今日で終戦から73年を迎えた。戦没者の数は310万人にも及ぶ建国以来例のない未曾有の悲しい結末だった。
小国日本が何故大国アメリカなどと戦争を始めたのか? 多くの国民がまだその疑問を持ったままに年月だけが過ぎてしまったのではないだろうか?
8月になると新聞やネット上でもこの戦争に纏わる沢山の経験談が報じられていた。
その話しからは軍人でも民間人でも経験したのは悪夢のような事ばかり、それでも命を繋ぐことができたことに感謝する気持ちが充分に読み取ることができた。
誰もが 『もう戦争は起こしてはならない』 との平和を願う意思が強く表れていたが、その多くの犠牲者の上に今日ある繁栄があることを忘れてはならない。
NHKテレビで 『戦没者追悼式』 の模様を見たが、天皇、皇后陛下のご参列も今回で終りだが、歳を重ねた両陛下のご風貌が印象的だった。
そして遺族の皆さんも高齢者ばかりになったが、あの戦争でもたらされた悲しみが消えた訳ではなく、戦争の傷跡は深く心に残っていることだろう。
正午の時報と共に私もMと一緒に一分間黙祷し、改めて多くの戦没者の御霊に謹んで哀悼の誠を捧げました。
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