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諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

サンタクロースの正体は鬼!?

2013年12月17日 00時01分05秒 | 伝説

師走です。そろそろクリスマスです。ケーキを食べる日です。私にはその程度の日です。もっとも無駄に過ごしてしまった日々を悔やむ時期と重なります。気が重くなるだけの事ですね。

ところで前々から考えていたのですが、サンタクロースって何者なんでしょうか。

まっ、私だってサンタクロースのモデルが、聖ニコラウスだって事は知っています。

ニコラウスはクリスマスの日に身売りせねばならなくなった娘を不憫に思い、その娘の家の煙突から金貨を投げ入れたら、煙突の下に干していた靴下の中に入った。その金貨で身売りせずにすんだと言う話です。

それがどうしてトナカイのソリで空を飛んでプレゼントを呉れて回るって事になったのでしょうか。それも赤い服着て。

更にドイツのサンタクロースなんかは双子で、赤白の服を着た方のサンタは良い子にプレゼントを、黒茶の服来たサンタは悪い子にお仕置きをするそうです。

この話、秋田のナマハゲに良く似ていますよね。

黒茶の服では無いですが、黒っぽい着物で笠蓑着付けているので、黒茶と言えば黒茶です。そして青いナマハゲは女性とされていますが、日本では黒を青と呼んだりします。

「泣く子はいねーがぁー」と包丁持ってのし歩く姿は、黒茶の服着たドイツのお仕置きサンタとよく似ていると思います。

そして通常のサンタは、赤い服着て白い髭面の大男のイメージです。これも日本の赤鬼そっくりです。何でサンタはそんな姿となったのでしょうか。

私、その理由、正しいかどうかは判りませんが本で読んだ事があります。

クリスマスの前後、夜空の北斗七星に赤い人影が写るからなのだそうです。

私は望遠鏡は持ってませんし、星座の知識は無いので見たことなんてありませんが、見える人には見えるそうです。

多分、その見える人って霊能者なんでしょうね。私にはよく判りませんけど・・・・・・。

でも、本当に北斗七星に赤い人影が写るのであれば、日本でも赤い影が見えても可笑しく無いはずです。もしかしたら、鬼はそこから生まれたのではないでしょうか。

そう思って北斗七星と鬼の関連を調べました。ハッキリ言ってよく判りませんでした。

でも、東北って鬼のイメージですよね。

アテルイとされる悪路王や大獄丸は鬼とされてます。ネブタ・ネプタ祭りは鬼が坂上田村麻呂に成敗されて喜んでいる祭りですから、東北、特に青森県は鬼のイメージがあります。京都の鬼門も東北の方向ですしね。

そこで鬼門と北斗七星の関係を調べました。

結果、京都の鬼門は青森県。その青森県には坂上田村麻呂が北斗七星の形に配置した七社の神社が存在してました。上から大星神社、浪岡八幡宮、猿賀神社、熊野奥照神社、岩木山神社、鹿島神社、乳井神社です。

これって鬼とされる蝦夷の人間を、北斗七星の信仰、つまり妙見信仰で封印していると考えていいんじゃないでしょうか。勿論、断言は出来ませんが・・・・・・・。

もしかしたら坂上田村麻呂も北斗七星に赤い人影が写っているのを見た。それを見て鬼が北斗七星により封印されていると考えた。

そこで蝦夷を鬼として青森県に北斗七星の形に神社を配置し、蝦夷の活動を抑え込もうとした。

西洋ではサンタクロース。日本では鬼。西洋と東洋の宗教は、正反対の様で案外似ている点があるので、これ、結構辻褄が合うんじゃないかと思えます。

もっともキリスト教徒の方に「サンタクロースは赤鬼だ、デビルだ、オーガ(頭が悪い西洋の鬼)だ」なんて言ったら。聖水かけられるでしょうけどね。

 

ではでは。

 

 

 

 

 

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瀬織津姫はウナギの女神。 その3

2013年12月16日 00時09分48秒 | 瀬織津姫

もうチョット続きます。

「大蛇になった娘は、そのまま荒川にドボン。荒川を遡って折峠と言う場所に居住。山を崩したり、田畑を埋めたりと悪さをしていたが、目の見えない座頭の琵琶の音に聞きほれていたら罰が当たって死んだとさ」と言う事です。

ここでチョット追記しますと、大蛇を殺した炭焼きの男が住んでいたはその後「蛇喰」と呼ばれる様になったそうです。

この話、地名事典で有名な吉田東伍さんが、大蛇になった娘が住み着いた「折峠」について語っています。

「折峠(オリトウゲ)の『オリ』について、出雲の肥川上流にある大呂と言う地名は、八岐大蛇伝説から大呂となった説がある。折峠の『オリ』もオロチが転化して『オリ』となった」としています。

ここでやっと本題です。「オリ=大蛇(オロチ)」なら、瀬織津姫の織(オリ)も大蛇の意味かも知れませんよね。

そとで瀬織津姫を直訳すると、「川の瀬に居る女体の大蛇」となります。更に「瀬=川」、「織=蛇」。瀬織津姫の「津」は間接詞で「~の」の意味ですので、「川蛇の姫」となります。

この「川蛇」は「川に居る蛇」になりますが、川蛇とはウナギを意味します。ウナギは川の中を泳ぐ蛇と考えられていたのです。

そうすると瀬織津姫は「ウナギの姫」。更には「ウナギの女神」と訳せない事もないです。

そこで先に述べた三居澤不動尊に戻ります。

太いウナギが居た三居澤不動尊です。この三居澤不動尊には鰻塚があります。そして三居澤不動尊の瀧に隣接する山には、亀岡八幡宮が鎮座。そして伊達政宗が亀岡八幡宮を分霊する以前、その地には瀬織津姫を祀っていた瀧澤神社があった。

つまり、三居澤不動尊の瀧は、瀬織津姫の瀧と言えるのです。そして三居澤不動尊にはウナキと瀬織津姫も祀られている。あの時見た太いウナギはもしかして・・・・・・・・・・。

まあ、だからと言って「ウナギ=瀬織津姫」とは、流石に私も言わないです。でもウナギは瀬織津姫の眷属、或いは使いかも知れないですね。

ウナギは虚空菩薩の使いで、白山信仰にも関連していると言うのであれば、瀬織津姫も白山信仰同様、虚空菩薩との関連も何かしらあるかも知れません。

うーん、今回は殆どこじつけレベルのお題となってしまいましたが、もしかしてもしかしたらと思いまして書いてみました。

 

ではでは。

 

 

 

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瀬織津姫はウナギの女神。 その2

2013年12月15日 11時21分13秒 | 瀬織津姫

続きです。

その後、三浪男は四度目の東北大受験に見事に失敗。もう四浪は出来ぬと第二志望の筑波大に入学しました。

筑波大学も良い大学ですが、現役の時も筑波大は受験して合格していたそうです。

まぁ、本番に弱い性格なんでしょうね。三年間を無駄にしたと落胆してましたわ。今頃サラリーマンやっているのか判りませんが、私なら農家の方が良いですね。農家の方が性分にも合ってますし。

三浪男ももしかしたら今、農家やっているかも知れませんが、中途半端に頭が良いのも問題です。頭の悪い私も無理に大学に入って、無理に大変な会社に入り、自分の不運と実力の無さを嘆いたものですが、人間、無理をせず生きるのが一番幸せと思う今日この頃です。

そんな話はどうでも良いのですが、ウナギが神様でウナギを食べない地域は何処にあるのでしょうか。旧・古川市の農家出身の知人にウナギへの信仰に付いて聞いた事がありますが、全然知らないと言っていました。

だとするともっと県北の可能性が高いと思います。三浪男は古川高校卒なので、旧・古川市、つまり現在の大崎市です。農家ですから大崎市でも県北の可能性が高い。そうすると鳴子町付近か。

鳴子付近と言ったら瀬織津姫を祀る荒雄川神社・里宮、大物忌主を祀る荒雄川神社・奥宮辺りがウナギを食べないのかも。

荒雄川の「荒」、つまり「アラ」は本来は産鉄を示す言葉です。暴れ川の意味合いの「荒」はずっと時代が下っての意味です。

荒金と書くと思いますが、「アラカネ」は鉄の意味ですし、古代朝鮮の地名に「安羅」と呼ばれていた地域がありましたが、ここも産鉄の地です。産鉄と川はイコールと考えて良いですから、荒雄川は産鉄の川であり、産鉄族、つまりアラハバキ神信仰の地だと思いますね。

そして荒雄川神社には瀬織津姫が祀られている。大物忌主も瀬織津姫と考えて良いでしょう。そんなとこからも「瀬織津姫=アラハバキ神」とされる説の一つだと思います。

話をウナギに戻します。

ウナギは虚空菩薩の使いと言う話も有ります。そして虚空菩薩は白山信仰との関連も指摘されます。大崎市は信仰の地であり、蝦夷の血の色濃い土地です。何かしら関連がある様に思えます。

その後、そんな事は全然忘れていました。そして先日「越佐物語 近江雅和・著」と言う本を読んでいてピクッと来ました。

話はこうです。

「昔、あるに炭焼きの男が居た。何時ものように炭焼きをしてると大蛇が現れた。男は力に自信があり、鉈を持って大蛇と格闘し大蛇を殺す。男は大蛇を解体し、美味しそうな部位を桶中に漬け、洞穴に保管し、炭焼きの仕事に戻る。炭焼きの男にはオシマと言う美しい娘が居て、桶の中の蛇肉を発見。焼いて食べたら美味しかったので全部たべた。オシマは何故か喉が渇き、裏の荒川に行き水を飲んだ。そして水に写った自分の姿を見てビックリ。娘の姿は大蛇になっていた」。

 

つづく。

 

 

 

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瀬織津姫はウナギの女神。 その1

2013年12月14日 12時07分52秒 | 瀬織津姫

私の故郷は福島県いわき市です。いわき市好間町で新聞販売業をしていました。

この好間町ですが、常磐炭鉱の町でした。そして炭鉱が閉鎖。失業者の町になってしまいました。

詳しくは「フラガール」と言う映画を見ていただければお分かりになるかと思います。

まあ、そんなこんなで好間町では暮らしていけなくなったので、宮城県仙台市に引っ越し。仙台市の中心にある肴町、今の大町で新聞販売業を営む事になりました。

この肴町は住みやすい街でした。゛仙台市の中心に位置していながら、近くには西公園、広瀬川、スポーツセンター等々、遊べる場所が多かったです。

中でも私のお気に入りは「交通公園」です。足で漕ぐゴーカート??が好きで、よく通っていました。

この交通公園は広瀬川に面した場所にあり、隣は瀧を本尊とする「三居澤不動尊」と、日本で最初に建設された水力発電所があります。水がキーワードの場所です。

そしてある日、何時もの様に交通公園にで遊んだ帰り、三居澤不動尊の瀧の水が流れている小川を何気なく見たら、異常に太っているウナギを発見しました。長さは精々70センチ程度だと思いますが、太さは大人の腕位あります。最初はナマズかと思うほどの太さです。ビビッと来る位ビックリしました。

そのウナギは小さい淵の底に動かずに居ました。まるで落ちている様にです。最初、死んでいるのかと思いましたが、死んでいたら白い腹を見せている筈ですし、流される筈です。動かない事は生きている証拠とも言えます。一先ず安心しました。

しかし、このウナギ、このままではマズイと思いました。何んせ太くて美味しそうなウナギです。しかも動かないから、人に網で簡単にすくわれてしまいそうです。

目の良い鷲や鷹、鳶にも狙われそうです。ウナギの命は風前の灯火ではないかと思います。

小川は広瀬川に注いでいますので、石を投げてウナギを下させようかとも考えましたが、ウナギにぶつけてしまったら可哀想ですし、見守るしか無かったです。

その後、数日間、ウナギの安否を確かめに通っていました。ずっーと同じ淵に居ましたが、暫くして姿を消しました。

私もその後、肴町を離れ、仙台のベッドタウンに引越し。勿論、そこで新聞販売店を続けてます。

そしてバブル時代の到来。人手不足で苦労してました。そこで私考えました。

古い下宿の家を所有していたもんで、そこに新聞配達するだけでタダで住まわせたんです。

それで入ってきた男が居ました。宮城県では名門の古川高校出身の三浪の男です。どうしても東北大学に入りたくて浪人続けているそうです。実際、古川高校ではトップクラスの成績で、偏差値では合格圏内に居るそうですが、何故か不合格で浪人のままだそうです。

その男の家は農家で、親も家業を継げと言っているのですが、本人はどうしても東北大に入りたいし、入れる筈だと思っている様です。

まっ、それは良いのですが、その浪人男は今までウナギを食べた事無いといいます。ウナギは神様、もしくは神様の使いと言うことで、その土地の出の者は、絶対ウナギを食べないそうです。

ウナギは食べないそうですが、不思議な事に同じ仲間のハモ・穴子は食べて良いそうです。

私、その浪人男にハモ・穴子と比べてウナギの味はどうなのか尋ねられましたが、ウナギの方が数倍旨いとしか言えませんよね。ハモも寿司屋で食べると美味しいですが、丼だとウナギには遠く及ばないと思います。

その説明では納得できない様でしたが、ウナギの味をどう表現していいのか判らんですよね。魚の中で一番美味しいと思いますが、私もウナギが神様なら食べません。

未練が残るでしょうが、運命と思って諦めるしかないでしょうね。

 

つづく。

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幽霊との対峙。 その4

2013年12月13日 01時23分39秒 | 霊体・恐怖

続きます。

ちょっと勇気が要りましたが、私はその男に背を向けました。もう後ろからの攻撃覚悟です。

そして1歩、2歩と歩き、「ピャアー」と声を上げ手を広げて後ろを振り向けば幽霊なら消えるだろうと何となく思っていました。いや、「幽霊なら消えろ」と念じて声を出して振り向いたと言った方が正解です。

そして「ピャア~~~(ふざけた声ですけど、ワッとかだと怒りを買いそうだったので)。・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱり消えていました。思ったとおり幽霊でした。

その男に背を向けて2歩歩き、「ピャアー」と声を出して振り向いたまでの時間はせいぜい2秒です。たった2秒で跡形もなく消えてました。

断言しますが2秒足らずで私の視野から消えるのはリサイン・ボルトだって絶対不可能です。音もせず消えたのです。人間では絶対不可能。間違いなくあの男は幽霊です。本当に間違いありません。誓って断言します。

こうなると多少怖さが増して来ました。「もう、これで目的は達成した」と思い社までは行かずそのまま引き返しました。確かに怖さを感じましたが、その反面嬉しさもありましたけど・・・・・・。

「幽霊が居るのなら神も確かに存在する筈だ」と嬉しさが込み上げての逃亡と言って良いでしょう。変な話ですけど喜びながら逃げました。あっはははははははっ。

でも今になって考えたら、その幽霊に触れば良かったと思いましたね。多分、感触はあったと思います。それだけしっかりとして姿でしたので。ホント触っていれば良かった。失敗しました。

それで、もしその幽霊を掴めたならどうなっていたでしょうか。

私はそのまま霊界に連れて行かれたかも知れません。もしかしたら消える事が出来なくなり、そのまま幽霊を連れて帰ることが出来たかも知れません。

そうなったら凄いでしょうねぇー。まあ多分、消えちゃうでしょうけど・・・・・・・・・。

さて翌日、この出来事を両親に話ました。私の両親は私と全く違う思考する人間です。やはり私の話は信じられなかったようです。

次に例の神社の禰宜をしている友人にメールしました。

直ぐにメールが返信。してその内容は「そいつは幽霊ではなくホームレスだ。うちの神社にも住み付いている。賽銭泥棒してやがるんだ。間違いない」と言って来ました。

私は「ホームレスの身なりではなかったぞ。たった2秒で私の視界から消えるのは不可能だ。間違いなく幽霊だ」と返信。

彼は「最近のホームレスはちゃんとした身なりをしている。賽銭泥棒の言い訳できる様に身なりはちゃんとしているのだ。第一、神社はちゃんと結界を張っている。結界張っていれば幽霊などでる筈が無い」とまたまた返信。

そう言えば友人の神社は薄気味悪い雰囲気は皆無です。夜でも清々しさを感じます。自殺者も出ていないと聞きます。仙台空襲で集中的に攻撃され、火の海と化した筈なのに恐ろしさは感じられません。

現に周りの建物は焼き払われたのに神社の社は無傷でした。その神社だけが残っていたらしいのです。これって結界の効果なんでしょうかねぇー。

幽霊が出た神社は以前に自殺者も数人出て居ました。考えてみればあの男の幽霊は石段の脇に立っていた。もしかしたら石段まで結界が張られていて、土の部分は張られて無かったかも知れません。

私はそれでも「あれは間違いなく幽霊だ」と言い張り、禰宜の友人も渋々納得した見たいです。

その後、私もあの幽霊に付いて色々考えを巡らしました。間違いなく霊体だとは確信していますが、幽霊と言うか悪霊だったのでしょうか。神社に悪霊が居るものなのでしょうか。

でも私を歓迎している顔ではなかった。もしかしたら祀られている武将の眷属だったのでは。いや、もしかしたら死神では。うーん判りません。

ただ、一つだけ確かな事は「神社や神を試してはならない」と言う事です。それだけは確かだと思いました。あの幽霊の表情を見て。あの男は私に対しては悪霊の筈ですので。

 

ではでは。

 

 

 

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