■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■
ポーチュラカ
空堀川沿いにて (撮影: H290825)
| ![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/26/849821ba3eb09a31ce54de6f88b7a1f5.jpg)
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夏でも冬でもほぼ5時前後に起きる。長男夫婦と同居して朝食の支度をすることも無くなったから、もっとゆっくり寝ていていいが、どうも永年の慣習が捨てきれず、会社勤めの頃と同じ時刻に目が覚めてしまう。世の高齢者の皆さんはいつ頃、起床するのであろうか?
毎朝起きると 「ああ~、また今日が始まった」 と、思いながらまずは妻の着替えをするのが私の初仕事になる。
妻は、言えば衣類は着ることは出来るが、自らが何を着るかを選ぶことは出来ないから、私が全て妻の衣装係でもある。
この仕事、以前は食造りもそうだったが、なかなかセンスも必要だ。あまり人前に出ないから何を着てもいいのでは? とも思うがそれは私の意にあらずだ。
散歩の途中で他人が妻を見て 「あの人はどうしてあのような格好をしているのだろうか?」 と評価されないようにとの勝手な男のプライドが、妻の着る物を決めるが果たしてどうなのだろうか?
時々、嫁さんに 「こんな格好はおかしいかな?」 と、見てもらうが、いつも 「大丈夫です」 との答えなので安心するが、妻自身が何を着ても文句を言わないことが、幸いなような、寂しいような複雑な気持ちだ。
四季を通じて有り難いのは気温が高い夏の頃だ。ほとんどがTシャツ一枚で済み、洗濯しても乾きも速いから、本当に助かる。
まだまだ妻が元気な頃からの衣類をたくさん使っているが、毎朝洗濯して感じるのは、その古い衣類は洗濯するとたっぷりと水気を含んで重いが、最近の衣類は洗濯しても軽いことに気付く。衣類の素材も進化しているのだろう。
今日は短めのGパンに横縞模様のあるTシャツを着せたが、私としては精一杯のコーディネートのつもりだった。
妻を介護するようになってからもうすぐ12年になるが、私の衣装係はいつまで続くのであろうか?
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