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腰痛の件で、息子に連絡を入れてみました・・・
過去に医者に診てもらった時の診断では、
生まれつき骨盤が歪んでいるから、負担がかかって痛みが出ている・・・と
ただ、妻に聞いたところによれば、
やはり中学時代の頃、腰が痛いと言っていた・・・と
その頃が、一番きつい練習をクラブでやっていた頃なのです・・・が・・・
兎に角、5月5日のブログ慢性腰痛に苦しんでいる息子
ひょっとして成長期のスポーツが・・・?!を参考にしてみたら・・・と言っておきました。
今朝は、国立スポーツ科学センターの奥脇透さんとの一問一答を紹介してみようと思います。
~以下、5月9日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
成長期とスポーツ②
Q&A | |
![]() | 国立スポーツ科学セン ター副主任研究員 |
1984年 筑波大学医学専門学群卒。茨城西南医療センター病院、鹿屋体育大助教授(当時)などを経て2001年から国立スポーツ科学センター副主任研究員。ソチ五輪にも同行した。整形外科医。 | 奥脇 透さん |
才能つぶさず長い目で
成長期のスポーツ障害について、国立スポーツ科学センターのメディカルセンター副主任研究員、奥脇透さんに聞きました。――成長期に起きやすいスポーツ障害とは。
「小学校高学年から高校生にかけて起きる障害で、強いアクシデントによる外傷とは違い、日々のトレーニングで負荷や小さな損傷が積み重なり発症する慢性的なものです」「成長期は、まず骨の発育に伴う身長の伸びがピークを迎え、次に筋力増加のピークが来ます。どの時期にどんな障害が起きるかを理解してないと、過度な運動量や反復動作を課し、体を傷つけてしまいます。
トップ選手でも、長引くケガや疾患の火種がジュニア期にある例を見かけます」
――身長の伸びが著しい時期の障害は。
「目立つのは、骨の両端にある成長軟骨という部分が傷ついて起きる『骨端症』です。骨が伸びるのは、成長軟骨で盛んに細胞分裂が起きるためですが、この部分は外からの圧力に弱く、ひねりや反りの動作を繰り返すと、その負担で亀裂が入って痛みが出ます」「骨と骨が接する関節部分で起きやすく、野球選手の野球肘、バレーボール選手などに多い、膝のオスグッド病などがあります」
「痛みはじわじわと来るので、子供は我慢して運動を続け、悪化させてしまいがちです。初期なら痛む場所に負荷をかける動作をやめれば治ります。サインを見抜き、患部への負担の小さい練習メニューに切り替える工夫も大切です」
――伸びが落ち着いてからの障害は。
「代表的なものは疲労骨折です。特に女子は月経がない状態が続くと骨折しやすく、不妊になる恐れもあります。鉄不足による貧血も要注意です。多くの指導者が男性なので相談しにくい、婦人科に行きづらいなどの事情もあると思いますが、月経のことは結婚や出産にも影響します。指導者にも、そういう面での配慮も求められます」――予防策は。
「選手に身長と体重を測らせて、指導者や保護者が変化を把握し、成長に見合った練習させて下さい。成長には個人差がありますが、小学生は基本動作、中学生は正しいフォームを維持する体幹と持久力、高校生は強い筋力や応用動作と、段階を踏んで身につけていくのが良いでしょう」――6年後に東京五輪・パラリンピックが控えます。
「少子化が進む中、伸び盛りの時期にけがの治療が遅れて才能をつぶしてしまうのは大きな損失です。治療中のブランクは辛い経験ですが、中学、高校で伸びる選手もいれば、社会人で飛躍する選手もいます。見守る大人は焦らず、長い目を持って育ててほしい。トップ選手の多くは自分の体を熟知しており、自己管理の大切さを選手に教えることも重要です」(佐々木栄)