明日から九月なので、そろそろ涼しくなるだろうが、心配なのは大型の台風21号の動きだ。今年最大級の台風らしいので風には特に注意しなければならない。
外気温は34度、暑いのでMとの散歩は控えようとしたが 「少し歩くか?」 と、尋ねたらコックリと返事をしたので、10時過ぎ少し川沿いを歩いてきた。
家を出て南に直進すると70メートルほどで空堀川の遊歩道に突き当たる。それを左折して進んで行くとすぐに曙橋だ。その近くにある自販機でジュースを買ってMと飲みながら、帰りは都営住宅の北側を通って帰る。
いたって短い散歩コースだが今の暑さではこのくらいで我慢することにしている。Mの歩みもかなり遅いから、いつも亀さんペースの歩きとなっている。
ところでいつもいろいろな民家を見ながら、それぞれの特徴ある家並みなどに興味を持ちながら歩いているが、時には余計なことだが、私には気になるある一軒の家がある。
去年、建売住宅に転居してきたその家では、私の見た限り、平日でも土、日曜日でも南側の二枚のシャッターが一度も開いているのを見たことがない。
この辺りの新興住宅では昔風の雨戸ではなく、一階では必ずシャッターが取り付けられているが、多くの家では日中はまずそのシャッターを開けるのが一般的でもある。
不在時には閉めたままにするくらいで、日中はまず明るい陽射しを取り込むのが常識なようだが、その家では締め切った状態が続いているのは何故なのだろうか?
それともう一つ、この家では二階ベランダなどで洗濯物を干しているのを見たことがない。これも不思議なことだ。性能の良い乾燥機でも使っているのだろうか?
この家は我が家とは極く近いが、今は転居しても隣でないと挨拶もないので、どのような家庭なのかは判らないが、夫婦と幼子一人の家族であることは間違いないが、日中は奥さん用の自転車が駐輪されているので、屋内で生活しているのは確かなようだ。
人が住んでいるのに、シャッターも開かない、洗濯物も干していないとは、私には 「不気味な家」 として気掛かりでもある。余計なお節介であることは承知だが、とにかくおかしな家もあるものです。
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