。

そうそう、また1台パワーアンプを仕入れたので、アンプの組み合わせも変えたい。WE101Dppパワーアンプは自宅のマルチアンプ化に使う予定。

JBL D208systemの鳴らし込み つづき

2015年02月10日 | ピュアオーディオ


4311Aと一緒にD208systemを鳴らしだしています。鳴らし出しの初日はLE-20が眠っていたのか?高域不足でEV-35系ツィーターを併用していましたが、鳴らし込み累計10時間ほどで高域のバランスがおかしくなりました。EV-35系のツィーターを外してJBLオンリーで聴きますと、見事に「音色が揃っている」。



結局、EVツィーターの結線を外して、JBLオンリーで十分高域も出て来るようになりました。まだまだ伸びて来るものと思われます。

D208systemは「SuperTrail仕様」になっています。これに対して4311AはJBLのノーマルな箱内配線です。音のキレやヌケ・ノビはD208systemでは感じますが、4311Aでは感じません。しかし、4311Aはノーマルな状態でも、「これでも良いや」と思わせるものがあります。

1日中、「デイブ・ブルーベック/タイムアウト」をかけて、切り替えて聴きましたが、どちらもシンバルの音など良い感じで鳴っています。金気の音は金気でないと違和感を感じます。

JBL #4311AWX コンパクトモニターシステム

2015年02月09日 | ピュアオーディオ


JBL#4311AWXとD208systemが揃いました。一応並べて「鳴らし込み」に入れる様にしました。



アンプも2系統に分けています。管球プリ+WE101DppパワーアンプのラインがD208system用、サトリのミニプリ+パワーアンプが#4311AWX用です。全てのケーブルを最高グレードで揃える事が出来なかったので、簡単には比較できませんが、「鳴らし込み」は十分出来ます。D208の能率が高いので1Wのパワーアンプでも十分な音量が得られます。ハイスピードなサウンドです。これに対して#4311Aは全てに率なくこなしてくれるモニター的な鳴り方。低域の再現性は好みが分かれる処ですが、口径が大きく下の周波数が伸びている分4311Aの方がピラミッド型のバランスで安定感が有ります。

こうして並べて聴き比べると、どちらのシステムも「JBLの音」です。巷で云われる「ジャジャ馬」や「JAZZ向き」のサウンドでは有りません。クラシックもJAZZも明るい音色で緊張感の有るサウンドです。まだどちらも来たばかりですので「眠って」います。これから鳴らし込んで目覚めさせます。その間に正式な形にする為の施策を打って行きます。