ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

この一年を振り返って

2007-12-31 10:57:57 | 日記
今年一年を振り返ってみると、いろいろありましたが、無事に一年の終わりを迎えられて良かったと思います。やはり平穏無事な一年がなによりです。

私は自分が読んだ本の数を数える習慣がないので、何冊読んだかは分りません。今年一年に限って、一番印象に残った本は以下の通りです。

1 再読本では「山月記」 中島敦
 最初に読んだのは、多分高校生だったと思いますが、当時はあまり記憶に残っていません。やはり病気をして、それなりに苦しんだことで、印象がまったく違ってしまいました。いろいろと思い起こされること多く、再読の楽しみを満喫できました。

2 今年初めて読んだ本では「屍鬼」 小野不由美
 S・キングの「呪われた町」の日本版の感もありますが、苦悩する吸血鬼というのも新鮮で、凄い長編にもかかわらず一気に読めることが、実に爽快でした。

3 お気楽度No1は「だめっこどうぶつ」 桑田乃梨子
 駄目な動物たちの棲む森の奥深くには、美しい神秘の泉があります。その傍らには伝説の一角獣ユニコーンが、昼間っから一升瓶抱えて、アタリメ齧りながら貴方を待っています。是非お越しください。

さて、これから家で大聡怩ナすが、未読の本の山をどれだけ削れるか・・・嬉しくも悩ましい問題です。本年も残すところ後わずかですが、ご拝読いただきありがとうございました。年明け三が日まではお休みするつもりです。それでは、良いお年をどうぞ。
コメント (12)
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