諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

綱永井ランキング1位のコーヒー。「イギリス大使館のコーヒー」。その2

2015年11月27日 00時10分09秒 | 綱永井ランキング

続きです。

二つ目のコーヒーはタイトルの通り「イギリス大使館のコーヒー」です。

所でイギリス大使館ってどこにあるかご存知でしょうか。何と皇居のお堀に面しています。地下鉄半蔵門線駅からが一番近いでしょうか。実は私の定番の飲み屋はこのイギリス大使館隣りの「ふくおか会館」です。しょっちゅう通っていました。

何故この「ふくおか会館」に飲みに行ってたかと言うと、株の業界紙にいた時、先輩の整理記者に福岡県出身のWさんいて、その人とつるんででいたからです。

Wさんは株に詳しいけどもセンスは良かったかは疑問です。損もけっこうしていたみたいですし。でも日産フェアレディを買ったと思ったらポルシェ・ケイマンに乗り換え、それでも満足せず1600万円だかのポルシェ・カレラを全部新車で購入したところを見ると、儲かっていた時も合ったようです。

現在は日本に見切りをつけてタイのバンコクに行っちゃいましたけど、今頃どうしているでしょうねぇー。

あっ、そのWさんも現在独身の筈です。ご存じないと思いますが、新聞とか雑誌、出版社に勤務している人間は独身が大変多いのです。確か65%の人が独身とか言われてます。女の子もです。私の周りにいた者も独身ばかりでした。今でも独身の人ばかりです。仕事が楽しいと結婚する考えは無くなるのかも知れないです。結婚願望のある人にはお勧め出来ない仕事だと思いますね。

「ふくおか会館」は福岡県が経営しているホテルです。チョット施設は古いですが宿泊費は福岡県出身なら一泊5000円程度と聞いています。他県出身者だと少々高くなりますが、東京のど真ん中のホテルとしては儲け度外視です。何たって福岡県で経営してますので、儲けが出なくても良いみたいでした。

このホテルにはバーのラウンジみたいなところが有り、福岡名物しっぽく料理を出しています。私はあんまりしっぽく料理が好きと言う訳ではありませんが、馬鹿にするなと言うくらい安いんです。例えば水割りがたったの200円。安すぎです。しかも高級感はたっぷり。皇居の眺めも良い。お勧めです・・・・・っと言いたいところですが、どうも閉館して売り飛ばす計画らしいです。福岡県も余裕がなくなったのでしょうね。私の大切な東京の思い出が一つ無くなるのは大変寂しいものです。

さて、イギリス大使館です。当時私は建設業界紙の記者をやっていました。建設関係と言えば談合を思い出しますが、談合しているのかどうか。

こんな事大きな声で言えませんが、「あんまりマスコミは余計な事言わないでくれ」と言う雰囲気がたっぷり有り、マスコミはしょっちゅう立食パーティーに呼ばれていました。アカプリ、帝国ホテル等々の超高級ホテルでです。週三くらいの割合で私もパーティーに出てました。

このパーティーですが凄い豪華です。髪を結び上げたコンパニオンが大勢います。皆背が高いからモデルクラブに属しているのではないでしょうか。チャイナドレスなんか着ています。スリットの奴です。凄い世界です。コンパニオンだけで十数人いましたね。ギャランティいくらなのか判りませんが、全員グットルッキングですから高いと思います。銀座のホステスなんか逃げ出すほどのコンパニオンです。これは金がかかっています。

そんなコンパニオンに水割り等をお願いするとニコッと笑みを浮かべ渡してくれます。プロです。これはやっぱり高そうです。

パーティーでは屋台が出ます。寿司、天麩羅、鰻、ステーキの屋台です。それぞれ屋台があるのです。私はここぞとばかり何度も並んで頂きました。美味しゅうございました。

料理を和洋折衷。何でもあります。特にビックリしたのはフルーツです。盆栽みたいになっています。ライチとか枝からもぐのです。もうこれ芸術品です。その芸術品を食べるのです。すげぇー。

それと蟹サラダにもビックリしましたね。だって蟹しか入っていないサラダなんですから。多分、高級蟹缶を300缶くらい開けてマヨネェーズをかけかき回しただけのサラダです。サラダと言えるかどうかは判りませんが、スーパーセレブな立食パーティーでしたわ。

あっーバブルが懐かしい。今の私は何なんだ。うわぁーん(涙)。

 

続く。

 

 

 

コメント
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