諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

鯰雲と鯖雲。そしてピンクの空。 その2

2013年05月25日 04時11分28秒 | 東日本大震災

続きです。

「鯰雲」って私が思いつきで付けたのですが、実際、そう呼んでいる人もいるみたいです。

地震直前に鯰が暴れるから「鯰が地震を起こす」と思われているのでしょうが、この鯰雲も地震の直前に出て、「地震=鯰」になったのかも・・・・・・。

鯰と言えば、以前、鯰が神様、もしくは殿様の格好をして、千両箱を手に持ち、小判を撒いている江戸時代の風刺画を見たことがあります。

当時は何のことやらサッパリ分かりませんでしたが、3.11を経験した今は「はは~ん」と思いました。地震が起こると儲かる人がいると言う事です。

実際、2011年に宮城県は夕張市の様に経営破綻が避けられないと言われていましたが、今回の震災で国も流石に見捨てる訳には行かず復興という形で支援しているし、完璧に低迷していた仙台の建設業界は息を吹き返したばかりか、早速、資材費、人件費、そして利益を2割増以上に設定し、多額の利益を上げています。

しかも、宮城県民の所得、有効求人倍率、そして地価の下落率は全国ワーストクラスでしたが、現在はどれも全国一位の上昇率になっています。アベノミクスの一つの原動力にもなっていると言えます。

でも、消費税の段階的アップも拍車をかけ、一気に以前の殿様商売を復活するとは、流石仙台の職人気質というか、商魂というか、呆れるモノがありますね。それでなくても東京よりも遥かに高い手間代取っていると言うのに・・・・・・。

まあ、仙台の大工さんたちに限った話ではないですけど、昔から大工さんたちは鯰を神様として信仰する風習があったようです。皮肉な話ですが、誰かが不幸にならなければ、幸せになれないのが世の中の仕組みなんだなぁーと、つくづく思いました。

「鯰雲」から話は変な方に行っちゃいましたが、地震雲の話に戻ります。

次は「鯖雲」です。魚編にブルーです。「鰯雲」とも言います。魚の鱗状の雲です。

実際、「鯖雲」は典型的な地震雲だそうです。何であんな状態の雲になるのか不思議です。私には分かりません。

実は私、今、ちょっと鯖がキーワードになっていまして、鯖から神道や伝説を考えているのですが、今の所、断言出来るものは有りません。

ただ、ピンク色の空と関連があるとしたら、ちょっと面白いですねぇー。何れ考えがまとまれば「瀬織津姫は塩鯖がお好き?!(仮題)」でお話したいと思います。

「飛行機雲がクロスしたような雲」に付いても、地震の知識が殆どない私には分かりません。ただ、先の「阪神・淡路大震災」の時も直前に出ていた様です。

飛行機雲がクロスする訳ですから、大空に雲がバッテンを描く訳です。何か神が神罰を下す感じがしますねぇー。バッテンだらけのテスト用紙を思い出しましたわ。まさかとは思いますが・・・・・・。

最後に「ピンク色の空」です。前回の東日本大震災の時も出ていました。

今回はさほどショッキングなピンク色ではなかった様ですが、地震の2~3時間前に出ていたのですから、午後1時を下った時間帯でしょうか。それだと夕焼けの筈はないです。やはり、地震に深く関連していると思います。

まあ、素人なんでね。地震と地震雲の関連なんて私には分からんです。すんませんです。

でも、まあ、地震の神様は「鹿島神」なんですよ。タケミカズチ尊が関わるのかは分かりませんが、鹿島神がタテカシマ神であるとしたら、鹿島から旅立ったとされる鬼渡神の阿須波神が関わっていると思われます。

そうなると「ピンク色の空」も神道的見地で色々考えられます。

何れ考えがまとまったら、またお話したいと思います。

 

ではでは。

 

 

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鯰雲と鯖雲。そしてピンクの空。 その1

2013年05月23日 09時17分20秒 | 東日本大震災

先日、私の母親が所属している老人会の人にワラビ・ゼンマイ・ふきのとう・ウド・たらの芽等の山菜を大量に頂き、天プラやおひたしにして毎日食べてました。

何でも県北の鳴子で取ってきたそうです。いやー、流石に天然物は美味しいです。昨日で全部消化しました。

そして今日、ニュースを見ていたら、宮城県の大崎市で山菜取りしていた人の取ったゼンマイから、基準値を大幅に超えるセシウムが出たなんて言ってるじゃないですか。

鳴子って大崎市にあるんですよ。もう、かなり大量に食べた後ですよ、私。大丈夫かねぇー、私。

チョット心配になっていたのですが、急に背骨を中心に体の節々が痛くなるし、歯が全体に痛くなるし、大丈夫ですかね、私。

歯の痛み、体の節々の痛みは心筋梗塞の前兆とか言っていましたけど、セシウムと合わせて心配になってきました。

でも、こういう時はレシチンがイイんですよ。レシチンは血管の内部にワックス状にくっついた悪玉コレステロールを溶かす働きがあるんです。

例えば、マヨネーズを作る時、サラダ油と酢を使いますが、油と酢は分離します。でも卵を入れると一体化しますよね。それは卵に入っているレシチンがサラダ油の粒子を溶かし、酢(水も同じ)粒子まで細くするからです。

昔とった杵柄で、サプリメントの広告記事書いていた事があるのですが、レシチンの効能は確かです。

心筋梗塞、脳梗塞が心配な方はお試しあれ・・・・・・、何て書いている場合じゃないですね。セシウムだけはどうしようもないです。

宮城県は海もダメだし、渓流もダメだし、山菜もダメだと、もう全部ダメな様な気がします。

ホント、どうなるのだろ。

えー、最初から話は脱線しました。ここからが本題です。

先日、宮城県に震度5強の地震がありました。私の住んでいるところは震度4程度だったのですが、結構揺れまして、私も母親も外に出ました。いゃー、もう、地震恐怖症です。怖くてしょうがないです。

その後、何気なく、地元・宮城県、松島・塩釜在住の「ひーさん」と言う方が書かれている、「ひーさんの散歩道」と言うブログの「地震雲?」と言うタイトルの記事を読んだのですが、地震の2~3時間前に幾つかの地震雲らしき雲が出ていたそうです(詳しくはひーさんのブロクの写真を見てください)。

写真は「大鯰が漂っている様な雲」、「鯖雲・鰯雲と呼ばれる鱗状の雲」、「飛行機雲がバッテンに交差した雲」、そして「空にかかったピンク色の影」です。

 

つづく。

 

 

 

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修林壇跡地にて。 その2

2013年05月22日 00時14分42秒 | 神道

続きです。

まー、色々大変そうに作業というか、掃除していた方は70代の御爺さまでした。

私はジッーとその様子を見ていたんです。話し聞きたいなぁーと思いながら・・・・・・。

そしたら御爺さま、私に気がつきましてね、こっちに歩いて来ました。そして「この道は行き止まりだよ、下、階段だし・・・・」と声をかけて来たんです。

まあ、軽自動車が道を塞いでいた為、通れず止まっていると思ったのでしょうね。

私は「いえ、社を見せていただきたいと思いまして・・・・・・・」と語るやいなや、

御爺さま、晴れやかな顔をしまして私に近づき、「私は神道と仏教をやっている者です・・・・・、これまでの宗教は互いに争い良いものとは言えませんでした・・・・・、これではイカンと神様たちが集合しつつあります・・・・、私は『シーダーなんちゃら大師??』を新興しています・・・・・、私は神道や仏教だけでなく、ユダヤ教、ヒンズー教、イスラム教等も合わせて信仰してます・・・・・、30代の頃、インドを旅してました・・・・・・、偶然、イエス・キリストがバクテスマを受けた所にも行ってました・・・・、インドでは私に光が入って来ました・・・・・、神様の前では知識は必要ありません・・・・・、私のチャクラに天御中主が入って来ました・・・・・・、恐れ多いので、出て行ってもらいました・・・・、お金なんて全然必要ありません・・・・」等々、一気に話してきた訳です。

まぁー、一人新興宗教教団+スピリチュアルな方と言う事なんでしょう。私は神道、仏教、ユダヤ教の事までは話を理解しましたが、ヒンズーにイスラム、そしてシーダーなんちゃら大師の事はチンプンカンプンでした。

ても、この御爺さまの言っている事、何となくですが正しい事言っているんだなぁーと思えました。そして純粋さを感じました。

普通の方なら狂人としか思えないのでしょうけど、私もだんだん狂人になりつつあるんでしょう。最近の私は、何でもカジってみよう、信じてみようと思うようになってましたしね。

この御爺さま、お名前をTさんと言いまして、現在はガードマンをしているそうです。

手作りの社がある場所は、先祖の墓があった場所で、この区画だけご自分の所有地との事です。そしてご自宅をマンションに建て替えたた為、仏像類を置くすスペースがなくなり、仕方なく、この場に社を建てて、仏像類をお祀りしたとの事でした。

私も鬼渡神、つまり仁和多利大権現に因縁を感じでいる事、そして鬼渡神とそのお祀りしている仏像類とは辻褄が合う事、そしてそして鬼渡系の神社に祀られている神に付いて語ったのですが、流石によくご存知でした。

瀬織津姫の事もよく知っていたのには驚きましたね。

まあ、そう言う事で、話が弾んで時間が経ち暗くなり、Tさんも掃除が残っていたんで、お互いに連絡先を交換してお別れしました。

普通の人は変わった人がいるもんだねぇーと思うでしょうが、私、これが本来の宗教だと思うのですよ。「神と自分」、それで全て終結すると思うんですよね。

ここに教祖が現れ、権力を持ち、神の名を語り、権利を行使するのは宗教とは言えません。そうなったからこそ宗教戦争が起こった訳ですからね。

教団となり、大勢の信者を集める必要もないし、人を信仰する事など愚の骨頂だと思います。

シンプルに自分の信じる神に近づくだけで良いのだと、Tさんに会って思いましたね。

 

ではでは。

 

 

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修林壇跡地にて。 その1

2013年05月21日 00時10分30秒 | 神道

修林壇なんて言っても、誰も知らないでしょうねぇー。私も割と最近知ったのですが、多分、100人程度の方ぐらいしか地元でもご存知ないと思います。

大変マイナーは話なんですが、まあ、聞いてやって下さい。

さて、昨日、5月20日に何時もながらバイクを走らせ用足ししていて、何気なしに昔、仁和多利権現が鎮座していた場所に行ったんでがんす。

その場所は修林壇と言うお寺があった所で、地名は鳥井原(ニワトリだけに??)。現在は罰当たりにも大きなマンションが建ってます。

現在、その修林壇は神仏分離で仁和多利権現は廃止となり、祭神をイザナギ尊・イザナミ尊に変え、別の場所に二柱神社として営業・・・・・じゃない、運営??しています。

この修林壇があった場所は、かなり広い面積があったようで、マンションや家が建ったにもかかわらず、チョットした公園の様な、空き地のようなスペースがあり、そこに2坪程度の小屋??のようなサイディングで出来た社が残っているんですよ(20位の石碑もあります)。

その中には、うーん、何と申しましょうか、諸々の仏像や千手観音像、木製の虎、象が持ち上げている観音様等々、入りきれない御神仏がぎゅうぎゅう詰めに置かれているんです。

これ、普通の人が見たら、かなりの違和感と言うか、存在感と言うか、うーん、簡単に言うと不気味に思いますね。多分、近所の人たちも多少ならず困惑しているかも知れないです。

でもね、鬼渡神の仏号は「大悲十一面千手観音」と言う「大いなる悲しみを救ってくれる有難い神様??」な訳で、中心に千手観音像が祀ってあるのは合っているんですよ。

しかも、粗末な板切れではありますが、アラハバキ神、天御中主神等々書かれているのですが、鬼渡神を遡ればそれも合っています。

まあ、世界平和とか、全宇宙なんたら・・・とか書かれていますので、どっかの新興宗教か、真光教の信者がこの社を建てたのかと思っていたのですが、真光教にも鬼渡神との関連が考えられる「伊豆能女」が中心に祀られていますので、それも合っているなぁーと思っていた次第です。

そして、一度、この社を管理している方が居るのであれば、チョットお話してみたいなぁーと、予てから思っていた訳なんです。

そして、そして、今日、行ってみたら、社の前にエンジン付けっぱなしの白い軽自動車が止まっており、社の中で何か作業している方が居たんですよ。

まあ、最近、伊豆佐比売神社や三居沢不動尊等で偶然と言うか、悪い意味??での奇跡が続いていたんですが、これも又、奇跡です。ここに来たの3回目だったので、本当にそう思います。

とは言え、人見知りの私なんで、その作業を見ていたのですが、狭い社にぎゅうぎゅう詰めの仏像類ですからね、窮屈そうに出入りしていて社に付いてあった大きな扁額??に肩がぶつかり、「バキッ」と大きな音を立てて変額が外れ落ち、エライ大変そうでした。

 

つづく。

 

 

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蔵王刈田嶺神社の伝説。 その5

2013年05月20日 13時00分42秒 | 伝説

続きです。

正直、今回のお題は落としどころが難しくて困っています(何時もの事かも・・・・・)。

さて、仮に「大山祇神=速秋津姫」だとすると、速秋津姫の子・天之水分神・国之水分神は、大山祇神の子・磐長姫、木花開耶姫とする考えも出てきます。

木花開耶姫は富士山に鎮座する浅間神社の祭神でありますが、その理由は休火山の富士山の噴火を防ぐ為に、山神の子であり、水神でもある木花開耶姫を祀っているとの説があります。

大山祇神には「手名稚尊」や「木花知流姫」等々、まだまだお子さんがおりますが、私は磐長姫や木花開耶姫と、同神の可能性が高いと思っております。

まあ、シドロモドロでは御座いますが、これが「大山祇神=速秋津姫」説の一つ根拠です(今一、自信はありませんが・・・・・)。

話を「蔵王権現=水分神=速秋津姫」説に戻しまして、鬼渡神との関連を探ってみます。

 実は、これは考えがまとまったら書くつもりだったのですが、鬼渡系の神社には三渡神社、見渡神社、美渡神社等があります。

私同様、鬼渡系の神社を調べている方の一人は、三渡神社が「サント」と読める事から鬼渡系の神社はイエス・キリストを影で祀っているのでは・・・・・と思っている様ですが、私は「ミト」と呼ぶのではと考えます。第一、「見渡」、「美渡」は「サント」と呼べませんしね。

そして「ミト=水戸」。つまり「湊」であり「河口」です。速秋津姫は「河口の神」であると述べましたが、別名・水戸神とも呼ばれています。

まあ、以上がチョット苦しいですが「鬼渡神=秋速津姫」の一つの証明です。この点は、何れ更に補強した記事を書きたいと思います。

っと言う事で、蔵王山に祀られている水分様を速秋津姫と仮定した場合に話を戻します。

そうなると月山の月読尊のもう一つ??のお姿は誰なのか・・・・・・。ここからが暈しどころです。

速秋津姫の兄弟には、姉か兄かは存じませんが大屋昆古尊がいます。

速秋津姫は瀬織津姫から人間の罪・穢れを受け取り、気吹主にそれらを渡します。

瀬織都姫はマガツヒ神とされていますが、ナオビ神は誰なのか。

マガツヒ神とナオヒ神は、どちらも先に産まれた話が紀記には残っている。

月山からは鳥海山(主祭神・大物忌主、配神・月読尊)がよく見えます。

鳥海山には手長足長伝説と、ナガスネ彦尊やニギハヤヒ尊が登山した説話が残っています。

鳥海山の「鳥海」は「トミ」と読めますが、ナガスネ彦尊やニギハヤヒ尊の名前の出だしにも「トミ」が付きます。

宮城県には荒雄川神社が里宮と奥宮に分かれて鎮座しており、里宮にはスサノオ尊と瀬織津姫、奥宮には大物忌主が祀られている(どちらも月山、鳥海山からさほど離れていない場所に鎮座)。

うーん、まあ、チョット関係ない事もくっちゃべりましたが、検討材料はこんな所ですがね・・・・・・。

後の考え、月山に祀られた妹神は誰なのかは、このブログを読んでいらっしゃる奇特な方にお任せしたいと思います。

くれぐれも「言うなかれ、聞くなかれ」なので、其処の処、宜しくお願いします。当方は責任持てませんので・・・・・。

 

出羽出羽・・・・・・・じゃなかった、ではでは。

 

 

 

 

 

 

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