Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

DENON 局用MD機

2016年11月10日 | ピュアオーディオ


昨日までに5台のDENON 局用MD機を購入していましたが、「録再」の出来る機台が有りませんでした。再生のみはDN-980FPが1台は使える状況でした。



ここまでやると最後は執念です。やっと動作品のDN-991Rを確保出来ました。昨日午後入荷しました。接続当初は「ERROR 63」が出て、「またか・・・」と思いましたが、「多分通電していないで眠っていた機器だから・・・」としばらく通電して1時間程放っていましたら、正常な読みをしていました。そこでSW ONでプレイさせて見ると正常に動き出しました。やっとホッとしました。

しばらく仮置き場で動作させて動きが安定してからメインシステムに組み込みました。明日からは「鳴らし込み」に入ります。しばらくは連続稼働させて使ってやらないと眠りからは覚めません。1週間ほどはこのままの状態で「読み取り専用」で使います。その後「録音」を確認する予定です。

DENONのMD機集め

2016年11月09日 | ピュアオーディオ


知らないうちに「不動品」のDENONのMD機が増えていく。今年になって集めたもので5台にもなった。そのうち「稼働」するのはたった1台だけ。DN-990R、DN-980FP、DN-991Rと集めてみたが・・・。



ピックアップユニットがダメなものが多い。他にモーターが固着しているモノ、ICが飛んでいるモノとある。何とか部品を集めて復元しようと思っているが、ジャンク品でも物自体が集まらない。

何んとか終わりにしようと思っている。「録再」が出来る機器が1台確保できればと願っている。目的を達成するまでは諦めません。

60歳はオーディオの転機

2016年11月08日 | ピュアオーディオ
若い頃は「あれも欲しい・これも欲しい」、「あれを使ったら・・これを組み合わせたら・・・」と色々なオーディオ機器を「買う」事を模索していた。それでも、定年の60歳までには「最終のシステムを完成」させて置きたいと考えていた。

現在60歳をとうに超えて、最終のシステムも出来上がり、20歳の頃に夢見ていた「音楽三昧」の日々を10数年続ける事が出来た。まだ当分これからも続ける事が出来るだろうが、今までの様に「あれもこれも・・」と機器の増設をする事にはためらいが出てきた。60歳と云う節目の年齢がそうさせる。

この年で同窓会等に出ると、仲の良かった友人がもうこの世にいない事を知る。これから同窓会が開かれる度にその数は増える事はない。減っていく事だけだ。人間を60年も続けていると、あちこち体も傷んでいる。いくら健康の為と節制していても年は無情にも過ぎていく。

60歳を超えて「自分は後何年生きるのだろうか?」と言う素朴な疑問も出て来る。若い頃には考えもしなかった事が現実問題として出て来る。これからは良く考えて行動しなければ・・・と思うようになった。

今までのオーディオマニアは雑誌で作られたもの

2016年11月07日 | ピュアオーディオ
「音楽」が好きで、好きな時に「音楽」が聴きたくてステレオを買ったのが45年前。18歳でオーディオを始めて、最初は雑誌の影響を受けて、機器の買い替えによる「グレードアップ」をして来たが、期待するほど「音質アップ」はしなかった。「音質アップ」はしたが、投資金額に見合う「音質アップ」では無かったと15年ほど前に気付いた。

何故「期待した音質アップ」をしなかったのか?・・・それは、雑誌で説明されるグレードアップの方法が根本的に間違っていたからだと思った。いくら機器のグレードを上げても「音質」はそう簡単には上がらない。原理・原則が全く違うのではないか?・・・と疑問を持った。

15年前は「ケーブル」に対して「疑心暗鬼」で有った。しかし、色々なケーブルを試していくうちに、「ソース機器から情報がプリアンプに入らない限り増幅もない」と言うごく当たり前の結論になった。当然、プリアンぷからパワーアンプへの情報伝達・パワーアンプからスピーカーへの伝達もしかり。すべてのケーブルで伝送される情報量をアップさせれば、機器のグレードアップよりはるかに高い「音質アップ」が簡単に出来る事を知った。

それから「理想のケーブルは?・・・」を追及して、自分でオンリーワンのケーブルを開発して使う様になった。市販品では私の求める音質を得るには、超高額となるか?もしくは無いのである。先日「送電線」の構造や材質について考察を述べたが、それらを満たす市販品のケーブルは皆無だと思った。ならば、「自作」するしかない。

実際に自分でケーブルを開発して行くと、自分の考えが間違っていない事が判った。ケーブルの自作の延長で「電源ケーブル」も自作したが、電源ケーブルで機器の性能や音質が左右される事が判明。一気に全ケーブルを対象にする事にした。

現在は基本となる1本のケーブルを作成し、それですべてのケーブル(電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブル・SP箱内配線・アンプ内配線他)を作り、ケーブルのグレードアップを10回以上繰り返して来た。

「固定観念」(頭の固い)の強い方では「音質アップ」は難しいのがオーディオだと思う。人と同じことをやっていても人と同じぐらいのサウンドにしかならない。40年も機器の入れ替えだけで「オーディオ遊び」をして来た人をたくさん見て来たが、それは単なる「機器の入れ替え」で「音質アップ」ではないという事。

ケーブル材はどんな構造のモノが良いか?

2016年11月06日 | ピュアオーディオ
オーディオに使うケーブル材はどんな構造のモノが良いか? ケーブルで思い出すのが「送電線」の事。発電所から各家庭までに使われる線材だ。その構造の目的は「送電ロス」を如何に小さくするか?であろう。その重要性は皆さんご存知だと思う。それはオーディオにおける「伝送ロス」の極小化とも良く似たものだと思う。

https://www.google.co.jp/search?q=%E9%80%81%E9%9B%BB%E7%B7%9A%E3%81%AE%E6%A7%8B%E9%80%A0&biw=1322&bih=725&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ved=0ahUKEwjNkMbm3pDQAhXHH5QKHbpHDAYQsAQIIg#imgrc=lWnjasZ9EFahKM%3A

「送電線」の構造は上のURLをペーストしてみてください。センターに「鋼材」が使われており、周りにAl線が使われている。決してシンプルな構造ではない。「送電ロスの極小化」という目的のために編み出された構造でもあると思う。電力会社で多額の研究費を出して開発されたハズである。

自分が採用しているケーブル材も原理的には同じ構造を形を変えて作成されている様に思う。その証拠に「磁石に吸い付く」のです。センターに鋼材が使われて要る様です。ケーブル材に「鋼材(鉄)」が使われているなんて一般の方では理解できないでしょうが、前述「送電線」では使われているのです。目的もほぼ一緒だと言う事を理解すべきだと思う。

良いケーブル材は「伝送ロス」が少ないものだと自分は考えている。それを実際に使えば「音圧アップ」する。プリアンプのボリュームを固定して比較すると良く判る。「音圧アップ」の度合いが高いほど「線抵抗値」は低くなる。(低抵抗化)

色々なケーブルを試して現在たどり着いたのが「スーナーケーブル」。その中でも「送電線」の原理に近いものを選んで使っている。現在はその線材ですべてのケーブル(電源トランス配線・電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブル・SP箱内配線・アンプ内配線等)を自作して使っている。市販品では望めないからだ。(ケーブル型番は〇秘です)私のケーブルは「複数」のケーブルを組み合わせている。

ただ「容量」の問題では、「どこまで太く出来るか?」でグレードが変わる。電源インレットやRCA・XLRのプラグの構造的に「限界」が制約される。「太くしたいがプラグに入らない・曲がらない」と云う制約が出て来る。一番制約の少ないSPケーブルでさえ、アンプに取り付けやSP端子に取り付ける部分や取り回しで制約が出て来る。

次のグレードアップは少なくとも現在の2倍の「断面積」に引き上げたいと考えている。実際にSPケーブルで試して見たら、音の世界がまるっきり変わって来た。こちらは更にその倍を考えている。出て来る音数やエネルギー感・空間再現性等がまるで違うのです。グレードが変わるとはこう云う事だろうと思う。

ケーブルに使われる材質と構造が重要

2016年11月05日 | ピュアオーディオ
世の中には数えきれない数のケーブルが有ります。細いケーブルも有れば超極太のケーブルも有ります。また材質も一般的には銅線が多いですが、中には「純銅」のモノや錫や亜鉛、銀等のメッキをしたモノ、銀線等色々な組み合わせが有ります。

メーカーによっても加工や構造の特徴が異なります。比較する場合は「特性値」として「線抵抗値」を測って置くべきです。

自分がヒアリングした経験では、銅線のみより錫メッキしたケーブル(代表例:WEの16GA撚線等)の方が音色が豊になります。出て来る音は、ケーブルの材質を出して来ます。より沢山の材質が使われたケーブルほど豊かなサウンドを得られます。但しよい音かどうかはその材質や構造が関係しますので、実際にヒアリングして見ないと判りません。(個人的好みの問題もある)

音質アップのキーワードは「低抵抗」

2016年11月04日 | ピュアオーディオ
自分が「音質アップ」を追及して実感したのは「低抵抗」にする事が「音質アップ」に直結しているという事。機器は最新の最上級にしなくても、ケーブル類を「低抵抗」にしてやる事で、最新の最上級グレードのシステムに変化させることが出来る。

簡単な実験をして見ると良い。機器は今持っているもので可。SPケーブルで実験して見ると判りやすい。SPケーブルは「ケーブル」単体の評価がし易い。用意するのは市販の簡易テスター(¥1万円以下)と何種類かのSPケーブル。

①それぞれのSPケーブルの長さを同じ長さにする。
②テスターで抵抗値を測る。(ケーブルの両端にテスターの+-端子を当てて測定値を見るだけ)
  https://www.hioki.co.jp/jp/products/listUse/?category=42
③測定値を記録する。・・・すべての種類のSPケーブルの抵抗値を測定する。
④次に抵抗値の高い順に、実際にアンプ~SP間を接続してサウンドを聴く。(音量、音数、音色、質感、ヌケ・キレ・ノビをチェックする)
⑤最小の抵抗値と最大の抵抗値のSPケーブルのサウンドを比較する。

音数・エネルギー感については「低抵抗」だけでは説明がつかない時が有ります。「容量」(伝送容量)の問題が絡んで来ます。「容量」はケーブルの断面積と比例の関係に在ります。出来るだけ太いものほど「伝送容量」(情報量)や「エネルギー感」が出て来ます。

「ケーブルの断面積」の拡大は理論的には何処までも可能だが、実際は「取り付け可能か?」、「取り回しは可能か?」と云った実際の使い方に左右され、何処かで妥協をせざるを得ない。

部屋に合わせてSPを決めるのが本来のセオリーだろう

2016年11月03日 | ピュアオーディオ
オーディオを始めた頃は誰でも初心者。一通りの機材を揃えて、好きなソフトを聴いて・・・とここまでは一般の方の通る道。これが、機材を替え、ケーブルを替え、電源を替えて・・・とグレードアップを模索し始めると「オーディオマニア」に近づいていく。

出来れば安価な装置で満足できれば良いのだが、エスカレートして「音質アップ」をしていくと、どんどん高額な機器やケーブル類に目覚め始める。ソース機器やアンプ類はそう大きなスペースを取らないから何処までも追及することが出来る。しかし、スピーカーには「サイズ」がある。6畳の部屋にALTEC A5/A7の様なスピーカーは置けない。

やはり、スピーカーは財力と部屋の広さ・環境で決めざるを得ない処が出て来る。若い頃はどうしても部屋の環境も悪いし(燐部屋に音が漏れる等)、当然出せる音量も制約される。そうなるとスピーカーの持っている性能の50%も発揮させる事さえままならない。またSPサイズと「空間再現性」は因果関係にある。部屋に対してSPサイズが大きすぎると「直音」しか聴けない場合も多々出て来る。かといって、部屋の容積に対してSPサイズが小さすぎても「エネルギー感」等が不足して、物足りなさを覚えてしまうだろう。

長い人生の生活の中で、手に入れた環境に合わせたスピーカーを選択してグレードアップして行く事になる。若い時は、ただ憧れの大型スピーカーを手に入れたい一心で夢中になるかも知れないが、実際にはなかなか使いきれない「宝の持ち腐れ」状態となりかねない。

やはり、「中庸のバランス」が必要だと思う。自分の場合、現在使っているオリンパスシステムは別の部屋で作り上げたシステムを、無理やり7畳半間に押し込んでいる。当然スピーカーの実力の半分も出せない状況にある。プリアンプのボリューム位置「9時の方向」で低域が部屋をガタガタ鳴らしてしまう。明らかに部屋の強度が不足している。こんな状態で基本部分に投資をしてもその成果を確認できない。だからソース機器ぐらいしか触れない。ソース機器の充実化も既に完了の位置に来た。これ以上の投資は難しい状況に来た。後は本来の目的である「音楽を楽しむ」事ぐらいになる。

まだ完全に欲しい機器が入手出来ていないのがMD機

2016年11月02日 | ピュアオーディオ


MD機は現在動作できる機器として、①SONY ADW-B5、②SONY MDS-E58、③TASCAM MD-801R、④DENON DN-980FP(再生専用)の4台を集めた。他に不動品のDN-990×2台を持っている。

メインのプリアンプのそばに置けるMD機で「録再」が出来る機器が無い。スペースの問題で、DN-990タイプの細長い物しか置けないのです。

ようやく「録再」出来そうなMD機を手配出来ました。後は動作確認さえ出来れば、上述写真の2台はお払い箱にして、1台で「録再」して楽しみたいと思う。ケーブル類のグレードを合わせられるだけで「録再」の音質も大幅にアップできるし、電源ケーブルにも余裕が出来、自宅やサブシステムに持っていける。

機器の増設も一段落

2016年11月01日 | ピュアオーディオ
ソース機器の追加を模索して、色々な「録音機器」を買い込みましたが、増設も一段落。現在はおとなしく音楽を楽しんでいます。

クラシックやJAZZのCDを買い込んでは楽しんでいます。DN-H4600Nを使ってHDDにもブルックナーやマーラーの交響曲等20曲を録音し直しましたので、こちらも取り敢えずの稼働に十分な時間を確保しました。

不用品の機器も溜まって来ましたのでその処分をしなければなりません。しばらくは身の回りの整理をして「聴く環境」を整理したいと思っています。MD機の残骸が沢山残っています。

整理が一段落したら次は機器に合わせたケーブル作りを始める予定です。材料関係はすべて一通り揃えましたので、冬場こたつに入ってゆっくりと作って行きたいと考えています。