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身体機能を高めて悪化を予防しましょう!腎機能を維持する運動療法

2015-06-01 | 梅肉エキス



健康を維持していく上においては、定期的な運動が必要なのは承知していますので、

日常の15分~20分くらい筋トレとストレッチをやっていたのですが・・・

私の場合、上半身ばかりに集中していたような気がします。


以前から、家の中で出来る階段の昇降やスクワットも多少はやっていたのですが・・・

仕事柄、パソコンにしても・・・ミシンを踏むにしても前屈姿勢が大半な為に

腰に負荷がかかっていたようです。

最近は、土日には極力歩くようにしているのですが、

昨日は、1時間強ウロウロしただけで、太腿に極端な疲労感が・・・

日によっては、数時間歩いても全然如何もない時もあるのですが、

体の状態の良い悪いが、まだ繰り返しているようです。


ただ、右太腿の太さは戻ってはいないのですが、

スクワットは40回くらいは出来るように戻っています・・・目標は以前の100回ですが・・・

腕立て伏せは依然と変わらず100回・・・でも、

腹筋は怖いという意識があり、100回で止めるようにしています。

その分、肘をついて体を一直線に保ち、腰回りの体幹全体をトレーニングするようにしています。

後は入念にストレッチに時間をかけ、筋を伸ばしています。


ところで、運動が駄目だといわれていた腎臓病患者の方も、

最近では、運動することにより悪化を防ぐということのようで、

歩いたり、スクワットしたりと運動を取り入れた治療方法があるようですね。

人の体は、動かして初めて機能するように出来ているんですよね。


今朝は、この記事を転載してみようと思います。

~以下、6月1日読売新聞朝刊より抜粋~

 医療ルネサンス
腎臓を守る②  


機能維持する運動療法

 「壁に手をつかなくても出来るようになりましたよ」。聖マリアンナ医大病院(川崎市宮前区)のリハビリテーション室で、川崎市の男性(73)がスクワットをしながら喜ぶと、理学療法士の平木幸治さんが「ひざはつらくありませんか」と語りかけた。

 この男性は12年前、糖尿病の治療を始めた。腎機能低下で3年前から同病院の腎臓・高血圧内科に通い、運動療法を受けている。
 当初の運動量は1日1万歩を目標に歩ける範囲での歩行と、スクワットと爪先立ち、握力トレーニングを各20回。男性はこれまで、定期的に運動をしたことがなくて、最初は嫌々続けていたが、慣れてくるとつらくなくなったという。
スクワットの際に指導する平木さん
腎機能が低下した男性がスクワットをする際に
指導をする平木さん(聖マリアンナ医大病院で)


 運動を始めて1年後には、歩ける歩数が7000歩増えて1万2000歩に、握力(両手の平均)は2割増えて28㌔になった。駅の階段などで手すりを使わずに上り下りできるようになった。腎機能は悪化せず、維持されており「こんないいことはありません」と笑顔を見せる。

 同病院は2006年から糖尿病などが原因で腎臓病となった患者に、専門医と理学療法士らが連携して運動療法を実施している。腎臓病の患者は運動をすると腎臓に負担を与える恐れがあるとして、かつては控えるよう指導されてきた。しかし、最近の研究で、その「常識」が覆った。

 同病院で12年から1年間、運動療法を行った14人を分析したところ、腎機能は悪化しなかった。腎臓・高血圧内科教授の柴垣有吾さんによると、運動で腎臓病の原因である糖尿病や高血圧などが改善し、腎機能の維持につながるという。

 腎臓病患者にとって、怖いのは、腎機能の悪化だけではない。腎機能の低下に伴って運動量が減って身体機能が低下し、結果、死亡率が上昇してしまうことだ。

 14年に発表された台湾の研究によると、中~重度の腎臓病患者約6300人で、定期的に歩く人と歩かない人を比較したところ、歩く人の方が死亡率で3割、透析などへの移行は2割少なかった。

 柴垣さんは「患者は高齢者が多く、決定的に悪くなってから入院し、寝たきりになってしまうケースがある。そうなる前に身体機能を高めて悪化を予防することが大切だ」と話す。

 但し、外来の腎臓病患者への運動療法は診療報酬で認められておらず、費用は病院側の持ち出しだ。
 理学療法士の平木さんは「国に腎臓病患者が運動することの大切さを理解してもらうとともに、腎臓病を熟知した理学療法士を育成することも重要だ」と指摘している。
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