敢えて言おう、貧乏くじをひかされたと。
脳梗塞から回復途上にあるオシムに代表監督を任せるのは酷だし無理だ。そこで、急遽後任に名前が挙がったのが、岡ちゃんこと、岡田武史氏だ。
既に知られているように、フランス・ワールド杯予選で加茂監督の更迭を受けて急遽、代表監督を任されたアマチュア監督だった。その後のジョホールバルでの歓喜を経て、本大会へ進んだが、稚拙なチーム造りと指導力のなさを敵チームから喜ばれる醜態であった。
でも、これは岡田氏をアマチュアと知りつつ監督をさせた日本サッカー協会の失態だ。その後、プロの監督となった岡田氏はJ2のコンサドーレ札幌をJ1に昇格させ、更に横浜Fマリノスの連覇を遂げている。日本人監督としては、屈指の実力者であることは、私も認めている。
ただ、気になるのはマリノス時代、アジア・チャンピオンシリーズに出場して、あっさりと敗退したこと。当時のマリノスは選手に駒をそろえていた文字通りの強豪であったから、敗退は監督を含めた首脳陣の失態だと私は考えている。
その監督を代表監督に据えるのは暴挙だと私は思う。はっきり言って、日本人監督でワールドカップに挑むには早過ぎる。しかも、名監督として世界に名を知られたオシムの後任でもある。
岡田氏は断るべきだったと思う。多分、相当悩んだのではないか。断れなかったのは、この人の性分な気もする。先輩でもある川淵チェアマンの面子もあったのだろう。
トルシィエ、ジーコ、オシムと皆、外国人監督は日本サッカー協会の言うことを聞かない人ばかり。彼らはチームを勝たせることのプロで、代表の試合に観客を集めることは重視しない。
人気選手でもある稲本や中田浩二らを使おうとしないオシムに、川淵Cは不満を募らせていたという。自分の言うことを聞く後輩に監督をやらせようと目論んだのも無理ないが、それでいいのか。
しかも、オシム路線の継承だと!岡田氏はオシムではない。その指導するサッカーがオシムのそれとはまったく別物なことぐらい、マリノスのサッカーをみていたならわかるはず。そんなに操り人形が欲しいのか。
正直、失望を禁じえない。岡田監督の下でも、南ア大会に出場できる可能性はあるが、日本チームの成長は厳しいと思う。岡田氏には、世界に通じるサッカーを指導する力は乏しいと思う。アジアですら怪しいが、選手には可能性がある。それが唯一の希望だ。
2005年のJリーグで、マリノスは大きく後退した。もはや強豪とは言えない。ゆえに岡田氏は更迭された。その後は、日本サッカー協会で閑職についていたとされる。その岡田氏を代表監督に据えた。
いったい何を考えているんだ?!
多分、岡田氏は分っていると思う。それでも引き受けた。だから貧乏くじだと思う。もし、万が一のことが起きたなら、川淵は絶対退任するべきだ。それがトップの責任だと思う。今回の騒動で分ったのは、日本サッカー協会が、まだまだアマチュアだということ。それも甘甘の大甘チュアだ。
脳梗塞から回復途上にあるオシムに代表監督を任せるのは酷だし無理だ。そこで、急遽後任に名前が挙がったのが、岡ちゃんこと、岡田武史氏だ。
既に知られているように、フランス・ワールド杯予選で加茂監督の更迭を受けて急遽、代表監督を任されたアマチュア監督だった。その後のジョホールバルでの歓喜を経て、本大会へ進んだが、稚拙なチーム造りと指導力のなさを敵チームから喜ばれる醜態であった。
でも、これは岡田氏をアマチュアと知りつつ監督をさせた日本サッカー協会の失態だ。その後、プロの監督となった岡田氏はJ2のコンサドーレ札幌をJ1に昇格させ、更に横浜Fマリノスの連覇を遂げている。日本人監督としては、屈指の実力者であることは、私も認めている。
ただ、気になるのはマリノス時代、アジア・チャンピオンシリーズに出場して、あっさりと敗退したこと。当時のマリノスは選手に駒をそろえていた文字通りの強豪であったから、敗退は監督を含めた首脳陣の失態だと私は考えている。
その監督を代表監督に据えるのは暴挙だと私は思う。はっきり言って、日本人監督でワールドカップに挑むには早過ぎる。しかも、名監督として世界に名を知られたオシムの後任でもある。
岡田氏は断るべきだったと思う。多分、相当悩んだのではないか。断れなかったのは、この人の性分な気もする。先輩でもある川淵チェアマンの面子もあったのだろう。
トルシィエ、ジーコ、オシムと皆、外国人監督は日本サッカー協会の言うことを聞かない人ばかり。彼らはチームを勝たせることのプロで、代表の試合に観客を集めることは重視しない。
人気選手でもある稲本や中田浩二らを使おうとしないオシムに、川淵Cは不満を募らせていたという。自分の言うことを聞く後輩に監督をやらせようと目論んだのも無理ないが、それでいいのか。
しかも、オシム路線の継承だと!岡田氏はオシムではない。その指導するサッカーがオシムのそれとはまったく別物なことぐらい、マリノスのサッカーをみていたならわかるはず。そんなに操り人形が欲しいのか。
正直、失望を禁じえない。岡田監督の下でも、南ア大会に出場できる可能性はあるが、日本チームの成長は厳しいと思う。岡田氏には、世界に通じるサッカーを指導する力は乏しいと思う。アジアですら怪しいが、選手には可能性がある。それが唯一の希望だ。
2005年のJリーグで、マリノスは大きく後退した。もはや強豪とは言えない。ゆえに岡田氏は更迭された。その後は、日本サッカー協会で閑職についていたとされる。その岡田氏を代表監督に据えた。
いったい何を考えているんだ?!
多分、岡田氏は分っていると思う。それでも引き受けた。だから貧乏くじだと思う。もし、万が一のことが起きたなら、川淵は絶対退任するべきだ。それがトップの責任だと思う。今回の騒動で分ったのは、日本サッカー協会が、まだまだアマチュアだということ。それも甘甘の大甘チュアだ。